鮫の歯

あなたは退屈しきった感じね。
何かしたいことがあれば、不正な仕事を紹介してあげてもいいわよ。

そういうことに興味があればね。

報酬のある仕事よ！
〈鮫の歯の洞窟〉へ行き、シャルグを探して。
隠れ家から海賊を立ち退かせるのに助けを必要としていて、私はそういう仕事には可憐過ぎるから。

彼女の言う通りにすれば、すぐにお金が溜まるわよ！

あ、助言よ。
私のボスの言うままにはならないで。
シャルグは自分のことをアバーズ・ランディングで一番大きく、悪く、生意気な悪党だと思ってるけど、彼女を跳ねつけると、あなたはより尊敬されるわ。

あそこには行かないほうがいい。
あの海賊たちは卑劣で怒りっぽい連中だ。

そこで止まりなさい。
この卑しい海賊め！
あと一歩進んだら、腹から鼻まで腸を抜くわよ。

彼女はレッドガードにしては本当に鋭いわね。
でも、あなたはどう？
私はヒューズベインで一番残忍な殺し屋の一団を率いていたんだけど、ウェイクウォーカーどもめ…

この洞窟は鮫の歯のものよ。
海賊どもに荒らさせはしない！

ウェイクウォーカー？
大げさな名前はついてるけど、廃船から来た水浸しのエルフの寄せ集めよ！

新しい准将ってのがいて、突然海賊どもが皆、そいつの目に留まる贈り物を探し出したの。
でもこの洞窟は我々のものよ。
戦利品も全て！

あら、鮫に抵抗する気なら、さぞかし鋭い牙を持っているのね。
私がヒューズベインで最も残酷な殺し屋達のリーダーだと知らないの？

この洞窟は鮫の歯のもの。
あの海賊どもには荒らさせない！

奴らはウェイクウォーカーという船の者達よ。
水浸しのエルフどもめ！
新しい准将とやらが任命されて、彼女を感心させる贈り物を求めて海賊達が街を探し回っている。

でも、洞窟にあるのはすべて私達が正々堂々と盗んだものよ。
盗品を盗むのは許さない！

鮫の歯の一員に皆がなりたいようね？
よろしい。
この絵と洞窟の地図を持って行って。
縄張りを印付けるため、地図に示された地点に私たちの印を置くのよ。
簡単でしょう？

ただ、掘り返さないで。
ひどいわよ。

シーエルフの船長と歯のないおべっか使いどもに、この洞窟は鮫の歯のものだと教えるためよ！
もちろん！

奴らの数がどれだけいてもこっちはやりたいようにできるって分かったら、この臆病者どもは逃げ出して、洞窟はまた私のものになるでしょう。

言わせれば、おかしな帽子をかぶった自慢屋のホラ吹きがもう一人来ただけね。
海賊達は奴らが正規の海軍だと思ってる。
ふん！
奴らは本当に肩書きと豪華な服が好きなのよ。

とりあえず、奴らはみんな新しい准将の目に留まりたいから、うちの洞窟を引っかき回しているの！

私は決して眠らず、決して動くことを止めない。
殺し屋として生まれた者だからよ。
しかも、この髪型はサメのヒレのように見える。

私はヒューズベインで一番のギャングを指揮して、人の保護や盗品の扱いを行っている。
これからもそうするつもりよ。
うちの洞窟を取り戻したらね。

洞窟に我らの印をつける。

この役立たずな膝が言うことを聞いてくれたらな。
そうだ、そしたらつける。

キーバはお前のような奴のものではない！
准将のためのものだ！

良い仕事をしたわね。
知らなかったら、本物の鮫の歯の仕事だと思ったでしょう！
私たちの印があるべき場所に戻って嬉しいわ！

あなたを殺さないことにした。
それが公平でしょう。
助けてくれたんだから。

強欲？
またもや称賛に値する性質ね。
ただで仕事をすると主張する者は盗みか詐欺を働くつもりよ。
自己中心的ではない奴は信用しない。
それが信条。

取り分の金よ。
もっと欲しければ、明日来て。
その頃には印を交換する必要があるはずよ。

まだここで何をしているの？
消え失せなさい。
運が良ければ、明日また仕事をあげる。

鮫の歯が支配する！

あの海賊の一味じゃなければ、鮫の歯のバカ野郎。