書籍

甚だしき無駄

浅瀬に分け入っていったが、危険を冒す価値はあった。
デッドウォーターは愚かな試練で自分たちの未来を潰しているが、他の部族たちは交配に熱心だ。
集める機会が訪れたら、彼らの倒れた戦士たちを喜んでいただこう。

大半の部族は卵の盗難に対して備えがないが、ブラックトングとブライトスロートは例外だ。
彼らは自分たちの卵をまばたきもせず見守っている。
だが困難はあっても、どちらに関しても見込みは十分あると思う。

ブラックトングの卵用調合薬を直接盗むことはできていないが、観察から多くのことを学んだ。
彼らの方法が卵の成長をどのように制限するか、試験を楽しみにしている。

もう数ヶ月の間見張っているブライトスロートに接近してみた。
彼女の名はハクサラで、想像していたよりずっと純朴で信じやすい。
絶望の臭いを辿れば、必ず機会に行きつくものだ。

ハクサラを説得して、部族の不要な卵を手に入れる手伝いをさせるのは難しいことではなかった。
まだ分からないのは、あの愚か者が気づかれずに卵を奪えるかどうかだけだ。
彼女が失敗すれば、大きな後退を強いられるだろう。

ヒストは我が道を祝福している。
ハクサラはウクシスの卵を数回、問題なく盗むことに成功した。
欠陥はあるにしても、興味深い検体だ。
これらの卵の安定した供給が得られれば、私もよりリスクの大きい方法を取れるだろう。

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