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書籍

インドリル家の概要

名家の大歴史家、アンドール・インドリル著。黄金の平和五十七周年記念

第一紀初期に基礎を築いたインドリル家は、常に強い政治力を発揮してきた。その信念と展望において正統派かつ保守的である我々は、いつもダンマーの伝統的な慣習と実践の擁護者であり続けてきた。

インドリル家にとって、宗教は最も大切な制度である。我々は自分たちの聖なる先人を崇拝する。我々は善のデイドラ、とりわけボエシア、メファーラ、アズラに対して敬意を払う。またヴェロスやアラロールなどの聖人たちを賛美する。

インドリル家は、ダンマーの文化がいかなる犠牲を払ってでも保全されねばならないと信じている。変化は伝統の敵であり、変化を許せば、力強い土台は弱まるであろう。

インドリル家はよそ者と非ダンマーを本質的に邪悪で危険だと見ているわけではなく、いかなるよそ者もインドリルの支配地域を訪問することを禁じられてはいない。だが名家は常に気を配り、観察を怠ってはならない。訪問者は、すべて注意深く監視されねばならない。大師範ベスティンがこの時代の初期、我々に教えたように、見られている盗賊は盗まない。

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