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書籍

破れたページ

我々を苦しめる悪霊は空から降ってきたのかも知れない。
彼らは、太陽が影一つ落とさない真っ昼間にやってきた。
どうやって来たのか見当もつかない。

彼らは人間のように動き、人間のように殺すが、しゃべらない。
筋道が通らない。

今は彼らの音は聞こえないし、姿も見えない。

でも彼らはそこにいる。
矢の雨と炎と刀剣で、我々を何十人も殺した。

他の者は動くのを恐れている。
もしあいつらがこの橋で我々を殺さなくても、太陽が殺すだろう

これを読んだすべての人へ。
誰かが私に教えてくれていたらと思う。
とにかく引き返せ。
振り向いて、できるだけ急いで逃げろ。
要塞に近づいて、いいことは何もない。

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