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書籍

センシャルの盾

センシャル市評議会、年代記編者ジリ著

ナハテン風邪は、帝国が南エルスウェアと呼ぶペレタインを荒廃させた。多くのカジートがこの恐ろしい病に倒れた。センシャル総督であり、ペレタイン貴族のほとんどと同じようにアネクイナ王家の忠実な家臣だったザル・タスルズもその1人だ。17年間、センシャルはタムリエルの他の地域から切り離され、自ら生き延びざるを得なかった。他人と協力する余裕はなかった。

正当な指導者の死によってできた空白を埋めようとしたのは、海賊、密売人、略奪者、盗賊だった。センシャルと周辺の地方には、死、破壊、炎、抑圧の暗い時代が訪れた。私たちは生き残るために、強く賢くなる必要があった。我々がエルスウェア中でより洗練され、教養ある集団だと自負してきたことを思えば皮肉だったが。

ついに助けはやってきた。帝国の軍団として。正確に言えば第十三軍団だ。アクィラリオス皇帝はルビーの王座について間もなく、レンムス将軍と軍団兵を派遣した。それは崇高な意思表示だったが、皇帝が消え帝国が崩壊すると、将軍と兵士は取り残されてしまった。しかし、彼らは持ち場を放棄しなかった。そして表面上の秩序を取り戻し、センシャルをこれまでよりずっと安全な場所にしてくれた。ドラゴンが戻ってくるまでは。

レンムス将軍は無法地帯に秩序を取り戻した。軍事独裁者になり、市民を抑圧することも拒否した。元々は彼らを敵対的で信頼できない存在として扱っていたが、我々は次第に彼らを尊敬するようになった。彼らに新しい名前を授けさえした。センシャルの盾と。その名はすぐに広まった。彼らの保護によりセンシャルは再建を開始し、昔のような場所に戻った。違法な活動は陰に追いやられ、秩序も若干回復した。将軍は私たちが街に必要なことをより良く管理できるように、評議会を結成する手助けさえしてくれた。

彼らはカジートでないかもしれないが、彼らの心は常にセンシャルや民と共にある。彼らは私たちの盾であり、私たちは彼らがこれまでにしてくれたこと、これから私たちにしてくれることすべてに感謝している。この者はただ、彼らがドラゴンの怒りから私たちを救ってくれることを信じ、祈るばかりだ

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