前日談
オルシニウムの魔術師ギルドにいる、アブズロルグと会話しましょう。
ギルドにオークのクランを調査するよう頼まれたんだ。
その任務に一週間はかかるだろうと思った。
もう三年前のことだ。
何か面白いことは分かったか?
自分の種族について、いかに無知か分かったよ!
クランは時とともに現れたり消えたりする。
けど、それぞれが我々の文化に重要な役割を果たしているんだ。
例えばモークル・クランだ。
彼らはどうなんだ?
モークル・クランは旧オルシニウムにまでさかのぼることができる… 実際はそれ以上だ。
旧オルシニウムが滅んでから数世紀の間姿を消し、その後はタムリエルでよく姿を見ることができた。
どこへ行ったのか聞いたが、これは明らかにクランだけの秘密だ!
物語内容
ラズガルと話す
ロスガー北部にあるモークル要塞にいる、ラズガルと会話しましょう。
子供とは。決して持たない方がいいものね!
何だ?
王はモークルの娘を鍛冶夫人にすることを要求した。
でも、長女を候補から外したのよ!
それでアシャカは、妹と結婚するなんて愚かだと証明したがってるの。
どういう意味だ?
アシャカが走り去った理由はマラキャスのみが知るわ。
プライドが傷ついて、モークルの地下へ行ったに違いない。
馬鹿ね! オーガに食われるか蜘蛛の孵化場行きになるわ。
モークルの地下に向かってアシャカを探そう。
モークルの地下へ逃亡したことが、アシャカがまだ独身の理由よ。
王の側にいる代わりに、古い遺物に栄光を見つける?
あんなに頑固でなければ、王はあの子を選んでたのに。ふんっ!
いくつか質問があった。
どうぞ、聞きなさい。
モークルの地下について知っていることは?
私たちのクランの言い伝えによれば、そこは遺物でいっぱいなんだって。
そこへ行って死んでしまう、新たなバカ者が数年毎に続出している。
あそこに何があるか知りたい?
オーガと、オーガ並みに大きな蜘蛛よ。
モークルの地下にある遺物について教えてくれ。
私が教えられるのは鋼鉄が溶けるのにどれくらいの時間がかかるかだけよ。
昔の話が聞きたい?
詩人に聞いて。
王はなぜアシャカを選ばなかったんだ?
アシャカは、鉄だらけの世界で自分は鋼鉄だと思っているの。
王が威張り散らしていることに対して、至るところで異議を唱えるでしょうね。
彼女の妹はただ鍛冶場を回すのに満足しているわ。
楽な選択ね。
後は、私が王の母親を殴ったのもあるかも。
何をしたって?
もう何年も前の話よ!
私が彼女の息子のために作った胸当てを、アルガは「まあまあ」だと言ったのよ。
私の技を、ダガーフォールの仕立屋に吹き込まれて疑問を抱くだなんてね! ふん!
アシャカが初めて短剣を作った時、アルガの歯を柄に彫り込んだのもまずかったかな。
まあ、やって良かったけどね。
モークルの地下でアシャカを探す
モークルの地下に行きましょう。
探索を進めると、アシャカを発見します。
アシャカと会話しましょう。
あなたは誰?
それはどうでもいいけど、モークルの手は私のものよ!
見つけたらね… でも思っていたより難しい。
だからあなたはここにいるのね?
実は、お母さんに言われて探しに来た。
母が… 何で? どうして?
王に恥をかかせようとしていないかと心配している。
どういうこと?
あの人が私の話を聞いたっていうの? 絶対に聞かないのに!
「クランの名誉」と言えば「すぐに誰か相手が見つかる」と言われるしね!
分かった。私を助けるためにここに送られて来たのね?
助かるわ… モークルディンを探すのを手伝って。
モークルディンというのは何のことだ?
モークル・クランの大昔に失われた故郷よ。
古い詩では「氷に埋もれ、石で三度印をつけられた」と歌われている。
像を見た? モークルの石細工で、とても古い。
モークルディンが近くにあるはずだけど… あなたなら中に入る方法を見つけられるかもしれない。
これは誰の像だ?
モークルディンの建造を歌った古い詩に、「冬の支配を拒み」、「下に安らぎの場を見出した」三人の英雄のことが歌われている。
たぶん、クランをトンネルの崩壊から救ったんじゃない?
あれ、像の土台に何か書かれている。
読めないけど。
本当に像が鍵なのか?
「氷に埋もれ、石で三度印をつけられた」。
像が中に入る道を明らかにしてくれるはず。
かがり火を灯す方法があると思うけど、動かせないわね。
もう一度アシャカと会話しましょう。
像がモークルディンへの道を導いてくれるに違いない。
本当に妹に嫉妬していないのか?
なぜ?
私は鞘のコレクションを集めるより、よっぽどクランの役に立てるわ。
それに、高貴な鍛冶夫人の姉と結婚する族長は、良からぬことを企んでるって勘ぐられかねない。
私にしたら、クログの選択はとてもありがたいわ。
なぜモークルディンを見つけることがそんなに重要なんだ?
オーク王は早死にする。
今の王がいつまで持つか分からないでしょう?
でも王がオルシニウムを立て直すなら、ロスガーの全てのクランがモークルの頭蓋骨に頭を下げてほしいの。
多くを求めすぎではないと思うんだけど。
モークルの手とは何だ?
私のクランに先祖から伝わる鍛冶槌、「氷の下で脈打つ心臓」よ。
王がモークルの遺物で、オルシニウムを立て直すのを見届けたいの。
ついでに、妹に立場を教えてやってもいいわね。
妹? どういう意味だ?
私の妹は王と結婚した。
王室の鍛冶夫人になって、のぼせ上がってるわ。
うちのクランの忘れられた鍛冶槌で、根性を叩き直せたらと思ってる。
その… 文字通り叩くわけじゃないわよ。
けど… いえ、何でもない。
3つの像の手前にあるかがり火を点灯させましょう。
狩猟のラコラ・多くの舌のマズガー・バロス・ブラッドタスクの順番にかがり火を点灯させると道が開きます。
モークルディンへの道が開かれると、アシャカが発言します。
あのゴロゴロ鳴る音! 感じる?
壁が動いてる!
封印は、見慣れた景色に隠された。
モークルディンは… 氷の中に失われた。
アシャカと会話しましょう。
先人の故郷が… あの壁の向こうに?
一緒にやるわよね?
行きましょう。
モークルディンを探索する
モークルディンの中に入ると、台座に嵌め込まれたモークルの手を発見します。
これよ、モークルの手!
これは… うーん。
何かを表してる?
きつくはまっている。
当然、簡単にはとれないわね。
ちぇっ!
アシャカと会話しましょう。
モークルの手は何かの中にあって、それは… 〈ハートフォージ〉? って呼ばれてた。
それと… 「終わりのない呼吸、計り知れない怒りが、最も純粋な心臓から手を解き放つ」
ふーむ。詩人ね。
どういう意味だ?
フォージをもう一度燃え立たせなきゃ。
「終わらない息」はふいごで、「計り知れない激情」は… かまど?
変な言い方ね。
うーん、何かが足りない。
ふいごと、溶鉱炉か何かを探してくれる?
分かった。それを見つけたらどうすればいい?
モークル・クランは、継続可能で単純な解決策を好むの。
スイッチか何らかの装置を探して。
発動させたらどうなるのか見てみましょう。
ああ、それと油断はしないでね。
この場所を完全に無防備にしておくなんて、私のご先祖様ならしないわ。
出発する前にもう一度、アシャカと会話しましょう。
ふいごと炉で鍛冶が再び行える。
そうでなくちゃ。
モークルディンを探索して、溶鉱炉と送風機を起動させましょう。
溶鉱炉と送風機を起動させた後、鍛冶炉に戻りましょう。
鍛冶炉に戻ると、アシャカはモークルの手の封印を解きます。
よくやったわ!
さて、これは「純粋な心臓」。
うーん…
古いクランの言葉で「心臓」は、「血」っていう意味でもあるの。
純粋な… モークルの血?
父はモークルの族長なの。
私の血で大丈夫なはずよ!
ナイフでさっと切れば…
痛っ… 見て、開いてる!
手みたいに… 開いて… あ。
ああ、大変。
アシャカと会話しましょう。
モークルの手は私たちの鍛冶槌ではない。
それは槌を閉じ込める檻なの!
私のクランの古い言葉で「心臓」が「血」を意味するなら、これは私たちのハートフォージではなかった。
それは私たちの…
ブラッドフォージか。
私の母いわく、私たちは「鋼鉄に心臓を入れる」からロスガーで最高の鍛冶屋なんだって。
一体誰の心臓? 誰の血なの?
モークル・クランにはモークルディンの時代から敵なんていなかった。
私たちはライバルに、あれを… 与えてしまったの?
待て。クランは鍛冶用金槌を鍵をかけてしまい込んだ。
そうよ。
古い詩の数々は、私たちがモークルディンを離れた時に失った名誉について歌ったものではないわ。
それは私たちの最大の恥を氷の山の下に埋めた。
そうして手に入れた名誉よ!
それと、モークルの手に近づかないようにね。
近づけば… まあ、分かる訳もないわね。
鍵を掛けて金槌をしまい込むつもりか?
血の魔法をかけないといけない。
でもここにただ置いて行くわけにもいかない… 私たちの遺産だから。
要塞に持って帰るけど、どうすればいいの?
クランに何て言う?
- モークル・クランの強さはここから来た。自分の過去を受け入れるんだ。
- クランの最大の強みは失われた。この場所はもう必要ない。
モークル・クランの強さはここから来た。自分の過去を受け入れるんだ。を選択した場合
そうね。過去の過ちを学ぶことでより良い武器を作れる。
これをクランから隠すことはできない。
おそらく、ここを利用するいい方法があるわ… 立派な方法がね。
どういうことだ?
モークルディンは「敵の血」を必要としない。
だから誤解されたのよ。
たぶん、フロストバイト・スパイダーの血で十分なの。
血、イコル… それが何であれね。
クランの最大の強みは失われた。この場所はもう必要ない。を選択した場合
もちろんよ。鍛冶槌を持ち返れば、クランは誇りで満たされる。
だからモークルディンが何だったかを説明する時に心が傷ついても、苦痛は和らぐわ。
どういうことだ?
先人と仲直りして、彼らが教えてくれた教訓を覚えていないと。
先人は代々、公明正大に鍛冶をした。
クランは、それがなぜ大切なのかを知らないといけない。
会話を終えた後、アシャカは出口に向かいます。
フォージに再点火したとき、音がしたの。
もしかして別の出口?
ともかくあのオーガを避けないと!
アシャカに着いていくと、出口が見つかります。
扉よ! 氷で隠されてた。
あれは… 太陽の光?
モークルディンから出ましょう。
モークルディンから出た後、アシャカが発言します。
ここはオルシニウムに近いの!
ブラッド… ハートフォージにも戻りやすいわ。
モークル要塞に会いに来て。
アシャカの演説を聞く
モークル要塞に戻ると、モークルのクランの者達が集まっています。
アシャカの隣に立ち、演説を聞きましょう。
来て!
私がクランに話してる間、横に立ってて。
あれはお前の仲間なのか? アシャカ。
静かに!
アシャカがクランにとって重要なことを話す。
モークル・クランの強さはここから来た。自分の過去を受け入れるんだ。を選択した場合
モークル・クラン!
調査は終わった。
今日、私達は再び完全になるのよ!
もはや私達は先人の影の中に生きるものじゃない。
私達の血には力がある。
それをついに取り戻すのよ。
見て! モークルの手よ!
そして山の下では、モークルディンの偉大なるフォージに再び火が入った!
これはモークルの新しい時代。
オークの新しい時代よ!
我がクランよ、準備しろ!
我々はオルシニウムに進軍する。
街を築きなおすのだ!
クランの最大の強みは失われた。この場所はもう必要ない。を選択した場合
モークル・クランよ!
私は厳しい真実を告げる。
だが私達は真実を恐れない。
私はモークルディンからクランの偉大な宝とともに戻ったわ。
見て! モークルの手よ!
先人はこの槌を隠した。
でも、私達が考えたような理由ではない。
モークルディンにはブラッドフォージがあった。
私達のクランは以前、闇の魔法に走った。それは事実よ!
でも、厳しい真実に直面して捨て去ったの。
私達が鉄に注ぐ血は私達のものよ。敵の血じゃない!
はっきり言うわ、それこそがモークルの強さなのよ!
この槌は先人の強さを見せてくれる。
これを持って、私達は新たな運命を作り上げる!
我がクランよ、準備しろ!
我々はオルシニウムに進軍する。
街を築きなおすのだ!
演説が終わった後、ラズガルと会話しましょう。
※会話内容は、上記の差分に関係なく共通です。
あなたは私の娘を連れ戻し、娘はモークルの手を持ち帰った。
どんな族長も今は娘を否定できない!
アシャカと会話しましょう。
モークル・クランの強さはここから来た。自分の過去を受け入れるんだ。を選択した場合
ブラッドフォージの話は衝突を呼ぶ… でも目をそむけるのは許さない。
それは私たちの性質にないもの。
次はどうする?
最後にあなたをモークル・クランの親族として迎えるわ。
これからオルシニウムに向かうの。
王が鍛冶に優れたクランを必要としてる。
これで、ブラッドフォージの真っ当な使い方を見つけるまでは、クランをモークルディンから遠ざけておけるはずよ。
クエストを完了する。
もうすぐ私たちはオルシニウムに出発する。
まもなく鍛冶用槌が再びモークルディンで歌いだすのよ。
そしてもしもフロストバイト・スパイダーでブラッドフォージを動かせたら、その歌は「カーン、カーン、ペシャッ」ってなるかもね。ふふ。
クランの最大の強みは失われた。この場所はもう必要ない。を選択した場合
私のクランが鍛冶槌をどう見ていると思う?
瞳の中の炎を見て!
必要とあらば、自分たちでオルシニウムを再建するでしょうね。
次はどうする?
最後にあなたをモークル・クランの親族として迎えるわ。
これからオルシニウムに向かうの。
王が鍛冶に優れたクランを必要としてる。
シャトゥルの劣った鉄に負けたりなんかしないわよ!
クエストを完了する。
まもなくオルシニウムに向けて出発する。
鍛冶槌が私のクランに希望をくれる。
高く掲げられた槌が見えるの。
姉妹が持ち上げられればね。
王の鍛冶夫人がひっくりかえるなんて役立たずよね? もう!
クエストを完了した後、ラズガルと会話しましょう。
※会話内容は、上記の差分に関係なく共通です。
アシャカはあなたを親族と呼んでいた。
そしてあなたは彼女をモークルの地下から連れ戻した。
我が一族の伝説の遺物と共に。
まあ、よくわからないんだけどね。
関連資料
後日談
オルシニウムの魔術師ギルドにいる、アブズロルグと会話しましょう。
ギルドにオークのクランを調査するよう頼まれたんだ。
その任務に一週間はかかるだろうと思った。
もう三年前のことだ。
何か面白いことは分かったか?
自分の種族について、いかに無知か分かったよ!
クランは時とともに現れたり消えたりする。
けど、それぞれが我々の文化に重要な役割を果たしているんだ。
例えばモークル・クランだ。
モークルディンのことか?
モークル・クランの失われた故郷の話を聞いただろう?
それを知るのに何年もかかった!
行ったことがある。クモだらけだった。
それは… ちょっとつまらなそうだな。
「蜘蛛だらけのモークル・クランの失われた故郷へ行こう!」
これは… ちょっと言いにくいな。
メモ
モークルディンの溶鉱炉と送風機を起動した後、鍛冶炉にあるクラフト台を使用できるようになります。
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