英雄の試練

息子よ、交渉を検討しなければな

地に堕ちたな！ ヒーラは母を殺し、あなたの妻を殺したのだ！

お前の言うことは本当だ。しかし我々が剣を取らなければ、さらに多くの妻や姉妹が死ぬだろう

洞窟に怖気づいたのか！ 我々は戦わねばならない！

自分のために選ぶことは簡単で、国のために選ぶことは難しい。人々の信用を得ることに比べると、重い刀剣は羽のように軽い

私の話を注意深く聞いてほしい

暴君が人々を脅迫した。もし自ら彼に従い奴隷となるのなら、お前の民は慈悲を受けるだろう。もし彼を攻撃すれば、お前と民は祖国を追われ、海へと追放される

さあ、どうする？

一つのために選ぶ時、お前は全体のために選ぶことになる。これが指導者の重荷だ

ゴブリンが近づいてる。奴らは我々の斥候を殺すでしょう！

この峠を抑えねば戦争に負ける。彼らの犠牲は語り継がれていくだろう

我々の最高の戦士たちが殺されてしまう！ なぜあなたは彼らに背を向けられるの？

ヤギは打てば走り出す。ジャッカルは追いかけると噛みつく。人間だけが、何もしないという選択肢を持っている。自分を率するということはとても難しい。お前に質問をしよう。今でも私を悩ませることだ

お前は偉大なる軍の斥候だ、山側に座っている。下の道には、敵兵の一軍がゆっくりとお前の親愛な友のいる場所に近づいてくる

お前は、友人を助ける為に自らの持ち場を捨てるか、それとも攻撃を報告するために隠れたままでいるか？

動く… 動かない。どちらも一つの選択だ

剣は禁じられている！ 使ってはダメ！

それがなければ、我々は、我々の文明は… 死に絶えるだろう

その剣を手にすると、死よりもひどい結果になるかもしれないわよ！

全ての選択肢には犠牲を伴う。ささいな犠牲もあれば… 何世代も続くものもある。私の時代では苦い杯から飲まなければいけなかったが、レッドガードはその代償を払った。お前なら違うことをしたのだろうか

ディヴァドによって征服されたと考えられていた、巨大なゴブリンが戻ってきた。戦いは劣勢だった。お前は強力な魔法の剣の場所を知っていたが、危険なものだった。理由があって隠されていた

剣を探しに行くか、それとも素手で戦うか？

たった一つの決定が文明を特徴づけることがある。受け継ぐものを真剣に考えなさい、旅人よ。小さな選択ですら偉大な結果を持ちうるのだから

若いころは霊剣の乙女として育った…

早く… できるだけ早く…

…忘れないで…

偉大な英雄たちの多くは後悔を残している。それが骨や折れた刃と共に砂に埋まっている。隠されて、忘れ去られる。伝えていかなければならない物語の一つに、既に知られているものがある。私の話を聞いてほしい…

あなたは偉大なる戦いに勝利し、栄光を手にしたが、その身に深手を負ってしまった。魔法の記憶石に、最後の思念を記録できるでしょう

戦いの歴史に思いを馳せ、伝説を残す？ あるいは、愛する家族を永遠に残す？

どんなに素晴らしい英雄でさえも後悔から逃れることはできない