前日談
この任務を受け入れると、正式にガーディアン・スドハリームに仕えて探検隊の一員となり、スピンドルクラッチと呼ばれる洞窟に入らなくてはならない。2日以内に調査のためプラクシン・ドゥーアレ副隊長の元へ行くこと。探検を成功させると、戦士ギルドから通常の危険手当を受け取れる。
探検隊長、ガーディアン・スドハリーム
探検副隊長、プラクシン・ドゥーアレ
プラクシン・ドゥーアレに補佐され、ガーディアン・スドハリームは戦士ギルドの傭兵達の小さな探検隊を、スピンドルクラッチと呼ばれる洞窟の調査へ率いる。異常に大きいクモが洞窟にはびこっているという噂が流れている。もしその生物が威嚇を示した場合、探検隊は力ずくで根絶するよう命じられている。
血に飢えた蜘蛛で一杯のこの洞窟の中へ冒険に行くんだね? 数多くの怪物に立ち向かうなんて、恐ろしいほど勇敢じゃないか。友達を連れて行けるといいね!
クモがいても別に怖くはない
はは! それは本当か?
分かった。あんたならきっとアンドーンテッドの一員になれる
「アンドーンテッド」? それは何だ?
冒険を好む同志の一団。ここにいる全員が金と栄光を求めている。誰でもそうでしょ?
さあ、どう。アンドーンテッドの一員になれると思う?
ああ、〈アンドーンテッド〉の一員になりたい
本当にいいのかい? タムリエルで最も大きく、最も卑劣な怪物と戦わなければならないよ。心臓の弱い人にはおすすめできないね
そんなものは恐れない
よく言った! これならやっていけそうだね。まずは能力を示してもらわないと
まずは、この洞窟に入ってもらおうか。血に飢えた蜘蛛で溢れる洞窟だ。対処できたら、ダガーフォールの酒場に会いに来て。ちゃんとした話はそこでしよう
もう一度、強きモルドラと会話しましょう。
ダガーフォールでまた話そう。宿屋〈酔いどれライオン〉の裏で、騒がしい一団を探せばいいよ
もちろん、洞窟で死ななかった場合の話だけどね
洞窟に入る。一緒にくるか?
いいや! モルドラは蜘蛛が嫌いなんでね
あんな蜘蛛は大嫌いだ
クエスト手順
クエスト名「死の囁き」
- プラクシン・ドゥーアレと話す
- 第一の洞窟を片づける
- ボス「スピンドルキン」を倒す
- 第二の洞窟を片づける
- ボス「スワームマザー」を倒す
- 第三の洞窟を片づける
- 囁き達を沈黙させる
- ボス「ウィドウ・メーカーセリセ」を倒す
- メリールを救出する
- ボス「ビッグラブー」を倒す
- ファウローを救出する
- アタヴァーを救出する
- ボス「ウィスパラー」を倒す
- ガーディアン・スドハリームと話す
クエスト報酬
- 経験値(極大)
- ゴールド(極大)
- スペランカーのスパイダースレイヤーのショウス(中装鎧 脚 スペランカーセット)
- 1スキルポイント
物語内容
ダンジョンに入場すると、戦士ギルドのメンバー達が集まっています。
プラクシン・ドゥーアレと会話しましょう。
キャラクターの同盟がダガーフォール・カバナントな場合
ドゥーアレ
戦士ギルドがお前を送り込んだのか? ギルドホールに話が通ったのか?
キャラクターの同盟がダガーフォール・カバナントではない場合
ドゥーアレ
お前はカバナント出身の者ではないな。ここで何をしている? まあ、それは関係ないな。今は集められるだけの助けが必要なのだから
何をしている?
ドゥーアレ
とんでもない間違いを犯した。何の変哲もない蜘蛛の巣の掃除と思ったが、そんなものではなかった
止むことの無い囁きが… 人を狂わせる! 私達は脱出したが、指揮官のガーディアン・スドハリームはまだ中にいる
何かできることはあるか?
ドゥーアレ
戦士達は疲弊しているが、君が洞窟に押し入り蜘蛛を掃除してくれれば、火を放って卵を潰せる。ガーディアン・スドハリームがまだ生きているのなら探さないと
とにかく囁きにはかまうな。頭がおかしくなるぞ!
分かった。行こう
会話を終えると、プラクシン・ドゥーアレと他の戦士達は洞窟の奥へ進み始めます。
ドゥーアレ
皆の者、準備はいいか! また入るぞ
プラクシン・ドゥーアレと会話しましょう。
ドゥーアレ
前進し続けなければ。お前が蜘蛛を一掃した後、我らがあの汚い卵を燃やす
探索を進めると、ウィスパラーの声が聞こえてきます。
誰が私の巣に来たの? 新しいおもちゃ?
こっちにおいで、私の可愛い子
探索を進めると、スピンドルキンが待ち構えています。
スピンドルキンを倒した後、プラクシン・ドゥーアレ達はさらに奥へと進んでいきます。
ドゥーアレ
なんて獰猛な奴だったんだ!
皆の者、こっちだ!
探索を進めると、プラクシン・ドゥーアレが話し始めます。
ドゥーアレ
さあ、行きましょう
探索を進めると、ウィスパラーの声が聞こえてきます。
美味しそうな恐怖の味がよく分かる
探索を進めると、スワームマザーが待ち構えています。
スワームマザーを倒した後、ウィスパラーの声が聞こえてきます。
おいで、私のごちそう。おいでなさいな
ウィスパラーの声が聞こえた後、プラクシン・ドゥーアレ達が話し始めます。
ドゥーアレ
全て燃やせ!
頭がガンガンするわ。指揮官にまた会えることはあるの?
ドゥーアレ
きっと大丈夫だ。頭の中の囁きを聞き入れてはいけない。楽しいことだけを考えるんだ
囁きが大きくなるぞ! 先を急ごう
頭がガンガンする。考えられない
探索を進めると、ウィスパラーの声が聞こえてきます。
全員殺せ! 無慈悲に殺せ!
不幸と死で溢れかえっている。なんて気持ちいいの!
探索を進めると、蜘蛛の糸で拘束されているメリールを発見します。
メリールと会話しましょう。
あなた… あなたは正気を保ってる! 囁きにも影響されないの?
そのようだ。何があった?
あなたが倒した人たちのこと? 彼らは私の仲間だった。ここに来るまでは。この場所… あの囁き… そのせいで仲間がおかしくなってしまった。正気を保っていた数少ない仲間は捕らえられ、こうして吊るされた
吊るされたと言えば… 私を下ろしてくれない?
分かった<メリールを下ろす>
拘束を解くとメリールが話し始めます。
種と脾臓にかけて、居心地は良くなかったわ。尻尾の感覚がない
メリールと会話しましょう。
歩くことすらままならないの。戦いなんて無理だわ
私を置いて先に行って。まだ生き残っている者達を探してちょうだい。私達のリーダー、スドハリームはまだ生きているはずよ。できれば、彼を救ってほしい
なぜあなたは囁きを聞いてもおかしくならない?
メリディアが私を守ってる。私はデイドラに対抗する彼女の大義を信じるわ。だから私には彼女の加護がある
あの囁きはデイドラによるものと思っているのか?
確信は… ないわ。ただ、そんな気がするのよ
以下の選択肢は、「戦士の恩恵」バフが付与されていない場合に出現します。
[説得]何か手伝えることがあるか?
私があなたにできることが一つあるわ。
私たちの仲間が戦いの前にいつも唱えていた祈りの言葉よ。
メリールはプレイヤーに対して、2分間持続するバフ「戦士の恩恵」を詠唱します。
「戦士の恩恵」は防御耐性と属性耐性と強撃ダメージが少し上昇します。
血のため、栄光のため、力と権力のため
私たちギルドは戦い続けるだろう
善か悪か、昼も夜も
私たちギルドは戦い続けるだろう
…報酬が割に合う限り!
探索を進めると、ウィスパラーの声が聞こえてきます。
私の元へ来て、巣に入り、一つになるの。永遠にね
探索を進めると、蜘蛛の糸で拘束されているファウローを発見します。
ファウローと会話しましょう。
彼らを殺したのか! 彼らは友人だったのだぞ。己の手で、あのイカれた連中を倒せばよかった!
彼らを殺して欲しいのか?
やつらが私にしたことを見てみろ! 私の知っているやつらはもういない。錯乱以外は何も残っていない。錯乱と、そして囁きの意志だけだ
あんたも影響を受けてないんだな?
そのようだ
そいつはいい。あんたはツイてるな。この蜘蛛の巣を取ってくれないか?
あなたをそこから下ろそう<ファウラーを下ろす>
拘束を解くとファウローが話し始めます。
なんて数の愚か者が死んだんだ。私も危うく、その一人になるところだった
ファウローと会話しましょう。
この状態じゃ、お前の役にはあまり立てそうにない。行け。ここに置いて行ってくれ。他にお前の助けが必要な者達がいるだろう
もしレッドガードのスドハリームという者を見つけたら、私がここにいることを伝えてくれ。ここで彼の命令を待っているとな
なぜあなたは影響を受けない?
あいつらはメリディアに仕える誓いを立てていない。メリディアはデイドラとアンデッドの呪いから信徒を守るんだ
以下の選択肢は、「戦士の恩恵」バフが付与されていない場合に出現します。
[威圧] 手伝え、この怠け者のエルフ
何だよ、失礼な奴だな
ならこうしよう。戦士ギルドの古くからの秘密が役に立つかもしれない。ほらこれだ…
ファウローはプレイヤーに対して、2分間持続するバフ「戦士の恩恵」を詠唱します。
「戦士の恩恵」は防御耐性と属性耐性と強撃ダメージが少し上昇します。
血のため、栄光のため、力と権力のため
私たちギルドは戦い続けるだろう
善か悪か、昼も夜も
私たちギルドは戦い続けるだろう
…報酬が割に合う限り!
探索を進めると、ウィスパラーの声が聞こえてきます。
もっと近くへ来なさい。そして闇を受け入れるの
探索を進めると、蜘蛛の糸で拘束されているアタヴァーを発見します。
アタヴァーと会話しましょう。
血と信義にかけて! 本物なのか? 聞こえるか? 降ろしてくれ、お願いだ!
聞こえている。助けよう
長身のパパの祝福を、友よ! もうダメかと思った
下ろしてもらえるか?
あなたを自由にしよう<アタヴァーを下ろす>
拘束を解くとアタヴァーが話し始めます。
グァァ! 腕が折れた。憎たらしい囁きめ!
アタヴァーと会話しましょう。
父よ! スドハリームよ!
父はこの近くにいる。俺を呼んでいる声が聞こえた。少なくとも、そう聞こえたと思う… あれは囁きの声か? やはり、彼らに影響されているのかもしれないな
大丈夫か? あなたには囁きが聞こえないのか?
俺は呪いを逃れた、偉大なるメリド・ヌンダの加護のおかげだ。囁き… ああ、聞こえる。だが虫がブンブン飛んでいるような音がするだけで、頭のおかしな男の声には聞こえない
以下の選択肢は、「戦士の恩恵」バフが付与されていない場合に出現します。
立って。父上を探しに行こう
もちろん… 俺もそうしたい… だが体が弱っている。ここにあまりにも長く捕らわれていて、まともに頭が働かない
先に進んでくれ。囁きを止める方法を見つけて欲しい。だが行く前に渡したいものがある。戦士ギルドからの祝福だ
アタヴァーはプレイヤーに対して、2分間持続するバフ「戦士の恩恵」を詠唱します。
「戦士の恩恵」は防御耐性と属性耐性と強撃ダメージが少し上昇します。
血のため、栄光のため、力と権力のため
私たちギルドは戦い続けるだろう
善か悪か、昼も夜も
私たちギルドは戦い続けるだろう
…報酬が割に合う限り!
探索を進めると、ウィスパラーが待ち構えています。
腐敗を知らぬ生物たちめ! 私に従わないと言うのか! 皆殺しにしてやる!
ウィスパラーを倒した後、近くで拘束されているガーディアン・スドハリームと会話しましょう。
スドハリーム
それは悪夢だった! 悪夢だったんだ!
プラクシンと彼の分隊が囁き達に屈した
スドハリーム
本当に… ひどい気分だ。戦士達が受けた仕打ち… 私への仕打ち! ぐっすり眠れることはもうないかも知れない
ありがとう。もしお前が来てくれなければ… いや、想像さえしたくない
クエストを完了する。
スドハリーム
命を救ってくれた今、考えることがたくさんある
次の遠征に出向く前に、休息を取ろう。戦士ギルドはお前に借りがあるのだ、友よ
あれは一体何だ?
スドハリーム
怪物だ! オブリビオンのもっとも暗いところから来た、下劣な獣に間違いない!
どうやって来たかは想像がつかない。それに、なぜ兵士達を攻撃するのかも分からない
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話すことすらできない
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召喚に熟達することは、あらゆる領域を自在に操る手段を得るということだ。
――炎の魔法が必要? 炎の精霊を召喚せよ。炎の化身の形を借りて、そういった魔法を1ダース使いこなすことができる。
――夜の闇に捕らわれ、光の魔法があればよかったのにと後悔している? ウィル・オ・ウィスプを召喚せよ。その天然の発光が闇を打ち消してくれる。
――進路をふさぐ大岩をどかす念力の魔法がない? 嵐の精霊を召喚して岩を持ち上げてもらうがよい。
――突然降ってきた雹から身を守るのに必要な結界を忘れた? 氷結の精霊を召喚して空気を頭上で結晶化させ、一時的な避難所を作るがよい。
――探索の魔法では逃げた標的を荒野で他の生物と識別できない? 狼の仲間を召喚して匂いをかぎ当てさせよ。
召喚魔法の柔軟性は私に情熱を与えてきた。私は特定のよく使われる魔法を、代用となる召喚魔法に置き換える総合的な手引きを編集した(詳細は第2巻7ページ参照)。
召喚魔法によってデイドラの力を手にすることもできる(あえてその力を振るおうとする者にとって)。召喚に熟達した魔術師は、スキャンプからドレモラ・ロードに至るまで、あらゆるデイドラを召喚できる。私の本はこうした魔法の初の入門書ではないが、第3巻にはオブリビオンの住人を招き寄せる手引きを説明している。「召喚の起源」もこの話題についての有用な読み物である。*
私はここで召喚について高度に、ほとんど贅沢なぐらいに書いている。この全集の残り(第2巻から22巻まで)を読んでいただければ、私の言葉に重みがあることがわかっていただけるだろう。
*著者注:言うまでもないことだが、オブリビオンに接触する際には最大限の慎重さが必要である。軽率な魔術師であれば、命を失うか、さらに悪いことにはデイドラにつけ込まれる可能性もある。
後日談
スドハリームは俺の友達だ。彼と息子を救ってくれてありがとう
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