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書籍

最初の収集団

一定の地位を持つ収集団の間で「交換」されるメモ(互いに盗み合うという意味。盗まれても気分を害さないこと。このメモはそういうものだ)。組織の後任に自分の知識と経験を伝えるため、ハリーファイアがこの書にメモを集めた。

* * *
エルジグへ

我らが愛するリーダー、ピエロン・デサントのことは何から話すべきか… そうだな、まずあの男は何も肯定しない。むしろ彼が何かを認めたら、完全な嘘と思っていい。私が彼の素性やファーグレイブに来た理由について知っていることは、あの男と関係のあるドレモラやスパイダーキスから得た情報だ。彼はあるキンリーヴから、ファーグレイブのポータルの秘密を盗んだらしい。そして2週間過ぎるまで、誰もあの男の正体も、よそ者だということも分からなかった。ようやく捕まった時、彼はファーグレイブ中とグラスプから盗んだ大量の財宝を抱えていたため、キンリーヴもこの男を滞在させざるをえなかった。でないと、この定命の大盗賊に面目を潰されてしまうからだ。

ハリーファイア

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ハリーファイアへ

とんでもない嘘っぱちだ。この者は今までこんな酷い嘘を読んだことがない! ストリクチャーのグラスプは財宝など持っていない。ピエロンがファーグレイブに来たのは、どこかの教団の生贄にされそうになって脱走してきたからだ。名前は忘れたが、わずかに生き残っている教団員がまだ彼を探していることは知っている。奴らは彼の血をサングインに渡すと誓い、それを果たすまで休むことはない。だからピエロンはニルンに戻らないんだ。ポータルに足を踏み入れた瞬間、教団のリーダーに見つかることを恐れているんだ。

エルジグ

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エルジグへ

何を言っている? ピエロンがニルンに行かないって? 彼はすごいお宝を持ってハイ・アイルズから戻ってきたばかりだよ、この嘘つきめ! グラスプがもう財宝を持ってないのは、手癖の悪い我らがリーダーのせいだって考えたことはないのか? ないだろう。あんたの頭は壊れたドゥエマー・スパイダーよりも働かない。それから、この手紙を盗むのはめちゃくちゃ簡単だったよ、エルジグ。あんたは読めないだろうけど、他の皆には知らせてやるよ。

ピエロンに関しては、どうして自分の考えを紙に記すなんて馬鹿なことをするのか理解できないね。ピエロンはこれまでバザールに来た中で最高の収集団なんだ。彼がこの紙の存在を知ったら、一瞬で盗まれるよ。おふざけも大概にしな!

ステファニー・ラフォーン

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この手紙を次に読む者へ

私がいつも聞いている話によれば、ピエロンはそもそも定命の者ではない。彼は自分の領域から脱走したデイドラで、オブリビオン最大の宝物庫を築くことを目指している。彼が年を取らず、怪我もしないのはそのためだ。とにかく、私はそう聞いている。

ウィ・ジャ

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ウィ・ジャへ

馬鹿げている。ファーグレイブで最初の収集団が、今我々の仕事を監督しているピエロンと同一人物だったはずがない。彼がエルフの血を引いているのでもない限りは不可能だ。ピエロンは彼の一族の名だ。一族の男子は姿を隠して父親から技を学び、十分に成長して髭をたくわえたら、その中の誰かがピエロン・デサントの名を受け継ぐ。だからピエロンの髪の毛は15年ぐらいすると劇的に変わるのだ。これが真実だ!

ガルンフェリオン

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全員へ

お前たちの突拍子もない話は全部間違っている。あるいは本当かもしれないが。

PD

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ピエロンへ

お前は恥知らずだ。

星を縫う者

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全員へ

信じる奴がいるかどうか知らないが、このメモは私の手を離れていない。私はこれを夜の間、枕の下に隠していた。ピエロンにも星を縫う者にも、これを奪う時間や機会はなかった。私はもう何年もの間、我らが創立者の正体について考えを巡らせていたし、このメモには定期的に目を通している。毎日読んでいるんだ! 私の頭がずっと上に乗っていたというのに、一体どうやってあの二人はメモに書き記すことができた?

ガルンフェリオン

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