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書籍

シャンブルズ観光案内

ファーグレイブの定命の者受け入れおよび視察プログラムのための、ディラマーによる記述

大部分の定命の者は危険な無法地帯という評判にもかかわらず、シャンブルズを住処としている。シャンブルズの路地にこれだけ定命の者やデイドラが引き寄せられるのは、この無法のおかげかもしれない。この地区の様々な住民や雑貨屋、工芸品などは独特の雰囲気を生み出している。住宅地にはファーグレイブの主要地区で課せられる厳格な行動規範から距離を取ることを望む、定命の入植者やデイドラが混じり合っている。

入口
シャンブルズは、ファーグレイブのより上流の地区と隔てる壁の先にある。シャンブルズへ通じる扉の大半は隠されているか目立たない。ファーグレイブの門は派手で精巧な作りだが、シャンブルズの街路への入口の大部分は全く人目を引かない。シャンブルズへの扉を探すには、計画的な探索だけでなく偶然と運も必要になる。旅人は時々、シャンブルズの迷路のような路地に迷い込んでしまうことがある。

市場
バザールの露店とは異なり、シャンブルズの市場は風に舞う葉のように場所を転々と移動する。しかしなぜか、常連客はいつでも店を探す方法を心得ているようだ。街路に記された謎の印を利用した複雑なシステムにより、知識のある者には特定の品物を売っている商人の場所が分かるという噂がある。残念ながら、それについての情報はストリクチャーに反しているため、このガイドの範囲を超えている。シャンブルズでしか得られない品物やサービスが存在すると言えば十分だろう。そうしたものを求めている者にとって、行ってみるだけの価値はある。

飲食
シャンブルズの大きな喜びとして、知る人ぞ知る〈ブリジット〉が挙げられる。ここの食事は素晴らしく、バターの香る菓子や食感豊かな果物、そして外の街路を溶解させられるほど熱い飲み物を味わえる。ミックスリーフティーを頼んで、ディラマーの推薦で来たと告げよう。もっと強い飲み物を求めているなら、ウィッシュボーンがいいかもしれない。この酒場には荒々しい魅力があり、エバーグロームのこちら側では最高の凍結蒸気を出す。

地域の特色
定命の者に入手できるあらゆる商品を取り扱う、ネテリアスとのスリリングな会話を楽しもう。彼の伝説的な話術と友好的な態度は、ドレモラにとってもこの露店で買い物をする楽しみを与える。猫が嫌いでなければ、ネテリアスの猫マルフィーザンスの相手もしてやるといいだろう。

治安
すでに述べたように、ファーグレイブ中心部には定命の者の挑発に暴力をもって応じるデイドラがいる。幸運にも、街の中にいる限りどんなデイドラも破ることのできない法秩序が存在する。ストリクチャーとそれを施行するグラスプはシャンブルズでも活動しているが、これは安全の保障にならない。友好的とは言い難いいくつかの集団がシャンブルズの各地を支配しているため、できる限り彼らの縄張りは避けるべきだ。

ボス・ケゾ率いるエラントは、ファーグレイブの環境で正気を保つための契約を持たない定命の者の集団だ。このためエラントは縄張りの防衛に全力を注いでおり、暴力の行使もためらわない。彼らはシャンブルズに居住する定命の者、特に西の路地に住む者を守っていると主張するが、筆者の見るところでは保護という名の恐喝である。このトラブルメーカーたちには注意しよう。

東の街路網スケイン・ロウは、スパイダーキスのシャエルメタや仲間たちの住処となっている。このデイドラは友好的でなく、特に定命の者は食料とみなしている。スケイン・ロウは建物の間に張り巡らされている広大な蜘蛛の巣を見れば分かる。大きな蜘蛛の巣に出会ったら、回れ右をして引き返そう。

ヴァンキッシュドはシャンブルズ中央広場周辺の一帯を支配している。エンジルとその仲間のドレモラたちは、定命の者を狩って楽しんでいる。さらなる情報があるまで、この地帯は立ち入り禁止と考えていいだろう。

このような危険にもかかわらず、シャンブルズは訪問する場所としても住む場所としても素晴らしい。新しい街は全てがそうだが、この地区で過ごす最初の数日は慎重に行動することを勧める。しかし危険の兆候に慣れてくれば、すぐに私と同様、この地区に溶け込めるだろう。

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