書籍

あなたの小さな友、エドゥについて

この手紙が無事に届くことを願っています。
シロディールでの作戦は伝説となっています。
帰還された折には、武勇伝を聞かせていただくことをとても楽しみにしております。

新たな都、オルシニウムへのご家族の移住はほぼ順調に進みましたが、しかしながら途中で大切な仲間を失ってしまいました。
調教したリークルの召使のエドゥです。
旅の最初の晩に姿を消しました。

あの者をとても気に入っておられたことは存じております。
タムリエル語を教えたり、正しいテーブルの準備を教えられていらっしゃいましたから。
道化師の日にあの者にガウンを着せてやっていたのが思い出されます。
可愛らしい奴でした。リークルにしてはですが!
「乙女のキス」を売るとおっしゃって、化粧を塗りたくったエドゥを出した時の男の子たちの顔を覚えておられますか?
朝食を戻してしまった子もいました!

エドゥが消えた夜にテントの側で騒ぐ声が聞こえましたが、兵士たちは何でもないと断言しました。
しかし朝になるとエドゥは消えていました。
逃げ出したとも思えません、ご家族にもとても気に入られてましたから。
おそらく道に迷ったのでしょう。
ともかく、遺体を見つけることはできませんでした。

誠に残念なことですが、ご心配なく。
あの小さなエドゥはどこかで自分の仲間に出会い、教わった通りにテーブルを準備していることでしょう。

あなたの友、
エメロード

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