喋る樫のグラーガーギル著
エルデンの時代、エルフの時代、イェフレは訪れた
走った場所で生物達を名づけた
すべては混沌としていて、名前は存在しなかった
彼の贈りものは獣、植物、石それぞれに名前を与えることだった
人とエルフ以外のすべてのものが身のほどを知っていた
どこへいっても略奪と破壊を繰り返した彼らを除いて
「お前達をアースボーンと名づける」とイェフレは告げた、
「森、石、根、種の王よ。
この遺産を育む、その保護者となれ
その価値がある者を守りとして指名せよ」
それ以来ウィルドの女性達は緑を守る、
ツンドラから森まで、頂上から谷底まで、
虎であろうと虫であろうと、すべての生物に思い出させる
その名前、その性質、その機能と姿を。
緑を堕落させようとする者には
ウィレスがあらゆる場所で立ち向かうだろう。
だから森を歩く時は注意しろ、イェフレのやり方に敬意を払え
さもなければ監視するウィルドの女性達に連れ去られる。
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