当クエストはイベント「ニュー・ライフ・フェスティバル」の期間中に受注できます。
クエスト提供者
クエスト提供者 | 居場所 |
---|---|
ニュー・ライフ・フェスティバル | クラウンストア(無料) |
ブレダ | イーストマーチのニュー・ライフ・フェスティバルのキャンプ |
クエスト手順
- ブレダと話す
- 各地のイベント交換所にあるポータルを使うとイーストマーチに移動できます。
クエスト報酬
- 経験値(極小)
- ゴールド(小)
- ブレダのハチミツ酒マグ(底なし) ※所有していない場合のみ
物語内容
ブレダと話す
イーストマーチのウィンドヘルムの南にニュー・ライフ・フェスティバルのキャンプがあります。
キャンプにいるブレダと会話しましょう。
ニュー・ライフ・フェスティバルに来たの? 喜んで使者の務めを果たすわ。知りたいことがあったら、何でも教えてあげる!
ニュー・ライフ・フェスティバルとは何だ?
新年の新鮮な始まりの印で、太陽の下を歩くすべての者のための祭り。全タムリエルが祝うの!
まあ、マオマーは違うかもしれないけど… でも、それ以外は全員ね。自分で試して、その目で確かめてみて!
興味が湧いた。さらに教えて欲しい
ニュー・ライフ・フェスティバルは以前、太陽の神マグナスの祝祭だった。本があるから、歴史について読みたいなら歓迎するわ。興味があるならね。
でも、私はいろんな祝い方について話したいわ。こっちなら紙で手を切ることもない!
「祝いの数々?」複数の祝い方があるのか?
ええそうよ! 場所によって全く違うの。私がやったのは崖からの飛び降り、碇投げ、酔っぱらったエチャテレレース… まあ、オルシニウムは中止にしなければいけなかったけどね
何でも聞いて。タムリエルで最高のお祝いに導いてあげる!
クエストを完了する。
物語補足
各地のイベント交換所にいる支配人と会話があります。
※支配人は話しかける度に発言内容が変わり、イベント期間中は専用の発言が発生します。
- 暦が新しく変わる時期ね! どの地域にも、不思議な風習があるわよね
- この季節はおやつがたくさん! 私は沼の魚以外ならなんでもいいわ
- 泥パックは試した? 飛び込んだことは? どっちも肌にいいそうよ
各地のイベント交換所にいるフィリウス・ドーミアと会話があります。
なぜ祭りのようになっている?
なぜと言われても、ニュー・ライフ・フェスティバルだからな!季節にはその季節の楽しみ方があるだろう?ああ、この時期に大好きな母さんと過ごしたなあ。アーケイが母さんの魂を休ませてくださいますように。
どうすれば参加できる?
ブレダという、イーストマーチに住むノルドの神官がニュー・ライフ・フェスティバルを仕切っている。ウィンドヘルムの門の外、道を少し行ったところで彼女のテントが見つかるよ。
関連書籍
オールド・ライフからニュー・ライフへ
2つのフェスティバルの物語
ボトジョルフ・ミードウォーマー著
「お父さん、ニュー・ライフの使者はなんであんなに怖いの?」
ニュー・ライフ・フェスティバルについて、末子に問われて私は笑った。私自身、父親に同じ質問をしたことがある。その時は「秋になったら、おばあちゃんに聞くといい」と言われた
その答えは、日が短くなり畑が使われなくなる季節に開かれるオールド・ライフ・フェスティバルにある。この時期になると我々は暗い物語や不気味な歌を交換する。例えば、船の上で乗客がマントを着た謎の人物を目撃したが、他の乗客は誰も見ていなかったという話。森の中で迷子になった小鹿が、母親を殺して成り済ましている狼に追われていたが、急いで逃げるあまり狼のねぐらに避難してしまった話。真夜中に来た宿泊客が部屋を借りたが、夜明け前に宿屋の主人の子供と姿を消す話。
夜が長くなってくると、我々はこういった物語を伝え合う。種族によって異なる点もあるが、タムリエル全体に共通するテーマがある: 暗闇の中の危険、若き者や無実な者への脅威、安全な家庭に入り込んでくる悪質な生き物などである。中でも空を欲した狼の話は、明るい場所であっても、今でも思い出して震えてしまう。
昔私の祖母が村の子供たちに語った話だが、燃えるような目つきをした狼が夜に大地を彷徨っていたそうだ。無限の空腹にかき立てられた狼は大地を渡り歩き、モロウウィンドの火山を食い、イリアック湾を飲み干してアリクル砂漠を生み出し、ヴァレンウッドの大木をつまようじ代わりに使っていた。しかしどれだけ飲み食いしても、狼が満たされることはなかった。さらに多くを欲し続けた。
ある夜、狼は2つの月が空で踊っているのを見た。大きい方のマッサーは笑いながら踊り続けた。小さい方のセクンダはマッサーについて行った。
「静かにしろ!」と狼は怒鳴った。「さもないと空から引きずり下ろすぞ。そしてアイレイドの街のように、かち割って中身を食いつくしてやる」
「私たちのところに手が届くはずがない!」とマッサーが嘲笑った。「はずがない」とセクンダが復唱した。
「そうか?」狼が言った。「一番高い山から跳んで空まで行ってやる。そして2つの月にまたがって立ち、跡形もなくなるまで噛みちぎって引き裂いてやる」
「だが私たちのどちらかがいなくなれば誰もが気付く!」とマッサーが叫んだ。「誰もが気付く」とセクンダが復唱した。
「私の毛皮の色を変えてお前たちに化けてやる」と狼が言った。「お前たちの代わりに、私の目が燃えるように輝く。誰も気付かないだろう」
「太陽が私たちの異変に気付くはず!」とマッサーが叫んだ。「気付くはず」とセクンダが復唱した。
「だったら太陽も食ってやろう」と狼は言った。「その後は星も全部食ってやる」
「私たちにそんなことをできるはずがない!」とマッサーが叫んだ。「はずがない」とセクンダが復唱した。
「いいや、できる」と狼は言った。「そして空を食べつくし、全てが暗闇になったら、世界中に遠吠えを響かせてやろう」
そして祖母が前かがみになって手を狼の爪のような形にすると、突然狼の頭をした何かが部屋の中に入ってきた。子供たちは悲鳴を上げた。するとろうそくの明かりが消えた。
私は暗闇の中で震えながら、必死に音を立てないようにした。おそらく十数秒の間だったが、永遠のように感じられた。
祖母が持っていたランターンから優しい光が発せられた。彼女は狼頭に向かってこう言った。「まだだめよ、狼。太陽の光は豊かすぎる。逆にあなたが食われるでしょう」
「ならば太陽が弱まる時まで待とう」とスキンチェンジャーが答えた。「その日丸のみにしてやろう」
「やってみるといい」と祖母がきっぱりと言った。「けど、太陽にも考えがあると思うわよ」
すると、ランターンが燃え上がった。スキンチェンジャーは痛みで悲鳴を上げ、部屋から逃げ出した。数刻の間、沈黙が流れた。そして祖母はこう言った。
「暗闇に潜む危険を忘れてはいけない。あなたたちに忍び寄って暗闇の中に引き込んでしまうかもしれない。けれど、過ぎ去ったオールド・ライフが僅かな光を灯してくれる。すぐにニュー・ライフがやってきて、太陽がその訪れを知らせてくれる」
それから数週間が過ぎた。ニュー・ライフ・フェスティバルが始まった。正午前に広場に集まったのを覚えている。狼男が堂々と近づいて来て、子供たちが悲鳴を上げていたのも覚えている。だが男が狼の頭を脱ぎ捨て、その下にいた人物が見えると、みんな止まった。
私の父親だったのだ!
狼男でも何でもなかった。太陽の光の下で見ると、衣装を着たただの人間だった。爪もうなり声も顔も、太陽の下で見るとバカバカしいと感じるほどだった。父親は微笑み、太陽の光に希望をもらったためニュー・ライフ・フェスティバルの使者を務めることになったのだと話した。
だからなぜニュー・ライフの使者が怖いのかと末子に問われた私は、笑ってこう答えた。
「秋になったら、おばあちゃんに聞くといい」
キャラクター特集 ブレダ
ノッティ・パイン製材所で働く仲間たちへ
ハッピー・ニュー・ライフ・フェスティバル!
来年に向けてみなさんと一緒にジョッキを傾けることができないのが残念です。
冬至までに美味しいハチミツ酒の樽が届くように手配しました。
樽を開ける前に、水車をとめて、刃をきちんと固定するのを忘れないでくださいね。
ヴィクトスが片足だけでもうまくやっていけるようになったことは嬉しく思いますが、去年のような嘆かわしい事故を繰り返したくはありません。
私はいつも通り、お祭りの仲間たちと無事再会できることを祈ってイーストマーチへ毎年の巡礼に向かいます。
再開の瞬間はいつもとても嬉しいものです。
今年、私はフェスティバルのお手伝いを頼まれているので、特別なものとなります!
幸せやお祝い事を邪魔する人はどこにでもいるので、簡単な仕事ではありません。
地元の政治家である私兵マッドジオンは、すでにウィンドヘルムのあちこちにフェスティバルを批判する告知を貼り始め、
「大きな危険が迫っているというときに、多大な労力を費やし、軽薄で快楽的な振る舞いのために時間を使うのは
ジュナールとストゥーンの教えを侮辱する行為だ」と主張しています。
これは生命、輝き、そして愛のすばらしい祭典を台無しにしてしまう偏屈でばかげた行為だとしか言いようがありません!
マーラのおかげで、彼はあまり支持を得られていません。
実際、商人の多くは年間収入に関して、フェスティバルの恩恵をかなり受けています。
なかには、貼り紙を剥がし、すぐに焼却処分してくれる人たちに割引を申し出ている者もいると聞きます。
ハチミツ酒をお楽しみください。
そして、私も来年のみんなの幸福を願って、乾杯のジョッキを上げていることを覚えておいてくださいね。
あなたが不運に見舞われることなく、穏やかに過ごせますように!
ブレダ
次回クエスト
過去のイベント開催時期
イベント開催時期 | 公式サイトのリンク(日本語版) |
---|---|
2022年 12月16日~1月3日 | https://eso.dmm.com/news/detail/10785 |
2021年 12月17日~1月4日 | https://eso.dmm.com/news/detail/9098 |
2020年 12月18日~1月5日 | https://eso.dmm.com/news/detail/7517 |
2019年 12月20日~1月2日 | https://eso.dmm.com/news/detail/6110 |
2018年 12月14日~1月2日 | https://eso.dmm.com/news/detail/4422 |
2017年 12月15日~1月2日 | https://eso.dmm.com/news/detail/2589 |
2016年 12月16日~1月5日 | https://eso.dmm.com/news/detail/1473 |
コメント