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書籍

クラグローンの驚嘆

パパ、素晴らしいものを見てきたわ!
パパが私をクラグローンに送ると決めたときは言い争ったけど、パパが正しかった。
この経験はきっと身になると思うの。
確かに未熟者やホーカー達に付き合わなければいけないこともあるけど、それは愛するスカイリムから離れれば当然の事だものね。
まずはこれまで経験してきたことを教えるわ。

まず、彼らはこの荒地で、星が空から落ちて人のように歩くと言っている。
そのことについては分からないけど、砂と塵の戦士が古代の亡霊のように戦場から立ち上がるのを見た。
強かったけど、誠実なノルドの鋼が倒せない敵なんて存在しない。

それからいくつかの獣を組み合わせたような、奇妙な生き物とも遭遇したわ。
まるでスコーピオンとワマスが生んだ赤ちゃんのような、そしてその通りのとても恐ろしい相手だった。
現地の人たちはそれを「マンティコラ」と呼ぶらしいの。
私はブサイクって呼んで、斧で殴りつけてやったわ。
何回もね。

それから、前の手紙で信者について言った?
そう、クラグローンにもいるの。
ただ、この信者達は特別みたい。
自分達のことをスケールドコートって呼んで、「摂政」だの「エグザーチ」といった仰々しい肩書きをつけているの。
まさにホーカーの集まりね!
そして信じられないことに、彼らは何かの空飛ぶ蛇を信じているの!
信じられる神々の中でも、よりによって腹で這いつくばる獣を信仰の対象に選ぶなんてね。
私は連中を斧で殴りまくったわ。
いい気分だった!

今はハチミツ酒を飲みながらドラゴンスター・アリーナに入場する準備をしているところよ。
パパなら私のことを誇りに思うと思うの!
それなりに腕の立つ戦士の一団を集めて、うまくいけば大会に優勝できるかもしれない。
ノルドとダークエルフ、そして2人のアルゴニアンが良いチームになるなんて想像できたかしら?
対戦相手については情報がまだ不足しているけど、多分コヌンレイカーの大会よりは厳しくないと思う。
戦利品を獲得したら、もしくは対戦した何かに勝ったら、また手紙を書くわ。

あなたの娘、ベリンカ

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