砂鯨の歌

へん！ エルスウェアでは私の調合薬は役に立たないって言われたけど、間違いだって証明したわ！

特別なレシピがあるの。これを飲めば、私たちの知覚を超越した領域にいる存在の姿を見て、歌を聞くことができるのよ

本当に特別な体験なんだから。幻の、エルスウェアの砂鯨の歌を聞かなきゃ、生きてるなんて言えないわよ

最高のものよ！ レシピにはね… ちょっと待って。引っかからないわよ。秘密のレシピを教えるもんですか！

でも実はね、材料が入った瓶、最後の3本をどこかに置き忘れちゃったみたいなの。砂鯨を見てる間になくしたのかな

なくした材料の瓶を探してくれるのね？ 嬉しい、ありがとう！ 新しいのを作ったら、個人的に砂鯨の喜びをお届けするわ！

聞いてくれるなんて嬉しい！ 私が砂鯨について話すとみんな鼻で笑うのに。砂鯨は、スカイリムにいる雪鯨の親類みたいなもの。彼らの姿を見るには、私の特別な調合薬がいるの

薬さえあれば、彼らが飛んでいるところも見えるし、歌だって聴けるのよ！

ええ、そう。私の特製調合薬がなかったら、まったく感知できないの

一度彼らの幻想的な姿を見て、あの美しい歌を聴いたら、二度と世界を同じようには見られないはず。私が保証するわ！

特別な材料のことはいつもならもっと慎重に扱うんだけど、1匹目の砂鯨が頭の上を飛び越えていった瞬間、他のことは全部まるっと忘れてしまったの

なくした材料の瓶を探してくれる？

ええ、見て。置き忘れたのも無理はないわ。最後に作ったものが、とびっきり強力だったのね

残念だけど、砂鯨が見える量の薬は作れないわ。でも、代わりにこれを受け取って。感謝の印よ

スカイリムに来たら、ぜったい会いにきてね。あなた用の調合薬をとっておくから！

少なくとも、努力はするから！

私はハンマーフェルに向かうつもりだったの。砂鯨だけじゃなくって、センチネルの雲の上で草を食べる空マンモスもいるって聞いてるの。どうしても見たいじゃない？

でもね。私の特別な調合薬がないと、何も見えないだろうな…

うん。いつかはできるかもしれないけど、特別な材料がないとだめ。もっと材料を手に入れるには、スカイリムに戻らないと。地下の奥深くに続く洞窟があって、そこに…

あー、いけない！ またやっちゃうところだった！ もう話をやめないと。じゃあね！