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書籍

慰撫の儀式

デイドラの主を不穏に誘惑してはいけない。我々の先人たちがそうしたように、恐ろしい凝視が部族に降りかからぬよう、彼らに自由を与えなさい。季節が短き好意を示す時、デイドラ公には正当なものを与えたまえ。さもなくば、不都合な時に訪れられよう。時期はグアルが太ること、偽神の道に沿って道に迷った人々がさまようことで判別できる。

部族を偉大なるアルムルバラランミへ導きなさい。そこは先人たちが協定を結んだ場所であり、今後協定が更新される場所でもある。着いたら穀物の山に火をつけること。儀式が終わるまで火を与えなければならない。デイドラ公が満たされるまで、満腹になることはない。

毎日太陽が遠い波の頂上に達するとき、生きた生贄をアルムルバラランミにある古代の祭壇へ集めること。黒い碧水晶の刀剣を使って石の上で喉を斬り裂き、血が新鮮なうちにデイドラ公を呼び出すのだ。誰かを拒絶しようものなら、確実にひどい苦難が訪れよう。

太陽が真の高さに達する前に、祭壇の最端まで生贄の内臓を広げ、捧げ物をデイドラ公の慈悲に委ねよ。ナミラの宿主とペライトの接触が死体を汚したとき、その日の宴が終わったことを知るだろう

付き添いの者たちは捧げ物を取り除き、聖別の油で祭壇を洗う。夕暮れの最も長い日には、デイドラ公への捧げ物が満足のいくものだったとアズラによって示される。我々が断食後初めての食事を取り、嘆願を終えるのはその後だ。アルムルバラランミは彼らの場所であるため、長居してはいけない。

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