前回クエスト
物語内容
バスティアンとの関係ステータスが「友情」以上になると、クエストが発生します。
バスティアン・ハリックスと話す
バスティアン・ハリックスと会話しましょう。

伝令がこの手紙を持ってきたんだ。よりにもよって義理の兄、クイストリーからだ。ちゃんと字を書けるとは思ってもみなかったよ
で、この中身もどう受け止めていいのかわからないんだ

クイストリーの手紙に何と書いてあった?

クイストリーはダガーフォールにきてほしいと言っている。しかも丁重な感じすらした。個人的ないざこざで助けて欲しいと言ってきたんだが… まあ、それは驚くには及ばない
だが、面白い報酬を申し出てきたんだ

面白い報酬とはどんなものだ?

シルヴェッレ卿の書斎で古い手紙を見つけたらしくてね。それがどうも、私の母親に関する手紙なんだそうだ
母は私が幼い頃に死んだ。母とシルヴェッレ家にどういう縁があったのか、私は知らなかった。できれば詳しく知りたい。そこで提案だ。一緒にダガーフォールへ旅をする気はないか?

ダガーフォールへ一緒に行って、クイストリーと会おう

興味があるなら、この手紙に目を通してくれて構わない。さて、クイストリーの奴、今度はどんな問題を起こしたんだ?

クイストリーは、困った時にだけ連絡してくるのか?

いつものことだよ。シルヴェッレ家の者は皆、何かをしてほしい時にだけ私に優しくなるのさ
しかし、助ける礼に母に関する価値ある何かをくれるなんてな。珍しいことだ

母親について覚えていることは?

残念だが、あまり覚えていない。小さな頃だったからな。だが… 母が私をシルヴェッレ家に託したことはずっと不思議だった。両親どちらも、シルヴェッレ家と繋がりはなかったからね。私があの家に来た理由も経緯も、ちゃんと説明してもらったことはないんだ

シルヴェッレに何と言われた?

お前の家族はもういない、引き取ってもらえて感謝しろ。そう告げられただけだ
時が経って、私は父がハリックス家最後の人間だったと知った。だが母はどうなったのかわからないんだ。シルヴェッレ卿に母の家族のことを何度か聞いたが、多くを語ろうとしなかった

クイストリーが嘘をついている可能性は?

可能性はある。だが、もしその嘘がバレたら私に鼻を叩き折られることくらいは理解しているだろう。クイストリーは新しい騒動に巻き込まれて、何か私が欲しがるものはないか探しに行ったのさ。まったく忌々しいが、奴は正しい
しかし、シルヴェッレ卿は私に何を隠していたんだろう?

もう一度言ってくれ。クイストリー・シルヴェッレとは何者だ?

私の義兄だよ。君も会ったろう? 私は小さい頃シルヴェッレ家にもらわれて、私たちは一緒に育てられた。…だが、私は家族の一部じゃなかった。クイストリーが何度家族を失望させようが、シルヴェッレ家の息子は奴だ。私じゃない

すでに会っている?

クイストリー・シルヴェッレがレヤウィン近くの深い嘲笑の洞穴で、シシスの娘に生贄にされるところを助けたろ? あのバカは、死の教団のリーダーと恋に落ちたと思っていた
助けられてあいつは怒っていたんだぞ、信じられるか?

先を急ごう

奴は〈酔いどれライオン〉にいるだろう。あそこは奴の第二の故郷だからね
インベントリにある「クイストリー・シルヴェッレからの手紙」を読みましょう。
バスティアン
お前が家族への奉仕から離れ、これ以上私の両親に対する義務を果たす意思がないことは分かっている。だが、個人的なことでお前の助力がどうしても必要なんだ。私にとっては極めて重要なことだ。これは両親とは何の関係もない。実際、できれば両親には知られたくないと思ってる。
我々が良き友だったとは言えない。だから同情に訴えようという気はない。そのかわり、力を貸してくれたらお前が興味を持つと思われるものを提供しよう。私は父の書類の間から見つけた手紙を持っている。お前宛ての手紙だ。恐らく10年ほど前に送られたもののようだ。お前の母親に関連するものだ。
興味があるなら、できるだけ早くダガーフォールの宿屋〈酔いどれライオン〉に会いにきてくれ。二階のいつもの場所にいる。
クイストリー・シルヴェッレ
クイストリー・シルヴェッレと話す
ダガーフォールの〈酔いどれライオン〉に行くと、クイストリー・シルヴェッレがいます。


いたいた。来ると思ってたんだ!

ここにいるぞ、クイストリー。何の用だ? どんな取引をしたい?

バスティアン、落ち着けよ。カリカリするな。こっちの話がわかる友人と話そう

とにかく… いや。それが最善の策だろう
バスティアン・ハリックスと会話しましょう。

珍しくクイストリーは素面みたいだ。しかも… 不安がっているようにみえる。どんな問題を抱えているかはわからんが、真面目に向き合っているようだ。ふむ…
彼と話してくれないか? 君は中立の立場だからね、君に対しては弁解を重ねたり、小賢しい嘘をついたりもしないだろう
クイストリー・シルヴェッレと会話しましょう。

ああお前、覚えているぞ。お前がここに居てくれて助かった。バスティアンを怒らせそうな情報があるんだ。私のせいじゃないんだが
だが… まずは個人的なことで手を貸してほしい。取引といかないか?

バスティアンに何をさせたい?

私は婚約したんだ! お見合いだが、悪くないぞ
私は婚約者に贈る、シルヴェッレ家の家宝の指輪を持ってる。いや、持ってたんだ。独身生活最後の日々を満喫していて… 賭け事で失くした。あの指輪を取り戻さないと…

その指輪はどこにある?

グレネッタという女に負けて取られた。彼女はイレッサンの塔を根城にする野盗どもと一緒だ。彼女が見つかれば、指輪もそこにあるはずだ
代わりに、バスティアンに私の父が隠していた古い手紙を渡そう。ハリックス家、つまりバスティアンの家に仕えてた召使からの手紙だ

父は家族についての情報をバスティアンに隠していたのか?

さあね。私には関係ないことだ。あの手紙は指輪を買い戻すための小銭を探してる時に見つけたんだ。手紙のためにバスティアンが私を助ける気になるなら、お互いに得じゃないか
指輪を取ってきてくれ。私は近くで待つから、終わったらバスティアンに手紙を渡そう

いいだろう。イレッサンの塔で指輪を探してくる

確かに、バスティアンとは昔から仲良しだったわけじゃない。だが婚約を台無しにしたくないんだよ。私の婚約者はとても家柄がいいんだ
心を入れ替えるよ、本当だ。今後はバスティアンに助けを求めたりしない

心機一転か?

まあ、私の悪行は誇張されてる気がするんだが… 父から、私のやってることがブシェンド家との婚姻を台なしにするようなことがあれば、なんというか… 私の代わりに後継者になるいとこはいるって言われてね

誇張? バスティアンの手を借りるために他人の手紙を使ってるだろう

そして、父が表沙汰にしたくなかった問題に干渉して、怒りを買う危険も冒してる。私がいなかったら、バスティアンはあの手紙の存在を知ることもなかったんだぞ
リスクを取ってチャンスを狙う、私にしては珍しく現実的な行動を取ってるってことだ

花嫁を思う気持ちはあるのか? それともただの同盟か?

正直に言えば、政略結婚だよ。ブシェンド家は、私に関する事実無根の中傷を耳にして心配してる。だがこの婚姻がうまくいけば、両家にとっての利益は相当のものになる
だが、モーリエンヌのことは好きだ。彼女には… よく思われたい
会話を終えると、バスティアン・ハリックスが発言します。

イレッサンの塔? よし、すぐ向かおう。とっとと出ないと、クイストリーに手を出しそうだからな
バスティアン・ハリックスと会話しましょう。

母からの手紙は本来私のもののはずだ。それを交換条件にするなんて、奴を殺してやりたいとも思う。だが… 奴は奴なりに、自分でなんとかしようとしているように感じられる。今回のは要求というより交渉だ
マシになろうと努力しているのかもな

クイストリーに手紙を隠す権利はない

そうだよな…。クイストリーが手紙を差し出すまで小突いてやりたいのは山々だが、指輪が行方不明なのは問題だ。奴がどうやってなくしたにせよ、取り戻さなくては

その指輪はなぜ重要だ?

クイストリーがモーリエンヌ・ブシェンドに渡す予定の指輪なら、間違いなく重要なものだ
奴は嫌いだが、シルヴェッレ家を災難に遭わせたくはない。両家の婚約は多くの人にとって大切なことだ。クイストリーの奴もそれがわかっているんだろう

クイストリーの婚約者を知っているのか?

まあ、知ってはいる。ブシェンド家はシルヴェッレ家と同様、ダガーフォールに影響力を持つ一族だ。モーリエンヌのことは子どもの頃から知っているし、この縁談は自然な流れだと思うさ
面白いことに、あの人はクイストリーのいいところを引き出すんだ
シルヴェッレの指輪を探す
イレッサンの塔に到着すると、バスティアン・ハリックスが話しかけてきます。

クイストリーが言っていた場所はここみたいだな。待ってくれ。入る前に話をしよう
バスティアン・ハリックスと会話しましょう。

心得ているとは思うが、覚えておいてくれ。今日の優先事項は山賊を一掃することじゃない。グレネッタという奴を探して、シルヴェッレ家伝来の指輪を返すよう説得することだ… 説得方法は問わないがね
そうすれば、母の手紙が見られる

シルヴェッレ家は家族について何も言わなかったのか?

父の反逆についてはたっぷり聞かされたよ。シルヴェッレ家にもらわれた私がいかに幸運だったかを理解させたかったんだろうな。母については、恥辱で死んだとしか言わなかった
ああ、それから私には姉がいたとも聞いた。その姉も死んだとね

この手紙から何を知りたい?

馬鹿げて聞こえるかもしれないが、母がなぜシルヴェッレ家に私を預けたのかを知りたい。私たちには血縁すらないんだ。母と姉がなぜ死んだのかも知りたい。普通、人は恥辱で死んだりはしないだろう?

イレッサンの塔でその指輪を探そう

苦労に見合わなかったら、また奴をぶん殴ってやる
イレッサンの塔に入りましょう。

この長きにわたり見捨てられていたぼろぼろの塔は、ダガーフォール防衛の古い城壁だったようだ。
塔に入った後、バスティアン・ハリックスと会話しましょう。

まさかまたクイストリーのために遺跡に来るなんてな…
探索を進めると、グレネッタ・ファッセルの遺体を発見します。
遺体の側にある「グレネッタの日記」を読みましょう。
地耀
ようやく運が向いてきた。ダガーフォールの酔っ払った間抜けが自分の婚約を祝ってて、私たちのカードゲームに加わってきたの。その馬鹿は自分の手にすごく自信があったから、持ってた婚約指輪を賭けた。私が勝ったわ! しっかり勝ち分をいただいて街の外に向かった。お金持ちのやることって分からないから… 指輪を取り戻すため、誰かに追跡させるかもしれないでしょ。でも私は正々堂々と勝ち取ったのよ。カードでイカサマなんて絶対にしない。
基地に戻ってみんなのために夕食の支度をしなくちゃ。みんな私のことは公平に扱ってくれるけど、私は強盗でも無法者でもない。私は料理人。このきれいな指輪が売れたら、まともな服を買って、もう少し清潔にする。もしかしたらちゃんとした酒場か宿屋で雇ってもらえるかもしれない。
火耀
あのならず者のパトレルが巨大な卵を持ち込んできて、大きなオムレツを頼れと言う。確証はないけど、あれはハーピーの卵だと思う。とんでもない思い付きよ! 彼らが鳥なのは知ってるけど、多少は人間でもあるでしょ? ゾッとする。誰か他の人にここから持ち出してくれって言うつもり。
明日、夜明け前にここから出て行こう。グレネッタ・ファッセルはここからやり直すの。
バスティアン・ハリックスと会話しましょう。

あの手紙には何が書かれているんだ? 早く指輪を見つけよう
遺体の側にある貴品箱を調査すると、シルヴェッレの指輪を発見します。

クイストリーはツイてるな。指輪はまだここにある。手紙の準備をしてもらおう
バスティアン・ハリックスと会話しましょう。

ギャンブル運を失ったようだな。彼女は付き合う相手を選ぶべきだった
さあ、ここを出よう。この指輪を奴に届けて、さっさと手紙を受け取ろう
イレッサンの塔から出ると、クイストリー・シルヴェッレが待っています。

こっちだ! 見つけたのか?

指輪は見つけた。さ、手紙をよこせ

まず指輪を渡せ。父に渡して私に取りに行かせそうだからな

私ならやりかねないだと…? 私は約束は守る。だが、気になるなら私の仲間と話してくれ
クイストリー・シルヴェッレと会話しましょう。

あの古い塔に隠れる悪党の目を避けながら、ここで待とうと思ったんだ
私は… 私はとにかく指輪を返して欲しい。今晩の式で婚約者に渡したいんだよ。お前が持ってるのか?

指輪を見つけた。バスティアンの手紙はあるか?

持ってきた。私は約束を破らない。おい、そんな顔をするなよバスティアン!
いいか、モーリエンヌを失望させたくないんだ。させないって両親に約束したからな。自分の問題にバスティアンを巻き込むのは、これが最後にする

指輪はここだ

傷はつかなかったみたいだな。これで一安心だ
バスティアンの手紙はそこにある。なぜ父が手紙を隠してたのかは知らないよ。で、バスティアン、これで貸し借りなしだ。円満解決だな

両親がバスティアンを養子に迎えた事情について、何か知らないか?

さあ。あまり考えたこともない。父は義務だったと言ってただけだ。シルヴェッレ家が義務に背いてはならないってな
腹を立てたこともあったよ。バスティアンが家にいるのが我慢ならなかった

我慢ならなかった理由は?

当たり前だろ? バスティアンは一度も問題を起こさなかった! 私が勉強をしないと両親はバスティアンを指さし、なぜ彼のようになれないのかって言うんだ
両親はバスティアンの方が私より大事なんだと思ってたよ。父がこっそり事情を説明してくれるまではな

事情を説明した? どんな事情だ?

バスティアンはシルヴェッレ家の者ではなく、そうなることもないってな
でも、両親は天涯孤独のバスティアンを助け、成長した後は一族の事業を管理する重要な仕事を与えたんだぞ? バスティアンは感謝すべきだと思うがね
会話を終えると、バスティアン・ハリックスが発言します。

どうしてシルヴェッレ卿は私宛ての手紙を手元に置いていたんだ? 中身を読んだよな? 悪い知らせだったなら、それとなく伝えてくれ
クイストリー・シルヴェッレと会話しましょう。

まあ、うまく片づいたな。私はもう行かないと。結婚式の準備があるんでね
バスティアン・ハリックスと会話しましょう。

バカバカしいのは分かっているが… その手紙を先に読んでくれないか? 君の隣で危険に挑んできたが、そのちっぽけで黄ばんだ古い羊皮紙が怖くて仕方ないんだ…
「イナリースからの手紙」を読みましょう。
バスティアン様
私を覚えていらっしゃるでしょうか。計算だと、そろそろ15歳におなりでしょう。ほとんど大人ですね。最後にお会いした時は本当にお小さかったですが、何年もあなたのことを考えておりました。
私は亡きお父様とご結婚される前から、あなたのお母様の召使をしておりました。お母様が亡くなられてからも、しばらくの間はお世話をさせていただきました。私があなたをダガーフォールのシルヴェッレ家にお連れして、何ヶ月かそちらにお仕えしたのです。ですが、まだ小さい内に去らねばなりませんでした。
私は具合がお悪く、もう長くないことをお分かりになっている時にさえ、お母様が一番気にかけ、心配していたのがあなたであることをお知らせしたいのです。お母様はあなたの教育やその他の資金を確保するため、持参金の中から宝石を取り分けておいででした。そしてシルヴェッレ家を離れることが許されたら、すぐにあなたをお姉さまのところにお連れして、一緒に暮らせるようにして欲しいと私に依頼なさったのです。クラレーヌ様はあなたよりもかなり年上で、お父様が屈辱を受けた時にはすでに幸せな結婚をなさっておいででした。なのにどういう訳か、シルヴェッレ家はあなたを解放するどころか義務を負わせたのです。あなたの旅路が続きそうだと思われた時に何度もお願いしましたが、満足のいく返事は決して得られませんでした。その後間もなく私は解雇されました。
私は今、レッドファーの村に住み、宿屋 〈ハーティー・ホーヴァー〉で働いています。グラーウッドには何人か家族もおり、最近は十分に満ち足りています。もしお手紙をくださるなら、あるいはこちらの方にいらっしゃるようなことがあるなら、元気だと一言お知らせいただけたら、こんなに嬉しいことはございません。
心からの愛情を込めて
イナリース
バスティアン・ハリックスと会話しましょう。

君が愕然としているようには見えない。…勇気を振り絞って自分で読むべきだろうな
見せてくれ、頼む

母から忘れられてはいなかったようだな。死の淵でさえ

そうか… イナリースのことは覚えていると思う。そう、小柄なウッドエルフの女性だ。私に優しくしてくれた
なぜシルヴェッレ卿はこのことを私に隠したんだ? 母の宝石の行方は? なぜ私は姉のところに送られなかった?

姉は死んだと言わなかったか?

そう聞かされたが、納得できないよ。母が私を姉の家に連れて行けと言ったということは、その時姉は生きていたはずだ。私たちがダガーフォールを去る前に死んだのか?
グラーウッドのレッドファー交易所に行こう。イナリースが答えを教えてくれるかもしれない

一緒に行こう

シルヴェッレ卿が多くのことを私から隠していなければ、ずっと簡単だったじゃないか… 彼はきっと私のためにやったと言うだろう。だが私は、その動機を邪推してしまう…
なんのつもりだったんだ?

両親に何があったのかもう一度教えてほしい

私の父はマーテル・ハリックス卿。王政に対する反逆者だ

反逆者?

父はエメリック上級王に信頼を置かれる相談役だった。だが私がまだ二歳の頃、王を殺害し権力を奪う計画を立てたんだ。露見し未然に防がれたがな。王は父を処刑し、ハリックス家の土地と称号をはく奪した

母親については?

厳しく取り調べられたが、王の代理人は母が父の計画について知っていたと証明できなかったようだ。エメリックは母を処刑しなかったが、その一件で母は心身を病んでしまった、という話だ。母はその後、間もなく亡くなった
クイストリー・シルヴェッレと会話しましょう。

結婚式に招待しないことを、バスティアンが納得してくれりゃいいんだがね。あいつが急に飛び出したんで、私の両親はかなり腹を立ててたからな
イナリースを探す
グラーウッドのレッドファー交易所に行くと、バスティアン・ハリックスが発言します。

当時の話を聞いて回るか。イナリースを知る人がいるかもな
バスティアン・ハリックスと会話しましょう。

ひょっとしたら、宿屋で働いている人がイナリースを知っているかもしれない。あるいは、覚えているかも
宿屋の近くにいる、ヴェイザーと会話しましょう。

在庫や配達は勝手に整理されない。この者はちょっと忙しいのだ

イナリースを探している。この宿屋で働いているのか?

イナリース? 数週間遅かったな。可哀想に。ヴェイザーは事件が起きた時留守だった。宿屋の主人ネロールは、金貨がないことに気づいてイナリースを責めたのだ
イナリースはここで何年も働いていたというのに、あんな風に追い出すなんて! 彼女が盗むはずないのに!

行き先を知っているか? どうしても会いたい

森の中に行った。ウッドエルフは木が好きだからね。でもイナリースはもう若くない。この者は心配している
ヴェイザーは、村の南のどこかで野営していると思う
立ち去る前にもう一度、ヴェイザーと会話しましょう。

イナリースにヴェイザーが心配していたと伝えてほしい。金貨が盗まれた時その場に居合わせたら、この者は宿屋の者に反論し、目を覚ますように訴えていたのに…
イナリースは盗人などではない
バスティアン・ハリックスと会話しましょう。

イナリースがまだ宿屋で働いていたら出来すぎだな。では彼女を探しに行こう
レッドファー交易所の南の森に行くと、イナリースがいます。

向こうに行って! 盗む価値があるようなものは持っていないわ
バスティアン・ハリックスと会話しましょう。

あの人か? 私に記憶が残っていたらよかったんだが
彼女は何年も前に送った手紙を私が無視したと思っているかもしれない。それに深く傷ついているかも。話してきてくれないか? 昔ハリックス家に仕えていたイナリースなのか聞いてみてくれ
イナリースと会話しましょう。

昔ほど元気ではないかもしれません。ですが、弓の腕は落ちておりませんし、グラーウッドのこの辺りのことなら他の人より詳しい。必要なら自分の身は守れます

この友人はバスティアン・ハリックスだ。かつてハリックス家で働いていたイナリースか?

バスティアン? あの小さな男の子がこんなに大きくなって! 何年もの間、ずっと心配していました…
シルヴェッレ家にあの子を残していくのは辛いことでした。ウェイレストの姉のところに行くべきだったのに

姉は死んだと言われたそうだが

それは嘘です! クラレーヌお嬢様はウェイレストのオージン伯爵と結婚なさいました。私は去年、ストームヘヴンから来た旅人にご夫妻のことを聞いたばかりです。オージン伯爵家夫妻と子供たちは元気だと言っていました
バスティアン様は彼女のところに送られなかったのですか?

そうだ、シルヴェッレ家が彼を引き取って育てた

それは坊ちゃまのお母様が望んだことじゃありません! バスティアン様にはお姉様がいるということが、奥方様の最期の日々唯一の慰めだったのに。それに、奥方様がお渡しになった宝石は? シルヴェッレ卿はバスティアン様の財宝をどうしたのです!
ああ、なんということでしょう!

なぜウェイレストに直接行かず、シルヴェッレ家にバスティアンを託した?

王の役人たちは、クラレーヌお嬢様もハリックス卿の謀反と繋がっているのではないかと疑っていました。彼らはまだ幼いバスティアン様を下級貴族の家へ送り、お嬢様がハリックス卿の裏切りと無関係だとはっきりするまでそこに留め置くよう命じたのです

王がシルヴェッレ家にバスティアンを引き取れと命じたのか?

宮廷の誰かが入れ知恵したのでしょう。シルヴェッレ家にも若い男の子がおりましたしね。あの一家は宮廷と関係が親密でしたし、忠誠を疑われることはありませんでした。シルヴェッレ卿は喜びはしませんでしたが、事態が落ち着くまでバスティアン様を預かること承諾して下さいました

レディ・ハリックスがバスティアンに渡した宝石はどうなった?

シルヴェッレ卿が受け取り保管しました。時が来たら、バスティアン様に持たせクラレーヌお嬢様の元へ送ることになっていたのです。ですが、私が役目を解かれた後、何が起きたのかはわかりません…

シルヴェッレ家は役目を解く時に何と言った?

シルヴェッレ卿は、バスティアンの世話はするからもう心配するなと仰いました。王の役人たちが、ハリックス家に仕えた者たちも疑っているとも仄めかされまして…
恥ずかしながら私は、手切れ金を受け取って逃げ帰ったのです…
会話を終えると、イナリースとバスティアン・ハリックスが話し始めます。

ああお坊ちゃま。随分と、ご立派になられて…

イナリース、覚えているぞ。それで… あの話は本当なのか? 私は、姉の家族のところへ行くはずだったのか?

お母様たっての願いでした。お姉様の元へ送ろうとしたのですが、そうならなかった

なぜそうなったのか調べないとな。まず仲間と話さないといけないが… 聞きたいことがたくさんある

バスティアン・ハリックスと会話しましょう。

これまでずっと、母は恥辱と共に生きるより、高潔な死を選んだのだと思っていた。例え小さな子を残すことになってもだ。だがそうではなかった
そして死んだと思っていた姉が生きているだと? すまない、混乱している

これをどう考えている、バスティアン?

そうだな… 安心したよ。同時に、混乱もしている。変な話だと思わないか? 母が私のために手配をしていたって? 私は忘れられてはいなかったのか
ではなぜ、シルヴェッレ卿は母の望みを無視したんだ? 単なる欲か、それとも他に何か起きたのか…

姉については?

もちろん会いたいさ。だが、名誉を汚された我々の家族とは関係を持ちたくなかったのかもしれない。それとも、子供を育てる重荷を背負いたくなかったか
考えをまとめたい。準備もなしに姉の家を訪れたくはないからな

探している答えを手にするには、姉と話すしかないことは分かっているな?

ああ。自分の過去を明らかにするのが夢だった。でも… そうだな、自分がなぜシルヴェッレ家にたどり着いたのかを知ることが、これほどの緊張を伴うとは考えてもみなかったよ
君なしでは成し遂げられなかった。ありがとう

クエストを完了する。

私はこの辺りにいるから、用があるなら声をかけてくれ… だが、母と姉のことをもっと知りたくてたまらないよ。それに、イナリースも安全なところに落ち着かせたい。ハリックス家は彼女にそれだけの恩があると思う
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