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書籍

仮説: ソウルレイザー騎士

アルケイン博物学者、カラディラン著

私はいつもソウルレイザー騎士に関心を抱いてきた。あの自然に憑依された空の鎧はどこからやって来るのだろう? 一体何者があれを作ったのか? どうやって姿を現しているのか? あれを動かすために儀式は必要なのか? 必要だとしたら、誰が儀式を行っているのか? 儀式を生み出したのは誰か? あの鎧はコンストラクトか、霊魂か、それとも両者が不浄に合成されたものか? そして、あの鎧はそもそもなぜ存在するのか? あの悪夢のような驚異を眺めるたびに、こうした質問が頭に浮かぶのである。

ソウルレイザー騎士に大した説明は必要ないだろう。動く巨大な鎧であり、中身は空で、いかなる物理的な存在にも、あるいは分かりやすく霊的な存在にも身に着けられていない。要するに、この鎧には特定可能な霊魂がない。もちろん、鎧には何らかの霊的な力が宿っている。でなければ動くはずがない。また、鎧が本物の金属製であることも言っておくべきだろう。手で作られたものであり、霊的やアルケイン的な素材ではない。

この鎧の性質は一体何だろう? 過去の騎士たちの本能や信条の表明なのか? 鎧の金属自体に何らかの方法で騎士の意志力が込められていて、形と運動能力が与えられているのか? 証拠がないため、どちらの仮説も完全に正しいとは言えない。

証拠がない以上、別の仮説を検討しなければならない。ソウルレイザー騎士は過去の強大なドルイドによって作られた。この鎧は神聖な洞窟や浜辺のガーディアンとなっているのが目撃されているが、これはドルイドと関係のないただの偶然なのだろうか? おそらく偶然だと思われる。ドルイドは通常、そういう場合には自然の霊魂や生物を召喚するからだ。ドルイドはより世俗的なブレトンの親類のように、騎士の鎧を作ることはない。

この鎧が生み出されたことには、魔術師の手が絡んでいるのではないだろうか。だが、私の同僚が考えるように悪意を持って生み出されたのだろうか? 私はそうは思わない! 鎧が優雅なまでの正確さで動く様子を見てもらいたい。きわめて丹精を込めて作られているのだ。邪悪な力で、あんな美しいものが作れるはずがない! この魔術の偉業、あるいは霊的エネルギーの顕現は、悪の産物であるにはあまりに純粋すぎる。この鎧の真の目的を突き止め、なぜ近づく者を攻撃するのかを解明しなければ。納得のいく説明があるはずだ!

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