ESO > 書籍 > デッドランドからの文書
破壊者カーシの日記より。
この鍛冶場を言い表せる言葉はない。メエルーンズ・デイゴンはここで兵器を精錬する。炎、硫黄、苦痛の臭いがする場所だ。
鍛冶場は冷えているが、かつてここで燃え盛った偉大な炎の記憶は今も残っている。デイゴン卿の力はこの壁を通じて響いている。その核が石の下で唸りをあげる。この場所の秘密の鍵を開けたい。鍛冶頭は去って久しいようだ。偉大な道具がどのように動いたのか、説明らしきものはない。だから何かを知るつもりなら、自分で解明するしかない。発見をこの日記に記録していこう。
小さな物体が無秩序に散乱している。ルーセントだと思うが、その目的はわからない。ほとんどが反応しない状態だが、以前は力がうなっていたようだ。この場所の周囲に散らばっているのは、深く印が刻まれた様々な放出台だ。私は多くの書で、この放出台がデイドラの結界にとって欠かせない理由を読んだ。ルーセントは台にうまく合うように見える。もしかしたら、これが力を浸み込ませる方法か? 炉は動力を必要としている。それも大量の。ルーセントが鍵なのか? 解明するには、試みなくてはならない。
コメント