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書籍

世俗の霊魂

沈黙の司祭アムン・ドロ著

ニルニ。緑の母。調和の霊魂。その霊魂は弱まったとはいえ、ニルニは今でも暖かい砂や鬱蒼と茂るジャングルなど、定命の者が大地を侵害していない全ての場所において感じられる。カジートは彼女の秘密の守り手である。なぜならニルニの霊魂は定命の次元に生命を植えており、それはローカジュからニルニへの贈り物だったからである。ニルニは常にファドマイの寵愛を巡ってアズラーと争おうとしていたため、時として嫉妬深き姉と呼ばれる。しかし、ニルニはアズラーよりも美しい唯一の霊魂だったと言われている。

ワイファー。古代の形作る者。オーナールの落とし子の一人。彼は父親と違い、賢く優しかった。ワイファーは最初の花を創造することでニルニの心を動かし、伴侶とした。そして二人は多くの子を設けた。ワイファーはローカジュの死後、どこかの時点で深い闇に堕落させられた。混沌に囚われたワイファーは、ニルニを攻撃して殺してしまった。アズラーとケナーシ、ハーシーンはその復讐としてワイファーを滅ぼし、その骨でニルニの墓を作った。木の国に住む民には今でも彼の声を聞くと言う者もいるが、我らカジートはもはや彼に話しかけることはない。

ハーシーン。狩人。追及と目的ある変化の霊魂。ハーシーンはニルニに恋をしていたが、彼女はワイファーを伴侶に選んだ。悲しみに暮れたハーシーンはワイファーの勇者グラーエルクを屠り、その頭を戦利品として被った。彼はニルニの子どもたちを愛し、しばしば彼らに交じって歩く。カジートは道から迷った時、ハーシーンに祈るべきである。狩りの父はいつも道に戻してくれる。ハーシーンはニルニが最初に出産した子供たちの父親であると主張する部族もいる。この子たちが双子月のごとく変化に富むからである。そうした部族は、この子たちがジャ・カージェイのための器として選ばれたのだと述べている。

ハーモーラー。監視者。潮汐の霊魂。ハーモーラーは自らが知覚する全ての出来事を記録し、それを海底の大蔵書庫に貯蔵している。忍耐強い霊魂であり、世界が創造され、ケナーシが双子月とその運動を維持できなくなってから、アズラーがその仕事をこなすのを助けた。彼は他者の知識の番人でもある。自分が学ぶこと全てをアズラーと分かち合い、アズラーはよく彼の蔵書庫を歩いている。道の途上で試されることを望むのでない限り、この霊魂を呼ぶべきでない。ハーモーラーの仕事を邪魔してはいけない。

サンジーン。第二の出産で生まれた血の神。サンジーンは本来悪しき霊魂ではないが、彼の領域にある全てのものは、真の猫を道から逸脱させることをカジートは知るべきである。それは血の渇望と目的なき快楽である。サンジーンへの堕落は闇に屈することではないが、肉に屈することである。サンジーンはカジートを誘い、不死の肉体を得させようとするが、これはジャ・カージェイの全ての霊魂の牢獄である。サンジーンはそれゆえ道の途上で試す霊魂であり、克服されねばならない。彼を打ち破る秘訣は無視することであり、我々はこれをマファラから学ぶ。マファラは言う。真理のみを渇望せよ、と

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