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クエスト

戦う理由

ESOクラグローン > デイリークエスト

物語内容

ナーランの話を聞く

シャダの涙の墓地区画にいる、ナーランと会話しましょう。

ナーラン
ナーラン

この扉の向こうで明らかな兆候を聞いたと思った。

注意しろ。
以前はさっぱりしていた水には、悪臭のする邪悪な魔法が流れている。
巨大な力と妙に長い命を与えるが、その代償は大きい。

その代償は?

ナーラン
ナーラン

水を飲んだ者は強くなる。
これは真実だ。
だが時間が経つと体は衰え、精神もまた枯れて行く。
そして最初に水に〈祝福の力〉を与えたネレイドの魔法使い、シャダの奴隷と化すのだ。

誰だ?
呪いについて、どうしてここまで知っている?

ナーラン
ナーラン

私はナーランという。
海の向こうから来たヨクダによる攻撃を受けた時、私はこの都で星の教団の司祭をしていた。

その時、私たちはあの罪深き取引をしてしまった。
星を見放しネレイドと、シャダと誓約を交わしてしまった。

他の者たちのように支配されなかったのか?

ナーラン
ナーラン

私は取引に抗議した。
シャダが約束された救済を信じていなかったからだ。

それで、シャダは私に二つの呪いを掛けた。
あの水を飲まされたが、まだ意識を保ったままだった。
シャダの影響で街の住民がおかしくなる様を見せられた。

呪いの効果を逆転できないのか?

ナーラン
ナーラン

永い間、呪いの効果を逆転できないか考えていた。

肉体が腐りかけた者の場合は手遅れだ。
だが、まだ初期段階の者は助かるかもしれない。
しかし、代償が必要だ。

それは?

ナーラン
ナーラン

私の自由だ。
私が呪われた取引に反対した時、私の魂はザリクと結ばれてしまった。
彼は我が民をネレイドに売った将軍だった。

私を解放するなら、彼を倒さなければいけない。
だが気をつけろ。
道は毒の雲で覆われている。

毒の雲?

ナーラン
ナーラン

この場所には私の過去の幻視が付きまとっている。
この呪いが起こるまでの記憶だ。

過去の幻視を見て我々の運命を学べ。
毒の雲を払いのける方法を示し、ザリクへと導くだろう。

何とかやってみよう。

ナーラン
ナーラン

ザリクを見つけ出し、私を解放してくれ。
そうしたら、水に掛かったシャダの呪いを解く方法を、知りうる限り教えてやる。

ネードの過去の幻視を見ながら探索する

探索を進めると、ザリクとネードの戦士の幻視が現れます。

ザリク
ザリク

何があっても墓地を守るんだ。
儀式が終わるまでヨクダを入れてはならない!

シャダの加護さえあれば、この世の力で我々を止めることはできない。

さらに探索を進めると、ザリクとナーランの幻視が現れます。

ザリク
ザリク

ナーラン、その言動は反逆と見なすぞ!
ヨクダを招き入れ、我々が築いてきたものを全て破壊させ、人々を虐殺させるというのか?
本当にそんなことを望むのか?

ナーラン<br>
ナーラン

命尽きるまであんなものの奴隷になるより、ヨクダの剣ですぐに死ねたほうが楽というものだ。
我々の先祖のように、星たちの守る場所へ。
ネレイドと悪しき魔術とは関係のない場所へ!

ザリク
ザリク

もう良い。
シャダのところへ連れて行け。

さらに探索を進めると、ザリクとマーヴィアの幻視が現れます。

ザリク
ザリク

シャダの儀式を終えている間、この障壁の力でヨクダを退けることができるはずだ。
マーヴィア、守るために犠牲になってくれることに、とても感謝している。

マーヴィア
マーヴィア

私に感謝することはない。
私の…実験に身を投じてくれた人達に感謝するのね。
彼らが命を与えてくれたこの生き物が、永久に障壁を守ってくれる。

ザリク
ザリク

そうであることを願うよ。
あれの魔法でこの障壁を維持しているんだ。
ヨクダを退けるためにはこれしかない。

さらに探索を進めると、マーヴィアとネードの居住者の幻視が現れます。

その後、召喚された肉の悪鬼を倒しましょう。

マーヴィア
マーヴィア

この街と市民を侵略者たちから守るため、私達はこの身も心も、そして魂も捧げましょう。

私たちの体から作られたものさえ倒れなければ、この墓を守る結界も破られない。
我が同志よ、星で再会しましょう。

私たちが作ったものは、何人も通さない!

肉の悪鬼を倒した後、近くに現れたナーランと会話しましょう。

ナーラン
ナーラン

あの肉の悪鬼は、ここを襲った数千のヨクダ人を殺した。
お前が容易く打ち倒すとはな。
ザリクの魔法が弱っているのか?

いずれにせよ、毒の雲が動き始めた。

動く?
消えたんじゃないのか?

ナーラン
ナーラン

ザリクは賢い男だった。
そして街がヨクダの手に渡らぬよう、さまざまな努力をした。
彼の仕事はそう簡単には取り消せないはずだ。

だが、もう前には進めるだろう。
毒の雲を避ければな。

忠告することはあるか?

ナーラン
ナーラン

障壁が動くまで待て。
そしてすぐ後を追うんだ。
隙間が見えたら、躊躇するな。

ザリクの眠る部屋はこのホールのすぐ先だ。
そう遠くはない。
行け。

ザリクを倒せば解放されるのか?

ナーラン
ナーラン

シャダが私を呪ったとき、私をザリクの魂と結びつけたのだ。
障壁が侵入者を止め、ザリクも安心して守られると慢心した。

ザリクが倒れれば、私を縛り付けている術も解ける。
簡単なことだ。

いくつか質問がある。

ナーラン
ナーラン

あまりにも時が経っている。
あまり覚えていないかもしれない。
何とか答えてみせよう。

この街の司祭だったのか?

ナーラン
ナーラン

占星術は古臭い、消えつつある宗教だ。
一度はネード族が星を信仰していた。

だがヨクダたちが来たころには、我々は分裂していた。
エルヴァンの神々にすがるものもいれば、デイドラに行ったものもいる。
我が民族はネレイドに向いた。

星の司祭だったのか?

ナーラン
ナーラン

そうだ。
星自体がエセリウスの光を窓のように我々の世界に差し込めるものだと信じていた。

だが私の時代でも信仰は薄れていた。
我々の民族は侵略者に侵される運命を持っていて、星たちはただそれを見ているだけのようだった。

シャダの涙についてもっと知りたい。

ナーラン
ナーラン

この街がシャダの涙と呼ばれているのは醜いことだと思う。
その名前はネレイドを信仰し始めたことに付けられたのだ。

私は昔の名の方が気に入っている。
きらめく水の砂漠の中の街、と。
長ったらしい名前だが、美しいじゃないか。

初めからネレイドを信仰していた訳ではなかったのか?

ナーラン
ナーラン

ああ。
街のネードは一時星を信仰していた。

だが水はわが街の血脈だ。
それにここはネレイドの領地。
遠くの星に希望を持つより、近くにいる妖術師に頼るのは自然だ。

ヨクダの侵入についてもっと教えてくれ。

ナーラン
ナーラン

侵入自体はあまり覚えていないが、ザリクの策略のおかげで侵入作戦は失敗に終わった。
ヨクダは我が軍に歯が立たなかったのだ。

そのヨクダたちが、その後どうなったかは分からない。
恐らく諦めてもっと弱い標的を探しに行ったのだろう。

ヨクダはなぜ街を攻撃した?

ナーラン
ナーラン

我が街は以前砂漠の中のオアシスだった。
砂の海のど真ん中にあり、涼しく、水が豊富な街だったからだ。

侵入に成功していれば、ヨクダにとって大きな戦略的価値が生まれただろう。

ナーラン
ナーラン

ザリクを甘く見ないほうがいい。
今は眠っているが、彼と比肩するほど強い者はそうはいない。

うまくいったら、洞窟の先で会おう。

ザリクを倒してナーランを自由にする

探索を進めると、シャダとザリクの幻視が現れます。

シャダ
シャダ

これをもって私たちの契約は成立する。
その命を私に捧げ、侵略者からこの場所を守るための力を得る覚悟はできたか?

ザリク
ザリク

民がその故郷で虐殺されるなど、許されることではない。
あなたの力を信じよう。
そして我らに勝利を!

シャダ
シャダ

ではその魂と、出席した者たちの魂を受け取り、その誓いを満たそう。
この〈聖句箱〉が壊されない限り、この誓いは守られ続け、魂の安らぎを約束する。

ザリクを目覚めさせて、彼と戦いましょう。

ザリク
ザリク

私は…生き返った!

誰の使いだ?
どうせナーランだろう?
何年経とうと奴は反逆者だ!

私を止められるものか!
この力はシャダ本人から得ている!

私は民を救ったのだ!
ヨクダが攻め入れば皆殺しにされていた!
私だけが勇気を持って、皆を救うために必要なことをした。

ザリクを倒した後、ナーランと会話しましょう。

ナーラン
ナーラン

ヨクダ人が出来なかったことを成し遂げたな。
ザリクを倒し、私を自由にしてくれた。

だが、許してくれ。
手放しには喜べない。
ザリクは勇敢な男だった。
ただ自分の民を助けたかっただけなんだ。

お前もな。

ナーラン
ナーラン

そうであろうと、私にそれを誇る資格はない。
もしザリクが私の助言を受けていたら、我らが民はヨクダによって虐殺されていただろう。

呪いについて全て話してくれるという約束だったが?

ナーラン
ナーラン

そうだったな。
数百年の研究はこの本に全て集められている。
これに侵され始めたばかりの者を助ける方法が記されているかもしれない。

お前の民が助かればいいが。
私の場合はもう手遅れだ。

ナーラン
ナーラン

これで…この命が終わる。
ようやく休める。

シャダのところへ行きたいのなら、地下で水に呪いをかけている乙女を倒さねばならない。
どうか、幸運を。

ナーランが去った後、ネレイドのエミリアーを倒して、研究員のキャンプに戻りましょう。

エミリアー<br>
エミリアー

その身をシャダに捧げよ。
抵抗など無意味。

ネレイドの波にさらわれてしまえ!

水の力から逃れることはできない!

なぜ抵抗する?
水の力を受け入れろ!

ティシに本を届ける

研究員のキャンプに戻ったら、ナーランに貰った本をティシに渡しましょう。

ティシ
ティシ

我々の友が、自分自身の個性を全て失ってしまっている。

世に知られているありとあらゆる精神や記憶の治療はもう試した。
全てを失ってしまいそうでおそろしい!

この本を読めば何かの助けになるかもしれない。

ティシ
ティシ

「タリシュ・ツィの侵略の前日に起こった、水の都でシャダが課した恐るべき呪いの解き方についての推論」だと?

これはネードの文字?
一体どうやって?
いや、そんなことはどうでもいい。
これがあれば皆を助けることができるかもしれない。
感謝する!

クエストを完了する。

ティシ
ティシ

この本には、治療法と沢山の未知なることが書かれているかもしれない。

我々にとって掛け替えのない物だ。

クエスト完了後、ティシはヴハスラに話しかけます。

ティシ
ティシ

ヴハスラよ、心配するな。
この者がその恐怖から自由にする方法を見つけてくれる。

関連資料

水浸しの日記

今日市場では、皆が沿岸からの噂話をしていた。
彼らが言うには、侵略者で一杯の船が見つかったという。
噂によれば、同じ侵略者たちが最近死の地の南に来たらしい。
どうやら毎日新たな侵略者が来るようだ。
我らは前回の攻撃に耐え抜いた。
水は砂漠で切望されているが、岩と砂が我らを守ってもいる。
そして、それはネレイドも同じだ。
今回も同じだと思う。

侵略者は手を緩めないと言われている。
彼らの指導者はタリシュ・ツィと言うらしい。
私に言わせれば醜い名前だが、メリーナは名前が醜いとして何か問題があるのかといぶかっている。
その醜い名前の将軍に征服されることは心配していない。

今日ザリク将軍が宣言を行なった。
タリシュ・ツィとその軍隊が来るが、ネレイドが我々を守ると約束をした。
彼は心配しないよう言った。
だが私はどちらにせよ心配だ。

街は混乱している。
接近する敵と戦うため派遣された、ザリクの部隊が殺されたのだ。
兵士は負傷し、タリシュ・ツィが来るという知らせを持って来た副隊長を除いてすべて死んでしまった。
敵軍は不死だという。
タリシュ・ツィ自身も不死身らしい。
それは信じられないが、初めてこの迫りくる攻撃に不安を覚えた。

ザリク将軍は、街を守るために武器を取るよう皆に命令した。
だから私はほうきの柄と古いハンマーから戦棍風のものを作った(鍛冶屋は大変な仕事量をこなしているが、全員に行き渡るには武器が足りない)

どこにも、これで本当に終わりだという予感が漂っている。
我々の街は多くの侵略を経験して来たが、ついに陥落する。
だが同時に、深い友情のようなものも感じる。
市場を多くの騒音で満たして来た小さな言い争いは、友情と勇気を与える言葉にとってかわった。
死ぬ時は、みな同じだ。

ザリク将軍がネレイドに支援を求めたという噂だ。
皆がシャダとその娘の介入を願っている。
最後の望みには、奇跡が必要だ。

[日誌の残ったページは、水浸しになっていて読めない]

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