
そこでは強者や名声や富、伝説の硫黄の王冠を求めて競う。
物語内容
こちらを待っていたかの様に、ダンマーの男が話しかけてきます。

ヴォレン
強者とお見受けする。
私のような、意欲的なダンマーを助ける気があるかな?

どういう手伝いが必要だ?

ヴォレン
聖なる〈るつぼ〉は危険だが、多大な富を築ける有益な場所だ。
実際私は掛け金を持っているが、そのリスクに見合う出場者を待っていた。
君には期待できそうだ。

どうしてそう思う?

ヴォレン
信じろ。
賭けごとには目利きだ。
やるか、やらないか?
君がうまくやれば儲けを分けてもいい。
正直に言えば、ここでは大金を稼げる。
要は中に入り込むことだ。

ああ、やろう。

ヴォレン
中へと進む準備は整ったか?

聖なるるつぼとは?

ヴォレン
聖なるるつぼを知らない者がいるとはな!
戦士達が鍛えられてチャンピオンになる、古代のアリーナだ。
勝者がるつぼのチャンピオンを継承し、硫黄の王冠を贈られる、ルール無用の死闘だ。

硫黄の王冠?

ヴォレン
失われし過去の遺物だ。
オブリビオンの地で鋳造された、といわれているがな。
正直どこのものかは分からないが、それを奪取しようとした戦士達の無数の死と、大量に流される血を見たよ。

手ごわそう。
クエスト「戦火」開始
己の力量を測り、硫黄の王冠を手に入れるため、聖なるるつぼにやってきました。
富と報酬が約束されたチャンピオンを目指すため、タルレス・ヴォレンが経済的に援助してくれるそうです。
タルレス・ヴォレンの申し出を受けたので、聖なるるつぼへと進みましょう。

ヴォレン
中へと進む準備は整ったか?

ああ、準備はできてる。

ヴォレン
よし、足が冷えないか心配し始めていたところだ。

行くぞ!
タルレス・ヴォレンに着いて行きましょう。

ヴォレン
話すのはこちらに任せてくれ。
いいな?

ヴォレン
こっちへ来い。

ヴォレン
私は〈るつぼ〉には入れない。
だが、あいつらも新たな戦士を見過ごすわけにはいかないだろう。

ヴォレン
ああ、やはり良い所だ!
衛兵よ、門を開けてはくれないか?
活きの良い戦士を連れてきた!

タルレス、お前はここに来るんじゃない。

ヴォレン
新しい競技者を連れてきたんだ!
今回は見逃してくれたっていいだろう。
寛大な心で門を開けてくれないか?

では、そいつらの技量を見てみようじゃないか。
ヅラゾグ、行け!
聖なるるつぼに入場するため、ヅラゾグを倒して実力を示しましょう。

ヴォレン
さて、それが答えだな。
さあ、門を開けてくれ。
感謝するよ!

ふむ、そうするか。
門を開けろ!

ヴォレン
ああ、少しばかり不愉快だったな。
ここで一旦お別れだ。
中に入ったら落ち合おう。
入るには、私の巨人の友達に話しかけてくれ。
るつぼの入口に佇んでいる巨人に話しかけましょう。

お前は強い。
るつぼで戦えるほどかもしれないし、そうじゃないかもしれない。

自分の強さをどうやって証明する?

かかってきたらどうだ!

そうしたいなら。

粉々にしてやる!
巧妙なグラントを倒して、聖なるるつぼへと入場しました。
タルレス・ヴォレンと会話しましょう。

ヴォレン
ここだ。

ヴォレン
やったぞ。
お前の魅力で巨人に勝ったのだ。
間違いない。

そんな感じ。
次は?

ヴォレン
最初のアリーナはピットとよばれている。
正確だがつまらない呼び名だ。
ピットの現在のチャンピオンはパックだ。
君自身も含め、その他全員の挑戦者達を倒すことにより次に進める。

それだけ?
全員倒すだけ?

ヴォレン
その自信は気に入ったよ。
だが奴らは戦い慣れた手練れの戦士だ。
私は対戦相手に賭け、たくさん金を失ってしまった。

彼らの対戦相手に賭けた?

ヴォレン
その通り。
そのせいで借金を抱えた。
返せる望みが絶対にない程の借金をな。
だがそれでも、死人から借金はできないだろう?
そこで君の出番だ。
君を有利にできる計画がある。

準備できた。
終わらそう。

ヴォレン
そこへ行き、彼らに自分の力を見せつけるんだ。
最初のアリーナ"ピット"に挑戦しましょう。

アララス
新たな挑戦者たちは、冷え切った荒地から現れた。
パックの前に立つ程の器量はあるかな?
それでは始めよう!
剣闘士を倒して、第一回戦を突破しました。

アララス
素晴らしい。
もう少し難しくしたらどうなるか見てみよう。
なあ?
剣闘士を倒して、第ニ回戦を突破しました。

ヴォレン
素晴らしい!
いい調子じゃないか!

アララス
挑戦者の中で争いがあるようだな。
もういい、やつらを下ろせ!
剣闘士を倒して、第ニ回戦を突破しました。
最終戦に挑みましょう。

グロー・マシュル
おめでとう。
最初の試練は合格だ。

アトザール
ああ、あいつらは最もひどい怠け者、大酒飲み、馬鹿どもに勝ったんだ!

可愛らしいこと。
ペンダントでもやろうか?

アララス
まぁ、あの弱々しいやつらが、本当の試練の前にどうなるか見てみようじゃないか!

グロー・マシュル
武器を構えろ!

ヴォレン
これであいつらを倒せ!
最終戦で、パックと呼ばれるウェアウルフの集団に勝利しました。

ガーディアン
聖なるるつぼにペテン師は不必要だ!
報いを受けろ!
アリーナで勝利を収めましたが、試合の途中でタルレス・ヴォレンが体力の薬を投げ入れた事で、不正をしたと糾弾されています。
聖なるるつぼの奥へと向かい、タルレス・ヴォレンがどうなったか確かめましょう。

あそこにいた!
捕まえて!
不正の罪で捕虜になったタルレス・ヴォレンを発見しました。

るつぼにイカサマ師はいらない。
やつらの頭を持ってきたチームには二倍の報酬を与えるぞ!
さあ、グランド・メレーの始まりだ!

ヴォレン
助けてくれ!
このままでは獣の餌になってしまう!
グランド・メレーで戦い抜きましょう。

ノルドたちはすでにまとめて死者の間へと送られている!
そしてアルトマーが消えた!ハイエルフたち、頭が高い!
もう傷跡を舐めてる暇もない。カジートの奴らは全滅だ!
あのダンマーたちは、二度とモロウウィンドの謎を知ることはない!
アルゴニアンのやつらも居心地が良いはずだ。泥の中に顔を突っ込め!

決着!
グランド・メレーの勝者が決まったぞ!
全ての剣闘士を倒しましたが、戦いは続きます。

ここからが本番だ!
挑戦者たちを試すため、タムリエルの闇から最も風変わりで危険な猛獣たちを連れてきたぞ!

ヴォレン
まだ終わっていない。
お願いだ。
勝ってくれ!
奴らは私をあの怪物達の餌にしようとしているんだ。
最初の猛獣と対決しましょう。

最初の猛獣は、楽しんでもらえるかな?
モロウウィンドのアッシュランドからやってきた。
こいつは、捕まえるまでの間に村を一つ壊滅させた暴れん坊だ!
まあ詳しい話は抜きにして、紹介するのは…なんとも驚くべきショーク。
その名も…火葬虫だ!

ヴォレン
ああ。
頼む、助けてくれ!
お願いだ!
火葬虫を倒しました。
続いての猛獣に挑みましょう。

あの挑戦者たちは驚くほど獰猛だ!
だが君たちがここに来た本当の理由はこれだ!
さあ、準備を!
神に祈りを捧げ、己の無事を祈れ。
スティンガーに立ち向かえ!

ヴォレン
助けてくれ!
ここから出してくれ!
スティンガーを倒しました。
続いての猛獣に挑みましょう。

何だって?
そんな馬鹿な?
どうやって勝った?
火山の島、ヴァーデンフェル島からの刺客。
慈悲というものを知らない生物。
凶悪で…残忍な…トロールキングだ!

ヴォレン
きっと死ぬんだ!
絶対そうだ!
ビーストマスターの挑戦に勝利しました。
タルレス・ヴォレンを解放してあげましょう。

ヴォレン
なんてことだ…信じられない。
ここから出してくれ。

ヴォレン
トリビュナルに感謝を。
終わったな。
これを解いて自由にしてくれないか。

詐欺師と言われている。

ヴォレン
どうやらイカサマには非常に厳しい規定があるようだ。
薬をアリーナへ投げ入れると、衛兵達に掴まえられた。
そして君が倒した獣達の餌にすると言われたよ。
自由にはなったが、前の所に戻れるとは思えない。

それで、どうやって脱出する?

ヴォレン
それは問題だ。
唯一の望みは、続けて勝つ他になさそうだ。
衛兵達は聖なるるつぼのチャンピオンに敬意を払うからな。
現在のチャンピオンは溶岩の女王。
300年以上硫黄の王冠を所持している!

つまり、王冠を手に入れれば、衛兵達は従うようになる?

ヴォレン
ああ、そう理解している。
これが唯一の望みだ。
ヘマをするなよ。
頑張ってくれ!

溶岩の女王を倒して勝利を収める。

ヴォレン
急げ!
衛兵に捕まったら、首を槍の飾りにされてしまうぞ!
ここから脱出する為には、聖なるるつぼで勝利しなければなりません。
溶岩の女王を倒して、硫黄の王冠を手に入れましょう。

私こそが聖なるるつぼよ!
あなたは何者でもないわ!
私の伝説は生き続ける。
溶岩の女王を倒したことにより、硫黄の王冠を手に入れて聖なるるつぼの新しいチャンピオンになりました。
タルレス・ヴォレンと会話しましょう。

ヴォレン
素晴らしい!
実に素晴らしい!

ヴォレン
彼女が死んだ!
信じられない!

溶岩の女王を倒した。

ヴォレン
素晴らしい!
本当に驚いた!
聖なる〈るつぼ〉の新しいチャンピオンは君だ。
硫黄の王冠の継承者よ!
新たなチャンピオンの誕生をすべての参加者に伝えよう。
その道を塞ぐ者がいないように!

クエストを完了する。

ヴォレン
やあ、チャンピオン。

これからどうする?

ヴォレン
本心か?
引退を考えているよ。
まあ時がたてば分かるだろうが。
君はこの先何年も、王冠を防衛するつもりなんだろう。
私にも手伝わせてくれないか?
関連資料
ホワイトベアの10の信念。
1.他者を支配するのは力である。自分を支配するのは本当の力である。
2.複数の武器を習得し、相手に使用する武器を悟られないようにする。
3.本番で訓練と同じ力が出せるように、訓練は本番を想定して行わなければならない。
4.痛みは一瞬。敗北は永遠。
5.混乱の最中はチャンスを探せ。
6.敵以上に己の弱点を知れ。
7.本当の勇気は恐れを克服することであり、恐れないことではない。
8.計画は無意味。計画することは不可欠。
9.一撃で木を倒すことはできない。それは戦いでも同じだ。
10.死を恐れるよりも名誉を重んじろ。
イリサ著
聖なるるつぼにその名を連ねた伝説的な剣闘士はたくさんいる。
中でもフェルホーン、偉大なサナレル、隠されしアレリスは恐ろしい戦闘力と闘志で知られている。
一方で、偏狭のジョセフのように、別の理由で有名になった者もいる。
まず初めに言っておきたい。
スカイリムの聖なるるつぼには、タムリエル中から様々な挑戦者が腕試しをしに来る。
同盟規模で戦争が勃発しているこの時世にあって、アルトマーが負傷したオークを助ける場面や、レッドガードがアルゴニアンを庇って矢を受ける場面が見られることはそうそうない。
だが聖なるるつぼにはそれがある。
るつぼではチームこそが国家であり、硫黄の王冠を手に入れるという目標こそがその国の宗教なのである。
だが、そこに現れたのがジョセフという若い剣闘士だ。
ブレトンの獅子の守護団からやって来た彼は、清潔感のある顔をしていて剣の腕も良かった。
彼が健康体であり、るつぼに旋風を巻き起こすであろうことを誰もが疑わなかった。
だがジョセフはいつまでたってもるつぼの中の社会の仕組みを理解できず、他のブレトンにしか信頼を置かなかった。
剣闘士たるもの、同族の者よりもチームに信頼をおかねばならないということをどうしても解せなかった。
剣闘士オベレールはこう語った。
「試合が始まると、ブレトンの若造がいきなりチームメイトのカジートを地面に叩きつけたんだ。すると俺の目を見て2回、ゆっくりとまばたきをした。「あいつ、ウインクしようとしているのか?」と、俺の仲間のドウマントが小声で言っていた。その愚行に付け混んで、俺たちはその若造とカジートを意識がなくなるまでボコボコにしたよ。聖なるるつぼにおいて、そういう幸運をみすみす逃すのはご法度だからね」
時が経つにつれ、若きジョセフはますます短気になっていった。
異種族の剣闘士と協力しようという提案をことごとく嘲笑った。
彼のその態度は参加者のみならず観客も激怒させ、おかげで経営者側には気に入られていた。
「あいつは我々の宝だ。できることなら、通貨にあいつの顔を印刷したいぐらいだよ」彼らは語った。
剣闘士たちはそう思っていなかった。
ダンマーの刃ダルは、こう語った。
「クワマーの農民とは絶対に協力しないと、ジョセフに言われたよ。あと、毎日のようにクワマーの卵をよこせと言われた。絶対に俺が持っているか、もしくは奇跡的に生産できるとでも思い込んでいたらしい。クワマーの卵なんて食べたこともないよ。俺はスカイリム出身だ」
ダンマーの狂気エセネンは、こう語った。
「ジョセフはいつも俺のことをダルって呼んでたよ」
紅の猫アズルカナは、こう語った。
「戦いのときは信頼してくれと言ったんだ。今後も剣闘士を続けたいならそうしないといけない、ってね。すると奴はガラガラ声でこう言ったんだ。「この者は、ムーンシュガーでも食って黙っておけばいいと思う」ってな。気に食わなかったよ」
天空のカミソリのイナーファーは、こう語った。
「10年来の相棒フラスバードが戦いで死んだとき、俺はチャンピオンの間で泣いていたんだ。するとあのブレトン小僧に見つかって、こう言われた。「ハチミツ酒を買う金が無くなったのか?その気持ちは分かるが、お前らノルドと違って泣くほどではないな」その後8分間、フラスバードの弔い合戦も兼ねて奴をボコボコにしてやった」
ジョセフほど短期間で悪名を轟かせた剣闘士は他にいなかったが、その後すぐに姿を消してしまった。
現在の居場所は分かっていない。
アレリスは聖なるるつぼの初代チャンピオンであり、40年にわたりその座を保持し続けた。
幻惑魔法の技術と巧みな剣さばきで知られていた。
その実力や人気はアリーナのなかでも抜きん出ていた。
王座を奪取した相手:なし
敗北した相手:クロウブリンガー
クロウブリンガーはハグレイヴンの力を持っていると言われていた。
彼は複数の恐ろしいカラスに変身し、一度に百方向から敵を攻撃することができた。
光の力を持つ者によって彼のチャンピオンの座がすぐに奪われてしまったのは避けられないことだったのかもしれない。
クロウブリンガーは変身して有徳のハグロフに襲い掛かったが、カラス達は眩しい光によって焼きつくされ、カラスがいた場所には硫黄の王冠しか残されていなかった。
王座を奪取した相手:隠されしアレリス
敗北した相手:有徳のハグロフ
ハグロフは、誇り高く、謙虚で、他の剣闘士達を尊重するチャンピオンであった。
彼は倒した敵の名誉のために、倒した敵をその敵の習慣に従って死体を埋葬した。
彼が無数の傷口から血を流しながらアリーナの中心に倒れ込んで敗北を喫したとき、あらゆる種族の剣闘士が無言のまま立ち尽くしていたと言われている。
彼の死体が古い薪の山に運ばれた後、ノルドの王に匹敵するような規模で葬儀が執り行われた。
王座を奪取した相手:クロウブリンガー
敗北した相手:千の矢
千の矢は謎に満ちたチャンピオンだった。
彼女は一人でトーナメントに参加すると、その技術と正確さで無傷のまま全てのグラディエーターを倒した。
有徳のハグロフに勝利した後も、新たな挑戦者がアリーナに現れるまで姿を現さなかった。
彼女の得意武器は弓で、毒の塗られた矢を使っていた。
毒は彼女が考案したものだった。
巨大な敵も、かすり傷を負っただけで数秒で倒れた。
彼女は毒の作成法を最期まで誰にも教えなかった。
現在もその素材について、タムリエル中の錬金術師の間で激しい議論が交わされている。
王座を奪取した相手:有徳のハグロフ
敗北した相手:屈強なルシウス
屈強なルシウスは元チャンピンである有徳のハグロフの弟子だった。
ルシウスは学者で、ハグロフの伝記を書くために雇われて聖なるるつぼを訪れた。
ハグロフが破れたときに伝記はまだ書き終わっておらず、師を失ったことにルシウスは激怒した。
復讐を約束したルシウスは、ハグロフの能力を習得するために数十年に渡り修行を積み、それと同時に千の矢の毒に対する耐性を身につけた。
ルシウスと千の矢の戦いは長く激しいものだった。
最後には、毒に対する耐性のおかげでルシウスは勝利するが、これが原因で永久に力を失うことになった。
1年後、ホワイトベアと呼ばれる挑戦者が現れた。
弱体化していたルシウスでは、もはや相手にならなかった。
ルシウスはその崩壊した体から生きる目的が失われたときから、死を受け入れていたと言われている。
復讐を果たされたハグロフがソブンガルデで忠実な僕を待っていたからである。
王座を奪取した相手:千の矢
敗北した相手:ホワイトベア
ホワイトベアは、主にノルドで構成されていた最初の剣闘士クラン、ベアー・クランを創設した。
これ以降、他の名のある剣闘士達も自らクランを立ち上げるようになり、組織されたクラン同士の戦闘という習慣が生まれるようになった。
奇妙なことだが、訓練と寝食を共にしているにも関わらず、アリーナで同クラン対決になると普段よりも激しい戦いになり、情け容赦のない内容に発展することがままある。
これが聖なるるつぼの剣闘士達の聖なる伝統なのである。
王座を奪取した相手:屈強なルシウス
敗北した相手:フェリアン・ダークストーム
消極的なフェリアンとしても知られているフェリアン・ダークストームは、瞬く間にチャンピオンの地位を奪われることになった。
王座に就いたことで熱意を失い、満足してしまったためだと言われている。
また、痛烈な批判を受けた時にしか戦わなかったことでも知られている。
彼が王冠を守ることに無頓着だったことが原因で、剣闘士の反乱が引き起こされると、ついにはフェルホーンという名の優れた剣闘士がクランを率いてアリーナに姿を現れ、フェリアンが引っ張り出された。
フェリアンは、怒った剣闘士達から自分と守衛を守るために最後には戦いに応じるが、最終的にはフェルホーンの剣に屈した。
王座を奪取した相手:ホワイトベア
敗北した相手:フェルホーン
フェルホーンは、剣闘士の反乱として知られる、血みどろの反乱で硫黄の王冠を手に入れた。
彼は軍隊を率いてアリーナに入ると、現王者のフェリアン・ダークストームに決闘を申し込んだ。
フェリアンが仕方なくこれに同意すると、歴史に残るような戦いを繰り広げたのち、前王者はフェルホーンの魔法の剣で真っ二つにされた。
フェルホーンはこの薄氷の勝利を期に自分を見つめ直し、軍を解体して聖なるるつぼのチャンピオンとなった。
マラキャスのために、アリーナの中に偉大な記念碑を建てたのは彼である。
王座を奪取した相手:フェリアン・ダークストーム
敗北した相手:偉大なサナレル
偉大なサナレルは、およそ2世紀にわたり王座を守り続けた。
彼の盾と剣の技術は随一で、その勝利は一瞬で容赦がなかった。
トリニマクが付呪した魔法の盾を持っていたと言われていた。
このアーティファクトには敵の目をくらます力があったため、敵は彼の初撃を防ぐことができなかった。
その伝説と傲慢ぶりが有名になるにつれ、ひいきにしていた神も彼に対する寵愛を失っていき、ついに溶岩の女王によって倒されることになった。
王座を奪取した相手:フェルホーン
敗北した相手:熔岩の女王
溶岩の女王は聖なるるつぼ史上最も偉大な王者である。
アリーナでの彼女の武勇に肩を並べる者はおらず、およそ4世紀にわたり聖なるるつぼを統治している。
無謀にもアリーナで彼女に挑んできた者は全員、彼女の火の魔法に圧倒され、炭になるまで焼きつくされた。
彼女は聖なるるつぼのためだけに存在し、聖なるるつぼは彼女のために存在していると言われている。
アリーナに対する彼女の支配力は圧倒的で、その舞台も彼女の思うままに作り変えられる。
彼女と戦うことは、活火山の力や破壊力と戦うことを意味する。
王座を奪取した相手:偉大なサナレル
敗北した相手:
後日談
溶岩の女王を倒してアリーナのチャンピオンになった後、チャンピオンの部屋にて、以前にチャンピオンであったサナレルと出会う事ができます。

やあ、チャンピオンよ。
何か手伝えることはあるか?

あなたの話は?

かつては偉大なサナレル、サマーセット諸島の主、トリニマクの勇者、フェルホーンを倒せし者だった。
その日々はもう終わった。
残念だ。
今となっては、聖なるるつぼのチャンピオンの卑しい召使だ。

どうしてそこまで落ちぶれた?

硫黄の王冠を戴いた他の者達と同じだ。
溶岩の女王に負けるまでは、二百年近くチャンピオンだった。

女王に殺されなかった?

いや。
だが、その方が情けがあったな。
彼女は非常に冷酷で、私が貶められるのを見たがった。
それ以来ずっと奴隷だ。
さて、新しく仕えるべきチャンピオンがいるようだ。
千年は王冠を戴かんことを!
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