根の塊を見つけた。焼き払う、切断するといった方法では破壊できなかった。他の方法を探さなければ。 紡ぎ手と相談した。彼女は乗り気でなかったが、私にたてつくとどうなるか知っている。だが、彼女が我々の目的を知っているとは思えない。 彼女の話によれば、「偉大なる木」はうろついている骸骨のどれか1つに静かに根を下ろしているという。成長すると頭蓋骨を貫通し、ガーディアンが根を守るために置かれるのだという。 ガーディアンは長いこと眠りについており、頭蓋骨の穴への道は朽ちた葉と草の下に深く埋もれている。 —エスルイン
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