前回クエスト
物語内容
伝えし者テレヌスと話す
アンヴィル灯台にいる、伝えし者テレヌスと会話しましょう。
待ち受ける仕事への準備はできているか? お前の力を闇の一党に証明し、夜母の冷たい抱擁への最初の一歩を踏み出す準備はいいか?
やるべき仕事について教えてくれ
インペリアルの貴族、クインタス・ジャロル卿が、黒き聖餐により死の標的となった
仕事は簡単だ。ジャロルを見つけ、始末しろ
なぜ彼が死の標的に?
それを知る必要はない。黒き聖餐が行われたのは、彼が誰かを怒らせたためだ。それだけ聞けば十分だろう。夜母は祈りに耳を傾けた。そして、ジャロルは死ななければならない
これがお前に与える仕事だ
クインタス・ジャロル卿を始末する
よし。貴族の屋敷はアンヴィルの北西にある。黄金街道沿いだ
処刑をどのように行うかはお前に任せる。ただクインタス・ジャロル卿がお前の手で死ねばいい。それで闇の一党への入団は完了だ
夜母とは誰だ?
我々の不浄なる母であり、シシスの本当の妻だ。彼女は我々の母であり、その優しく冷たい抱擁で我々を永遠に包み込んでくれる
つまり夜母が指導者なのか?
もっと質問をしたければ仕事をこなした後にしてくれ。ただ、彼女が見ていることを忘れるな。我々と同じように、お前も彼女に愛されている
彼女を失望させるなよ
黒き聖餐とは何だ?
黒き聖餐は闇の一党に仕事を依頼する時、顧客が行う儀式だ。顧客は標的の彫像を用いて夜母に懇願する。そして夜母は、その者の命を奪うためにアサシンを送り込む
そこには哀憐も悔恨もない
つまり闇の一党は有償のアサシン部隊か
簡単に言えばそうだ。我々は無実の者の命も罪人の命も同じように奪う。そしてあらゆる魂はシシスのものとなる。代価が支払われさえすればな
死は我々の仕事であり、信仰であり、取引だ。そして仕事は、今のところ上手くいっている
悲痛の短剣のことを詳しく知りたい
悲痛の短剣は闇の一党が用いる黒檀の短剣だ。片手武器で、然るべき者が扱えば特殊かつ強力な武器となる。兄弟や姉妹が標的を倒すために武器が必要になった時、短剣は現れ、暗殺を助けてくれる
貴族を殺しに行く前に、何か知っておくべきことは?
賢い旅人は、分かれ道があれば道を尋ねる。入団したら遠慮せず、闇の一党の仲間達に相談しろ
貴族の屋敷で何が待っているか知りたいのだろう?
最初としてはちょうど良い
殺しにそれほど特別な能力は必要ない。だが標的に近づくには? そこが真の問題だ。高い壁、鍵の掛かった門、屋敷を守る武装した巡回部隊
屋敷へ入るには他の方法もある。興味があるなら教えよう
興味がある
ウィサードローズの地下には密売人のトンネルがあり、それが直接屋敷の中庭に繋がっている。私だったらそこを使う
それからロックピックを忘れるな。ジャロルは注意深い男だ。自分が使った後は、必ず扉の鍵をかける
ウィサードローズとは?
ウィサードローズ? 街の外にある小さな宿だ。美しい母親と娘が切り盛りしている。だが生活は苦しいようだ
密売人のトンネルは彼女達にとって、もう一つの収入源だ。そして、お前の需要にも合致している
ジャロルの屋敷に侵入する
正面玄関か地下通路を使用して、ジャロルの屋敷に侵入しましょう。
屋敷に侵入した後、机に置かれているメモを調べましょう。
偽の大樽の仕掛けを解除して、隠し通路に侵入しましょう。
探索を進めると、クインタス・ジャロル卿たちの会話が聞こえてきます。
クインタス。会合のために安全な場所を用意してもらったのはありがたいけど、その恰好、もう少しなんとかならなかったの?
申し訳ありません、フォーチュナタ総督。ですが、ヴァレンの壁の南にここより安全な場所はないのです。ダニもいることですし
そうかな、フォーチュナタ。お前にはお似合いじゃないか
目上の者に対する口のきき方ではないわね、カロラス伯爵。そういえば、いつになったらクヴァッチを正当な支配者に引き渡すのかしら? あんたじゃ民衆が余りにかわいそうよ
お二人とも、お控えください! 我々には、より切迫した問題が!
控えなさい、クインタス。そんな口のきき方は許さない。でも、確かにそうね。闇の一党の勢力が強まり、私たちの築いたものを脅かしている
探索を進めると、クインタス・ジャロル卿たちの会話が聞こえてきます。
言い忘れておりました。大司教がよろしくと。大聖堂の件でクヴァッチを離れられないそうです。ここで決まったことは何であれ、支持すると
アンヴィルの手綱はしっかり握っているけど、あんたは司祭どもをクヴァッチで好き放題させてるようね
私は統治し、アルトリウスは信仰と大聖堂を守る時の騎士団を管理している。殺人者が捕まるまで、クヴァッチの警備を許したのだ
これまでの犠牲者は、闇の一党の疑いがあるのでは? 手出しせずとも、殺人犯が我々の問題を片づけてくれると思うのですが
自警団もどきが私の街を好き勝手にうろつくのを許すわけにはいかん。だから、アルトリウスに時の騎士団の権限拡大を許した
状況を分かってなければ、あんたとアルトリウスは軍隊を編成してるんだと勘繰るところよ。心配した方がいいのかしら?
探索を進めると、クインタス・ジャロル卿たちの会話が聞こえてきます。
カロラス伯爵、約束してください。この問題が解決し次第、騎士団は大聖堂に引き返すと
大司教は約束してくれた。私も約束しよう
で、この二人を信じるべきなのかしら? 教団が迫って来た時、そんな約束にどんな意味があるの?
そんなことはないぞ、フォーチュナタ。私たちはお前のように野心的で非情ではない
聖職者とはいえ、アルトリウスも人間よ。普通の男と同じような欲求も欲望も抱えている
クインタス卿! 侵入者が屋敷に入り込みました。皆様、すぐにご移動ください!
心配無用。どのような事態にも備えてある。指揮官、広間を封鎖しろ。誰にも後を追わせるな!
ハッ! 心得ております!
探索を進めると、クインタス・ジャロル卿を発見します。
よくやった、兵士たち! 総督と伯爵は安全に旅立った
姿を見せろ、アサシン! それともお前は闇討ちが得意な、闇の一党の臆病者なのか?
クインタス・ジャロル卿を倒しましょう。
※悲痛の短剣で暗殺するか、あるいは正面から堂々と倒すこともできます。
悲痛の短剣で暗殺した場合、クエストの報酬が増加します。
クインタス・ジャロル卿に存在を気付かれた場合
クインタス・ジャロル卿が発言します。
アサシンだ! 衛兵、私を守れ!
伝えし者テレヌスに報告する
クインタス・ジャロル卿を倒した後、アンヴィル灯台にいる伝えし者テレヌスに報告しましょう。
クインタス・ジャロルが死んだことは知っている。闇の一党はあらゆるところに目を持っている
よくやってくれた。契約は成立し、血をもって署名がなされた。姉妹よ、家族にようこそ
実力を示すためにすべきことはこれだけか?
お前のことは長い間見てきた。貴族を殺したのは、単に契約を成立させたに過ぎん。これから、自分の兄弟や姉妹と会ってもらう
お前を聖域へ送ろう。ちょっとした隠れ家だ。故郷でもあり、追加任務が発生する場でもある
聖域はどこにある?
遠くはない。ゴールドコーストに呼んだのはそのためだ。ここには達成すべき仕事がたくさんあって、お前は関わることになる
お前の新たな家は北方の、ヴァレンの壁の下に隠されている。そこへ行って、黒い扉を開けるのだ
黒い扉?
黒い扉は、「恐怖はどんな味だ?」という問題を出す。それに対して「抜群だ」と答えろ。そうすれば聖域が開かれる
中に入ったらアスタラを探し出せ。彼女から説明が追加されるだろう
他にも聖域が?
もちろんだ。闇の一党が結成されて以来、我々の影はタムリエル全土に広がり続けている。ただ、全ての聖域が上手くいったわけではないし、思うように制御できていない地域もある
理解できない
お前には関係ないことだ。だがヴァーデンフェルは今でも… 厄介な存在だ
それでもゴールドコーストは、我々に有益な機会を提供してくれる。ここであれば、闇の一党の新たな世代のため、確固たる地盤を作り上げられる
なぜ伝えし者と呼ばれている?
私は夜母の声だ。夜母はその望みを聞こえし者に伝え、聞こえし者は実行するため、黒き手である四人の伝えし者の一人に伝える
黒き手?
黒き手は媒介者だ。夜母は黒き手を通して闇の一党を治めている。聞こえし者一人と伝えし者四人で構成されている。四本の指と一本の親指だ。それ以上でも以下でもない
聖域の監視も黒き手の仕事の一つだ
椅子に座っている女性に何があった?
大したことではない。やるべきことをやっただけだ。短剣は常に研いでおかねばならん
彼女の家族はある書類を持っていた。そこには闇の一党の汚点となるようなことが書かれていた
つまり汚点を隠蔽するために殺したのか?
闇の一党はそうつまらない存在ではないが、我々には果たさなければならない責務がある
彼女には最も素晴らしい贈り物、安らぎを与えた。お前がジャロル卿に送ったものと同じだ。お前は仕事を終わらせる前に、もっと贈り物を届けることになるだろう
もう一度、伝えし者テレヌスと会話しましょう。
聖域を見つけ、黒い扉を開け。兄弟と姉妹が両手を広げてお前を迎えるだろう
お前の成長に期待している。改めて、家族へようこそ
闇の一党の聖域に入る
闇の一党の聖域の入口を調べると、黒い扉が語りかけてきます。
恐怖はどんな味だ?
抜群だ
よくぞ戻った
闇の一党の聖域の入りましょう。
聖域にいるアスタラ・カエレリウスと会話しましょう。
あなたが新人ね。あなたが来ることは、伝えし者から聞いているわ
私はこの聖域の統括せし者よ。疑問を抱かずに私に従えば、きっと仲良くやっていけるわ
もちろんだ
悲痛の短剣を使用して、クインタス・ジャロル卿を倒した場合
クエスト報酬:未確認のシシスの接触の武器(紫等級)・闇の一党スキル経験値+20
それから、これを持っていきなさい、闇の一党が身につける暗影の鎧よ。あなたはもう家族の一員だもの。相応しい格好をした方がいい。それから、悲痛の短剣も見事に扱ったわね。これも持っていって
あなたには期待してるわ
クエストを完了する。
悲痛の短剣を使用しないで、クインタス・ジャロル卿を倒した場合
クエスト報酬:未確認のシシスの接触の武器(青等級)・闇の一党スキル経験値+10 減免の布告
それから、これを持っていきなさい、闇の一党が身につける暗影の鎧よ。あなたはもう家族の一員だもの。相応しい格好をした方がいい
いい働きをすれば、闇の一党の中で昇進できる。期待に応えてくれると信じているわ
クエストを完了する。
関連資料
物語補足
宿屋「ウィサードローズ」の外にいるルシニア・ローズと話すと、宿屋について話を聞けます。
- 景気は良くなってきたし、母さんも満足してる! みんなあの素敵なジャロル卿のおかげ。あの人はいつも辛抱強く、優しくしてくれる
- 宿は戦の前みたいに忙しくはないけど、母さんとあたしでなんとかやってるわ
- この宿は家族で何世代もやってきたの。でも続けていくのは本当に大変よ。母さんが死んだら、売ってダガーフォールに移り住むつもりよ
やだ! 母さんには内緒にしといてよね! きっと激怒するわ
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