前日談
旅団の斥候イスカリアと話す
レヤウィンの北部にあるボーダーウォッチ砦の近くにいる、旅団の斥候イスカリアと会話しましょう。
象牙旅団のボーダーウォッチ駐屯地所属、イスカリア。斥候を務めている。私たちには今、どうしても援軍が必要なの
何をすればいい?
砦で緊急事態が発生している。人質もいてね
協力してくれるなら、アクシウス指揮官に報告してほしい。労力に見合った報酬は払ってくれるはず。指揮官は砦の外にいるわ
アクシウス指揮官と話そう
道沿いに行って。砦までは安全なはず。ボーダーウォッチの壁の外に、アクシウス隊長の野営地がある
とにかく、彼がすでに呼び寄せた自称「専門家」より、あなたが役に立ってくれるよう願うわ
砦で何があった?
砦は傭兵たちに占拠され、彼等は人質を殺すと脅迫してきている。指揮官はそれを防ごうとしているが、選択肢がなくなりつつある
ボーダーウォッチについて教えてくれ
ボーダーウォッチ砦は、レヤウィンの民兵、象牙旅団の管理下にあって、レヤウィンとブラヴィルの間の街道を守ってるの。三旗戦役がブラックウッドに飛び火しないように食い止めてるのは私たち
だから、砦を失うわけにはいかない。絶対に
専門家というのは誰のことだ?
ふん、私もよく分からない。胡散臭いアルゴニアンと間抜けなウッドエルフよ。たまたま居合わせたんだけど、流血なしで人質を救出できるって言い張るのよ。それっきり音沙汰なし。いいことなのか悪いことなのかはわからないけどね
フラヴィウス・ウンクォと話す
ボーダーウォッチ砦の外にいる、フラヴィウス・ウンクォと会話しましょう。
砦でもめ事が起きたと聞いている。守備隊が道の先に駐留しているそうだ
さらにひどいことに、指輪を井戸に落っことしてしまったんだ。バーティオに取りに行かせなきゃならなくなった
物語内容
アクシウス指揮官と話す
ボーダーウォッチ砦の東にあるキャンプに行き、アクシウス指揮官と会話しましょう。
斥候に言われて来たか、あるいは忍び込んだか? まあ、どちらでも構わん
手短に言う。私はこの道の先にある砦、ボーダーウォッチの指揮官だ。いや、元指揮官か。砦は今、塗られた目と名乗る傭兵たちに占拠されている
奴らはどうやってボーダーウォッチを占拠した?
魔術と策略と、巧妙な計画の組み合わせだ。奴らは魔術で幻の敵を創り出し私の旅団に追わせ、防備が手薄になった砦を主力部隊で占拠、中の者を人質にしたんだ
私は彼らを助けるため、力を尽くしている
傭兵たちは何か要求しているのか?
要求だらけだ。だが、応じられるものはひとつとしてない。レヤウィンに伝令を送ったが、今のところ応答はない
砦に突入すれば、塗られた目は人質を殺すだろう。砦内に潜入し、人質を解放できる者を求めている。無論、成果を出せば報酬は払う
ボーダーウォッチに侵入して人質たちを解放してくる
塗られた目に発見されずにボーダーウォッチへ侵入するなら、下水道を通る他ないな。下水は砦から東の峡谷へと流れている。そこから入れるはずだ
それから、下水道からの侵入を試みたのはお前が最初ではない。前の志願者は戻っていない。何が起きたかは不明だ
塗られた目について教えてほしい
以前、諜報会議で名前が出たことはあったが、ただの傭兵団だと思っていた。奴らがここで騒ぎを起こすために雇われたなら、買収し返すという手もある。だが、奴らは要求として、宗教じみた声明文を出してきたんだ。まったく、狂信者どもめ
政治的な要求をしているのか?
何ページにも渡る声明がきている。奴らの要求はテーブルナイフで土地を切り取って献上し、独立国として認めろと言ってるようなものだ。要求のほんの一部でも実現できると思っているならどうかしてる。だが、なんとか奴らをなだめなければならない。人命がかかっているからな
他に誰を下水道に送った?
アルゴニアンとウッドエルフという少々不思議な組合わせの二人組だ。潜入の専門家だと言っていたが… むしろ、盗賊と言った方が妥当な連中だったな。だが、彼らのような者をこそ必要としていたのだ。助力を断る余裕はなかったし、あまり多くは聞かなかったよ。余裕がないのは今もだがね
彼らに何が起こったか教えてほしい
二人が出発してからずいぶんと経つ。仕事を放り出したか、見つかってしまったかだろう。連中が捕えられたのなら塗られた目に反応があるはずだが、未だ動きはない。静かすぎるくらいだ
あの二人はたらふく食って、ピクニック気分で出掛けて行ったそうだ。二人組の足取りに関して私が知るのはそれくらいだ
ボーダーウォッチ砦に侵入する
ボーダーウォッチ下水道に入りましょう。
下水道に入ると、エリルセルの声が聞こえてきます。
生きて捕まりはしないわ!
探索を進めると、エリルセルを発見します。
待って。誰?
エリルセルと会話しましょう。
誰だか知らないけど、もし近寄ったらこの黄昏の淑女が、その腸を靴下留めにしてやる! それから… 皮をストッキングにしてやるわ! 骨は… 帽子? まだ決めてないけど、とにかくもらっておくわ!
アクシウス指揮官に言われてきた。人質を救出するために送り込まれた潜入者か?
あの人が? 意外と、優しいとこあるのね… って、待って!
ひょっとしてあいつ、あたしたちが仕事をこなせないって思ってるってこと? そりゃ作戦通りにはいかなかったけど、そういう時もあるじゃない。闇を探す者とあたしは、いつだって最後にはやり遂げるの!
闇を探す者? 何者だ?
闇を探す者? あたしの師匠よ。仕事について知っておくべきことをなんでも教えてくれる。どっちかというと気難しい人ではあるけど、盗賊ギルドの最高の伝説… になる予定の、黄昏の淑女の賢明なる師として歴史に名を残せれば、喜んでくれるはずよ!
盗賊ギルドのストーリークエストを完了していない場合
盗賊ギルドの一員なのか?
ああ、しまった、言わないことにしてるんだった。今あたしが言ったことは忘れて。ぜんっぜんどうでもいい情報だから!
大事なのは… そう、人質よ! それから… どうやって彼らのところにたどりつくかってこと
盗賊ギルドのストーリークエストを完了している場合
ギルドの一員だが、黄昏の淑女など聞いたことがない
まあ、まだ伝説になるために努力してるとこだからね。今はしがない下積み時代。でも、こういう仕事をやり遂げれば、みんなの噂になる!
ちょっと! あなたもギルドの一員? なら、これはあたしたちのヤマだからね! 闇を探す者とあたしは、もうカリと分け前の話をしたんだから!
分け前? 人質のために来たんだろう
そうなの! 人質よ! 探す者とあたしはここに人質を助けに来たの。必ずやり遂げるわ… 彼らを見つけ出せたらね
会話を続けましょう。
※以降の会話内容は、上記の差分に関係なく共通です。
迷ったのか?
え? そんなことない、自分がどこにいるかくらいわかってるわよ。ただ一時的に行先に自信がなくなっただけ。探す者とあたしがはぐれたのは、そう、あたしが塗られた目に見つからないように、彼が注意を引いてくれたから。でも彼がどこに逃げたか分からない。探すのを手伝ってくれる?
闇を探す者探しを手伝おう
多分、闇を探す者は揺れが始まった後あっちに行ったと思う。きっと、多分。あなたが先行して
お前と闇を探す者はどうしてこの件に関わった?
それはその… この辺にいて、ボーダーウォッチ砦のいざこざのことを耳にしたの。探す者とあたしは要塞に入り込む専門家だから、人質救出を買って出たのよ
下水道の警備は手薄なはずなのに。そんなことなかった
では、塗られた目に捕まったのか?
探す者とあたしなら、巡回くらいやり過ごせるわよ! ただ、こういう狭い部屋だと選択肢が限られてるでしょ。物陰に身を隠すまで、すべてはうまく行ってた
物陰には何千匹もの蜘蛛が駆け回ってたんだ… ちょっと取り乱しちゃったかも
何があった?
まるでワインを作ってるみたいに足を踏み鳴らしちゃったんだ。闇を探す者に頭をひっぱたかれて、私は全力で来た道を引き返した。彼は逆方向に駆け出しながらバンシーみたいな叫び声をあげて、衛兵を引き付けてくれたわ。今は静かになった
自分のことを話してくれ
あたし、盗賊ギルドで出世を目指してるの。まあ、幹部になりたいのよ。闇を探す者はギルドマスターからあたしの訓練を請け負ったの。一人前になるまでのね
一人前になったら、黄昏の淑女の伝説が本格始動するのよ!
黄昏の淑女?
大物になったらあたしはその名で知られることになるのよ。必要なのは大きなヤマ。ここからオーリドンまで噂になるような大仕事。そうしたら私は吟遊詩人の歌になる! 黄昏の淑女、タムリエル最高の盗賊! ってね!
エリルセルと一緒に、下水道を進んで行きましょう。
暗闇で石をまたぐ時は気を付けてね。ワニの場合があるから
闇を探す者はこっちに逃げたはずよ。きっと
待って、まだこっちには行ってないわ。調べましょ!
探索を進めると、檻に閉じ込められている闇を探す者を発見します。
闇を探す者! 待って、あたしが鍵を!
エリルセル! 逃げろと言っただろう!
逃げたけど、この人と出くわして… ねえ、あたしが逃げられるようにわざと捕まったの?
ふん、俺はお前と違って引き際を心得てる。おいお前、こっちに来てくれ。話がある
エリルセルと会話しましょう。
シーッ、あたしはこの鍵を開けるから、あなたは闇を探す者と話してて。そしたら彼も、あたしに怒鳴るのを忘れてくれるかも
闇を探す者と会話しましょう。
仕事はいつも計画通りとはいかないものだが、これはあんまりだ
当ててやろうか。アクシウス指揮官の命令で俺たちを探しに来たんだろう? 我々は行方不明になって死んだと思われている。違うか?
そうだ
それなら状況は分かるな。聞いたところ、塗られた目はボーダーウォッチ砦の人質を分けて監禁している
危険だ。残念なことに、奴らには占領を続け捕虜を守るだけの数がいるからな。反乱軍どもめ
何か作戦は?
まずは人質を探す。彼らを要塞から助け出さなければ。しかも、塗られた目に狙いを気取られてはならない
仕事は三つ、そして俺たちは三人。協力すれば彼らを解放できるはずだ
分かった。何から始めればいい?
人質探しは任せる。人質を見つけたら、エリルセルが案内して下水道を抜けさせる。俺は… 陽動担当だ。もう一度、な
まずは砦の南西にある塔を調べてくれ。あそこに捕虜の一団を閉じ込めているという話を聞いた
なぜ閉じ込められた?
塗られた目の巡回に追い詰められたんだ。エリルセルを砦から逃した後にな。奴らには、俺はただの駐屯地のクソ掘り屋だと信じさせたよ。腹を刺されるより、人質になったほうがなんぼかマシな気がしたんでな
なぜ盗賊の二人組が人質を救出する?
盗賊だって? 誰がそんなことを… クソ、エリルセルめ…
いいか、俺は俺たちが請け負った仕事になぜお前が首を突っ込んできたのか尋ねていないだろう? それにだ、人質は誰に助けられたかなんて絶対に気にしない。だから、職業の件は忘れることにしないか?
会話を終えると、エリルセルは扉の鍵を解錠します。
ほらね! 黄昏の淑女のおかげでばっちり開いたわよ
次は錠を見ないようにしろ。手先の感覚でやって、周囲を見張るんだ
それは重要ね! で、人質を無事な場所へ案内するのはわかってるけど、みんなを自由にした後はどうするの?
前にも言ったように、お前はここを出ろ。今回は言われた通りにしろよ。お前程度の腕では危なすぎる
でもそれじゃ…
以上だ
エリルセルと会話しましょう。
うーん、トンネルを這い回るのに慣れたほうがよさそうね。下水の中を歩くなんて、ボーダーウォッチに来た時に思い描いてた大冒険と違うけど… 仕方ないわ
人質を救出する
ボーダーウォッチ砦の中庭に行くと、鎖で縛られている人質を発見します。
なあ! 誰でもいい、この鎖を外してくれ!
鎖のポストを破壊して、人質を解放しましょう。
ボーダーウォッチを解放に来たのか? 役立つ情報がある!
カリクスト・トゥニフスと会話しましょう。
塗られた目の連中が要求について話すのを聞いた時は、もうおしまいだと思ったよ。我々にそんな価値があると思われていたことを、ほんの少し光栄に感じはしたが… それでも絶望した
とにかく、あの革命派とかいう連中はひどくお喋りだな
どんな情報を得た?
塗られた目が要塞を奪取し我々を捕まえた後、奴らはアクシウス指揮官に要求を突きつけたんだよな? 政治的な話をだ。タムリエル中の囚人を解放しろとか、ケナーシズルーストを自由港にしろとか。とんでもない要求をだ
アクシウス指揮官は無茶な要求だと言った
驚きはしないさ。奴らの要求すべてに応えるのは、ルビーの玉座に座っていたって簡単じゃない
だが、そこがポイントなんだ。塗られた目は、その要求は計略だと言っていたのを聞いた。あいつらは政治に関心なんてないんだ
要求に関心がないなら、真の目的は何だ?
それは分からない。だが、奴らは明らかに交渉をできるだけ長引かせようとしている。真に受けて交渉するほど指揮官がバカじゃなくてホッとしてるよ
解放してくれてありがとう
地下室に行け。要塞から逃してくれる女が待っている
他の人質を探しているなら、要塞の鍛冶場を探してみろ。塗られた目に鎖でつながれる前に、あの方角に何人か連れて行かれるのを見た
ところで、その… 地下室は本当に安全なのか?
塗られた目はこちらの仲間の相手に手一杯だ
私たちの代わりに捕まったりするなよ。お返しに救出するのは無理だからな
では、八大神のご加護を!
更に中庭を探索すると、鎖で縛られている人質を発見します。
あなたは… いえ、誰でもいい。助けて!
鎖のポストを破壊して、人質を解放しましょう。
カオク。良かった…
シャニル・ティーと会話しましょう。
あなたが壊したのはいい鎖だった。何せ私が作った鎖だからね。でも私を縛るものなら、壊したほうがいい
戦闘の音は聞こえないから… 軍団を従えてきたわけではないようだね
アクシウス指揮官に解放するよう頼まれた
私たちが無事に脱出したら、旅団が門を襲撃するってこと? わかった。でも急がないと
塗られた目が何を狙ってるかはわからないけど、もうすぐらしい。私を担当した警備がそんな話をしてたから
何を企んでいるか言っていたか?
奴らは要塞の中で何かを探してるみたい。何を見つけるつもりなのかはさっぱりだけどね。この鍛冶場で長年働いてるけど、これだけ大がかりな作戦を立ててまで探す価値があるものなんて見たことないよ
塗られた目はボーダーウォッチ砦について、私の知らないことを知ってるに違いない
奴らは要塞の中の何かを探していて、間もなく見つかるのか
耳にした話をつなぎ合わせてわかったのはそういうこと。奴らが何を探してるにせよ、大きなもののはず。でも、大きい物なら簡単に見つかるわよね? 聞けば聞くほどよく分からなくなるわ…
とにかく、さっさと逃げたいよ
地下に向かえ。要塞から逃してくれる女が待っている
私たちはもうすぐ出発する。この鍛冶場でもう十分すぎるぐらい過ごしたからね
他の人質を探しているなら、馬屋を探して。ここからでも、オッテンの泣き声が聞こえてくるよ
単独で大丈夫か?
ふん。傭兵にあっさり捕まったのは囲まれてたから。脱出のチャンスが来たんだから、つかんでみせる。塗られた目に見つかったら、四年間休まず槌を振るい続けてきた腕力がどれほどのものか、見せてやるつもり
更に中庭を探索すると、鎖で縛られている人質を発見します。
ああ… 誰だっていい、助けてくれ!
鎖のポストを破壊して、人質を解放しましょう。
本当にありがとう! ありがとうありがとう!
オッテンと会話しましょう。
お前がここにいるってことは、塗られた目はいなくなったのか? 安全なのか?
静かにしろ。ボーダーウォッチ砦はまだ塗られた目が支配している
本当に? 本当か! じゃ、じゃ、じゃあ、どうしたらいいんだ? 脱出しようとしてるとこを見つかったら、奴らは俺たちをあの学者みたいに連行する。過激派どもがどんな拷問をしているか、わかったもんじゃない!
学者? 何の話をしている?
人質のひとりだ! アイレイドの歴史を研究してると言ってた。塗られた目はそれを聞きつけると、急にそいつを要塞に連れて行ったんだ
奴らが戻ってくる前にここから逃げよう!
要塞から逃してくれる者がいる。地下で彼らに会え
お、お、俺に何をしろって? 一人でか? いやいやいや、頼む、頼むよ、俺は戦士じゃないんだ。隠れるのも下手だ。俺はしがない馬の調教師なんだよ。ここに残されたら、塗られた目によって晒し首にされるのは時間の問題だ!
分かった。ついてこい、離れるな
お前の言うとおりにする。とにかくここから出してくれ!
塗られた目は他の人質も要塞に捕らえているのか?
奴らは人質を分散させた! 一部は監視塔に連れて行かれた。鍛冶屋もだったかな? あの哀れな学者を急いでどこへ連れて行ったかは知らない
人質を連れて、下水道の入口まで行きましょう。
下水道の入口に行くと、闇を探す者が待っています。
あれで最後だと言ってくれよ。走りすぎて鱗が乾いちまう
オッテンと会話しましょう。
うわっ、何者だ? お前の仲間か? なぜあんな恐ろしい見た目をしてる?
闇を探す者と会話しましょう。
塗られた目の全員が俺を追って来たかと思ったぞ。だが俺は、火の玉よりも足が速いんだ。ほんの少しだけな
エリルセルには、アクシウス指揮官の野営地に戻るよう命じてある。この人々を連れて下水道を進み、そこであいつと合流しよう
人質が足りない。アイレイド学者だ。塗られた目が城塞に連れて行った
アイレイドか。じゃあ、塗られた目は本当にあれを狙っているってことか… 偶然なんてものはないんだな
本当のことを白状するか。エリルセルと俺は英雄ごっこのためだけにボーダーウォッチ砦へ来た訳じゃない。盗賊ギルドの仕事で来たんだ
では、何かを盗みに来たのか?
まあ… そういうことになるな。この要塞の地下のどこかに、アイレイドの遺跡がある。駐屯地の連中が知らない遺跡だ
エリルセルと俺は、そこから遺物を盗み出すために雇われた。強力な代物だ。そしてどうやら、塗られた目も同じ物のために来てるようだな
この遺物を使うとどうなる?
さあね。だが俺たちを雇ったエルフは、そいつが悪の手に渡るのを心底恐れていた。そして塗られた目の狂信者どもは、まさにそういう悪ってわけだ
エリルセルが無事に逃げられたなら、心配すべきは遺物だけだな
引き返したほうがいい
会話を終えると、エリルセルが現れます。
エリルセル… もし俺が振り返った時お前が後ろにいたら、その時は…
闇を探す者。悪い兆候があるたびに逃げてたら、伝説に名を残せないでしょ?
逃げるのも仕事だ! 知らないだろうがな
わかってる。でも、黄昏の淑女は逃げないことで差をつけるの!
淑女だとかはもういい! あのな、弟子に少し分別をたたき込んでやらなきゃならん。お前は砦に入って学者を探してくれ。すぐ後から行く
エリルセル、指示に従うという講義の復習をするぞ…
闇を探す者と会話しましょう。
ボーダーウォッチの地下にアイレイド遺跡があることは知っていたが、入口がどこにあるかはわからない
塗られた目が尋問していた学者がいる。あの男の捕らえられている場所を探して、いくつか質問しなきゃならないな
アイレイド遺跡から遺物を盗むために雇ったのは誰だ?
ハイエルフだった。ご大層な名前を名乗ってたよ、確か… 遺物マスターグレナディルだったか。世界征服を企むタイプには見えなかった。色々な仕事をやってきたから間違いない。俺には分かる
アイレイド学者はどこにいる?
塗られた目のリーダーはボーダーウォッチ砦の城塞にこもっているようだ。お前の聞いた話が本当なら、そこで人質から情報を絞り出しているだろう
エリルセルと会話しましょう。
闇を探す者のことは気にしないで。あれで愛情表現のつもりなのよ!
本人は認めないけど、彼はあたしが側にいるのが好きなの。いずれ分かるわ
アイレイドの学者を救出する
ボーダーウォッチ砦の内部を探索すると、サンホールドのテルダンディンドがいます。
これが本土で尊敬を集める学者に対する扱いか? 私はサンホールドのテルダンディンドだぞ! テルダンディン… ど?
誰だ?
エリルセルと会話しましょう。
ほらね、うんざりするほど付きまとえば、闇を探す者はあたしを追い払わないのよ!
闇を探す者と会話しましょう。
この学者は、もう少し弱っているだろうと思ったが… 傷口を隠しているだけかもしれないな
サンホールドのテルダンディンドと会話しましょう。
ようやく、塗られた目以外の者が来たか。連中は情報を教えなければ私の左の親指を折ると脅してきたんだ。筆を握る指だぞ!
解放する。だが塗られた目が探している、アイレイド遺跡の情報を教えてくれ
この遺跡は、どうして急に知られてしまったんだ? このサンホールドのテルダンディンドでさえ、何年もかけて存在を掴んだというのに… 分かった、何が知りたい?
遺跡の入口はどこにある?
ボーダーウォッチ砦の地下だと思う。もっと言えば、砦の建築家の墓の下だ。ただ、どれが彼女の墓かは知らんがね
だが… 許してほしい。この話はすべて、塗られた目の連中に伝えてしまった。仕方なかったんだ
奴らを遺跡で出し抜けるような情報を知らないか?
塗られた目に尋ねられなかったことが一つある。墓地はしっかりと施錠されている。アクシウス指揮官に鍵をかけておくように言っておいたんだ。調査をしている間は誰にも邪魔されないようにな。今となってはどうでもいいことだが
墓地への鍵はどこにある?
アクシウス指揮官は自分の事務室に鍵を置いたが、塗られた目にもう奪われているかもしれん。私なら急ぐね
名高いテルダンディンドが、あの遺跡へ最初に入る栄誉を与えてやっているんだぞ、感謝したまえ。何十年もかけた成果だというのに
アクシウス指揮官は本当に調査のために礼拝堂を封鎖したのか?
しない理由があるか? 私はサンホールドのテルダンディンドなんだぞ。この田舎に注目を浴びるような発見があると私が言えば、賢い奴なら話を聞く。ありがたいことに、アクシウス指揮官はあの仕事にしては賢い奴だったからな
サンホールドのテルダンディンドという名前をなぜ強調する?
アピールの必要があるのだよ。サマーセット諸島の私の世代においては、テルダンディンドというのはよくある名前でね。サピアルチ大学の同級生だけでも他に五人のテルダンディンドがいた。自分の研究を他の不出来なテルダンディンドのものと勘違いされてはたまらんからな
闇を探す者たちの会話を聞きましょう。
よし。友よ、お前は鍵を入手してくれ。俺は塗られた目を見張る。エリルセルは学者を安全な場所へ案内して、その後は絶対にここへは戻らない。いいな?
わかった。学んだからね!
よし、学者さん。城の下水道をちょっと通れば、自由はすぐそこよ
下水道? 私はサピアルチ大学の高名な特別研究員なんだぞ! 排泄物の中を歩けと言うのか?
あら、大丈夫よ。数分すれば臭わなくなるから。もちろん、ローブを捨てないなら別だけど。あの汚れは落ちないからね
闇を探す者と会話しましょう。
塗られた目が地下墓地や石棺のことを知っているなら、我々より先に来ているはずだ。追いつかなければな
地下墓地の鍵を持っているんだろう? お前が扉を開けてくれ。俺は塗られた目が来ないかどうか見張っておく
エリルセルと会話しましょう。
そう。じゃあこの件が全部片づくまではこれでお別れね。闇を探す者から目を離さないでよ。それと、あたし抜きであまり派手なことをやらないようにね
砦の内部を探索して、墓地の鍵を手に入れましょう。
アイレイド遺跡を探索する
ボーダーウォッチ墓地の入口に行くと、闇を探す者が待っています。
こっちだ! 塗られた目の奴らはもう中に入っている。奴らの後を追うぞ!
闇を探す者と会話しましょう。
最初にここへ来た時、地下墓地への扉はまだ厳重に施錠されていた。ついにあの連中の先を越せたと思ったが、そううまくはいかないか
ある一団がここを、まるで扉など存在しないかのように通り抜けていくのを見たからな
なぜ追わない?
奴らは扉を通り抜けていったんだぞ? 硬くて重くて大きな錠前のついた、硬くて重くて大きな扉をな。俺だって開けようとはしたさ。クソ、魔術師どもめ。これじゃ商売あがったりだ
鍵は見つかったのか? 奴らに追いつくにはそれしかないぞ
扉を開こう
墓地に入った後、闇を探す者と会話しましょう。
あの学者によると、入口のところに墓があるそうだ。誰の墓なのか知らんが、死者の眠りを妨げるとしよう。こっちには正当な理由があるからな
闇を探す者と一緒に、墓地を探索しましょう。
探そう。入口は墓にあるんだよな?
あの連中が見た目と同じくらい馬鹿で、まだ遺跡を見つけてないといいがな
まったく、なんて大きな墓なんだ
大きな部屋。大きな像。きっと、秘密の通路を明らかにするためのパズルもあるぞ
もしくはただ壁を壊すとかな。塗られた目はもう中にいるに違いない
探索を進めると、アイレイドの遺跡の入口を発見します。
遺跡に入る前に、闇を探す者と会話しましょう。
そうだな。面倒に自分から突っ込んでいく趣味はないが… ここではロクでもないことが起きているし、待っていれば状況は悪くなるばかりだ
行ってくれ。俺もすぐ後から行く。シシスに誓おう
遺跡に入ると、塗られた目が儀式をしています。
聞こえる、この先だ。行くとするか
遺物はあの障壁の後ろだ! 何をしているのかは知らないが、止めるぞ!
闇を探す者と会話しましょう。
こういう魔術には何の興味もないが、塗られた目の仕業となれば、邪魔をしてやったほうがいいな!
グロー・モラ修道士とシスター・イグナティアを倒して、同調クリスタルを破壊しましょう。
同調クリスタルを破壊すると、宝物庫の扉が開きます。
この力を逃がしはしない! 絶対に!
あいつらは止めに来てないな。続けろ!
もう… すぐ!
あれで十分だといいが。確かめる方法は一つ…
宝物庫に入ると、フェドレ・ランプロニウスが儀式を行っています。
おい、何だと! 何もかも壊したのに!
愚か者め! 儀式を止められはしない。私がこの力を…
エリルセルが天井から降ってきて、フェドレ・ランプロニウスの上に落下します。
うわ、うわああ、わーっ!
…遺物 …ああ!
ふう! 何だか知らないけど衝撃を和らげてくれた。何が起きたの?
ああ… もういい。さあ、とっとと行くぞ! 全体が崩れ落ちる!
アイレイド遺跡から脱出する
アイレイド遺跡から脱出しましょう。
遺跡から出た後、闇を探す者とエリルセルが話し始めます。
エリルセル
わかってる。戻らないと言ったけど、格子から叫ぶ声が響いてきて気になって、だからついてきて、そしたら滑って…
ありがとう。お前がいなかったら塗られた目を止められなかっただろう
本当に? ちょっと派手な登場だったでしょ? 練習しようかな…
調子に乗るな
エリルセルと会話しましょう。
信じられる? あたしたちはボーダーウォッチを救ったのよ! ここの人々はあたしたちの勇敢な行いを語り継ぐ… 一週間ぐらいは! これは本当に、黄昏の淑女の伝説の始まりかもしれない!
それで、どうやって垂木から逃げた?
そこが派手なクライマックスなのよ! おしりから落っこちたのは言わないでもらいたいけど、いくらゴールドを積んでもあんな登場なんてできないわ!
どうして遺跡の上に落ちた?
あたしが偉大なるテルダンディンドを助けて下水を歩いていたら、バカでかいネズミに出くわしたのよ。あの間抜けがあんまり高い声で絶叫したもんだから、ネズミは交尾を誘う声だと勘違いしたみたいで興奮しちゃってね。あいつを追いかけ始めたの!
それで遺跡にたどり着いたのか?
まあね。で、ネズミがあいつを追い詰めたんだけど、あたしが倒した。けっこう苦労したわ、本当に大きなネズミだったからね。騒ぎが収まった後、近くの格子から叫び声が聞こえてきたんだけど、怯えきったテルダンディンドだったわ。またしてもね。あいつは混乱して逃げてったから、声を追うことにしたの
それでようやく遺跡にたどり着いたのか?
まあ、それが水道につながり、目のないスローターフィッシュの養魚場につながり、走って、滑って、あなたの前に転がり落ちることになったってわけよ!
あなたと闇を探す者が下で何をしてたか知らないけど、それもきっと重要なことよね
そう願う
ボーダーウォッチの仕事は片づいたし、闇を探す者とあたしはギルドに戻るわ。他の誰かにもっと大きな仕事を取られる前にね。栄光に浸っているだけじゃ、黄昏の淑女の伝説は生まれないから!
次の仕事のことをもう考えてるのか?
当たり前よ! 座ってるだけでタムリエル最高の盗賊になれるわけじゃないもの。あたしの活躍を見てくれたでしょ? 盛りだくさんのアクションもね。この偉大な才能を無駄になんてできないわ!
闇を探す者と会話しましょう。
仕事がもっとうまくいく時はあるが、色々と考えれば、この件はより悪くなっていた可能性の方が高いだろうな
遺物については?
エリルセルが椅子のクッションにした奴か? 買い手が彼女の双子月の彫像に金を出すとは思えない
仕事は失敗だ
それでも人質を救出した
ああ、そうだ。まあ… そうだな。だが俺たちは、ここに残って報酬を受け取る気はない。アクシウス指揮官には俺たちの正体についてたくさんの疑問があるだろうから、足止めされ、尋問される口実を与えたくない
エリルセルと俺は、さっさとギルドに戻ったほうがいいんだ
では、もう行くのか?
会話を終えると、闇を探す者とエリルセルが会話を始めます。
後は、遺物を手に入れなかったことをギルドにどう伝えるかだ。喜びはしないぞ
どういう意味? ここに遺物があるでしょ。あ! 塗られた目の女の欠片が残ってるから気をつけて
何? いつの間に
みんなが、おい、上を見ろ、崩れ落ちてくるぞ、ってなってた時。だから、次はあたしが先導すべきなのよ
絶対に駄目だ
闇を探す者と会話しましょう。
アクシウス指揮官に何があったのかと聞かれたら、我々は殺されたとでも言っておいてくれ
考えが古いと言われても仕方ないが、あそこにいる黄昏の淑女と違って、俺は目立ちたくないんだ
盗賊ギルドにはここで起きたことをどう伝える?
どんな仕事の時でも同じように伝えている。できるだけ言葉を少なくするんだ
それで納得してくれるのか?
お前は弁護士か?
さっさとゴールドを取りに行け。俺の気が変わって、分け前を寄越せと言い出すかもしれんぞ
アクシウス指揮官に報告する
ボーダーウォッチ砦の外にいる、アクシウス指揮官と会話しましょう。
解放された人質で野営地は溢れかえっているよ。斥候から報告があったが、砦内部の塗られた目の活動が激減したそうだ
事態を直接目にした者の話を聞きたい。ボーダーウォッチの状況はどうだ?
塗られた目のリーダーは死に、人質は解放された
実に見事な手並みだな! では、兵士を集め残党を片づけるとしよう
お前はあの者たち二人分の仕事をしてくれた。専門家が聞いて呆れるな。…いや、尻を拭ってもらった我々も同じか。ボーダーウォッチはお前に借りができた。これは私に出せる限りの報酬だ。受け取ってくれ
クエストを完了する。
お前の助力に報いる機会があるなら、駐屯地の部隊を挙げて力になろう。約束する
塗られた目の要求は口実にすぎなかった
人質たちの話からそのことは予想できた。塗られた目はあの遺跡で何かを探していたんだ。遺跡についてはハイエルフの学者からしつこく言われていたんだが…
この砦を指揮してずいぶん長く経つが、足元に何があるかはまったく知らなかった
これからここの部隊はどうするつもりだ?
塗られた目の連中を始末し、ボーダーウォッチを奪回する。我々のように構造を知っていても、砦を攻略するのは簡単ではない。気を引き締めて当たらねば
その後は… そうだな、指揮官の任を解かれることになるだろう
なぜだ?
砦を奪われる指揮官などクソの役にも立たない。そういうことさ
だが少なくとも、砦内の人々は無事に脱出させられた。私にはそれで十分だよ。彼らを家に送り届けたら、剣を返上するとしよう
関連資料
物語補足
ボーダーウォッチ砦の外にいる、マラナス・ヘータリアンと会話しましょう。
ボーダーウォッチを自分で見張ることになるなんてね…
どうしてボーダーウォッチを見張っている?
ここで起きたことを踏まえて、後は捕虜のこともあるし、持ち場が変更になったんだ。普段なら城壁を徒歩で巡回してるのにね
いつもは何の見回りをする?
最近はドラゴンだね。壁の両側でのおかしな動きも見張るけど。ノクターナルの教団が城壁の下にトンネルを掘ろうとしてるところを見つけたこともある。理由については口を割らなかったけど
本当に恐ろしい一週間だった
恐ろしい?
トンネルを閉鎖した後、教団は駐屯軍全員を殺害しようとした。制圧するまでにかなりの数をやられたけど、一体連中は何を考えてたんだか
さて、悪いけど城壁を監視しないといけないから
後日談
救出した者たちと話す
ボーダーウォッチ砦の東にあるキャンプに行くと、ボーダーウォッチ旅団と救出した者たちがいます。
旅団の斥候イスカリアと会話しましょう。
まるであのシグナス不正規兵みたいにやってのけたね
私たちが討伐する分が少しは残ってたらいいんだけど。矢筒が満杯のまま帰るなんて悲しすぎるわ
まだ結構な数がいる
被害を出さずに砦を奪回するのは難しい。でも、アクシウス指揮官は手を尽くしてる。塗られた目があれだけ長い間砦を守れてるのは、卑劣な戦法を使ったからよ。だが奴らはもう、民間人の背後に隠れることはできない
カリクスト・トゥニフスと会話しましょう。
自由になったのは嬉しいが、指揮官が要塞を奪回するまで、後どれくらい待てばいい?
なぜボーダーウォッチに戻るのを急ぐ?
ブラックブライアのハチミツ酒が二箱、まだ砦の中に置いてあるんだよ。これ以上待ったら、ギデオンに届ける前に取引の期限が来てしまう…
ボーダーウォッチには税関の書類を書くために止まっただけなのに。そしたら… この有様だ。最悪だよ
シャニル・ティーと会話しましょう。
もうすぐ終わると聞いて安心したよ。でも、できる時に休んでおかないとね。中に戻ったら、ずっと鍛冶場にいることになりそうだから
なぜだ?
攻城戦の後の掃除をやったことはある? 欠けた剣、破れた鎧に壊れた蝶番、外れた矢尻。何から何まで滅茶苦茶なわけよ。修理したり、直せないものを廃棄したりするのは誰の仕事だと思う? 鍛冶場の主である私の仕事なの
オッテンと会話しましょう。
ああ… ああ、いや、無事に出てこられたようでよかった。塗られた目もほぼ片づいたようだな
それで、他にも協力者がいたんだな? ウッドエルフがいただろう。何と名乗っていたか。黄昏の淑女? あの女はまだいるか?
彼女は去った。なぜだ?
ああ! いや、理由はない。私はただ… まあ、いいさ
どうせああいう冒険者は、馬屋には目もくれないだろう
サンホールドのテルダンディンドと会話しましょう。
遺跡の中であったことは言わなくていい。ここにいても揺れを感じた。完全には破壊されていなくても、中のものは取り返しがつかない被害を受けているだろう…
それで… あれはバルサビエク期のものだったか? それとも前アレッシア期か?
詳しく調べる時間はなかった
そうだろうな…
サピアルチ大学に手紙を書かねばならん。ああ、アリノールのテルダンディンドめは大喜びするだろうな
フラヴィウス・ウンクォと話す
ボーダーウォッチ砦の外にいる、フラヴィウス・ウンクォと会話しましょう。
聞くところによると、砦では全てが解決したようだな。心配事が一つ減ったよ
それでも、井戸の方からは何も聞こえてこない。バーティオは指輪を見つけられなかったんじゃないか?
ブラックウッドの英雄
当クエストを完了すると、「ブラックウッドの英雄」にエリルセルと闇を探す者が登場します。
コメント