書籍

大蛇の歌

這い回る幻視の高官として、私はセレスティアルの大蛇と直接的、または間接的に関わる予兆か兆候を探している。
それらの意図する内容を、いかなる形であろうとスケールドコートの主のために解釈するのが、私の栄誉ある役目である。

大蛇の巣の奥深くで、驚くべき光景を目の当たりにした。
アウリーエ、ラウリーエ、タウリーエとして知られるラミアの姉妹(少なくとも、あのクリーチャー達は親類であると仮定するが)が宗教的な歌を歌いだし、我々がここに来てからほぼ休みなく歌い続けている。
彼女らの使う独特な言語を翻訳するまでには至ってはいないが、セレスティアルの大蛇を称える歌である可能性が高い。

彼女たちは大蛇に祈りをささげているのだろうか?
何か具体的なことを願っているのだろうか?
もしかしたら単に、大蛇のこの世界における存在の栄誉の恩恵に浴しているだけなのかもしれない。
いずれにせよ、あのラミア達はその歌を使って、大蛇からの褒賞としか考えられない力を呼び出すことができる。
蛇を呼び出して自分たちの代わりに戦わせることも、空から稲妻を呼び出すこともできる。
そして領域を守るため、自らの周辺の水を毒に変えることも目撃した。

あの獣達についてより深く理解し、彼女らと大蛇との関連性を学ばねば。

――這い回る幻視の高官、バラリウス

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