物語内容
ヘーム・ジャスと話す
ブラックウッドの北東部にあるフタン・ツェルに行くと、ヘーム・ジャスとオリークが会話しています。
だが、我々が間違っていたら? 我の力を以てしても、軍団丸ごとは抑えられん!
関わるなよヘーム・ジャス。もうたくさん死んでんだ。お前まで失いたくない
オリークは立ち去って行きます。
ヘーム・ジャスと会話しましょう。
強く、力ある者とお見受けした! 手伝ってくれないか?
我が部族と近くに野営地を建てた帝国との間で、緊張が高まっているのだ。普段なら我がワマスが如き力で問題を解決するのだが、今回はそれでは足らぬのでな
何が起きている?
我が部族の者が行方不明なのだ。帝国軍の副隊長を捕え尋問しているのだが、皆が怒り狂っていてな…
真相を知る前に彼を処刑してしまえば、事態を悪化させるだけだ
何をすればいい?
この状況には外からの視点が必要だ。我が部族は怒りに駆られ、冷静さを欠いている。帝国の副隊長殿も、我々と話すつもりはあるまい
部族の外の者の仲介が必要なのだ。もちろん、報酬は払おう! どうだ?
行方不明の人々に何があったか、副官に聞いてみる
協力して英雄的な活躍を成せば、部族は窮地から救われるはず
帝国の副隊長殿はこの先だ。貴様が彼と話す間、我は北の沼に向かい調査を続けよう。面談が終わったらそこへ会いにきてくれ
今揉めていたのは誰だ?
ああ、あれはオリーク。部族の一員でよき友人だ。彼は帝国軍が失踪事件の犯人だと言い張るが、我にはこの件に関わってほしくないようだ
悲しいことだが、多くの者が彼の意見を支持している
なぜ?
我の英雄的行為が最近少し… 問題を引き起こしてな。しかも、皆が帝国軍の仕業だと思い込んでいる
だが、我のような知的で経験豊かな冒険者は疑っている。まあ、帝国がやったという確固たる証拠がないからだがな
他に人々を連れ去るような奴がいるか?
見当もつかんな。だが副隊長の話を聞けば何か分かるかもしれん。彼の仲間たちが無実なら、真の敵に導く助けになるかもしれんな
無実でなければ、グラートオークの力で我が奴らを叩きのめすまで!
部族と帝国軍の関係は、どうしてそんなに緊張している?
レヤウィンから来た帝国軍は、しばらく前から東に領域を拡大している。今や彼らは、我が部族が自分たちの土地だとしている場所の境界まで来ているのだ。最初、彼らはただ迷惑なだけだった。いずれ沼地が彼らを追い払うだろうと思っていたのだが…
彼らは脅したのか?
いや、むしろその逆だ! 彼らは拠点を広げるための協力を求め、代わりに貴重な品物や交易を提案してきたのだ
だが、我が部族ははねつけた。我々は嘘の約束に何度も騙され、故郷を追い出されてきたのだからな
その時何が起きた?
インペリアルは我々に手を出さなかったが、この地域を去ろうとはしなかった。そうする内に緊張は口論へと変わり、そのすぐ後、部族の者が姿を消し始めたのだ
乾いた木に火を移すように、怒りが燃え上がったよ
インペリアルの捕虜と話す
村に行くと、檻の中に囚われている旅団のヴィリア副隊長と、檻を囲むアルゴニアン達がいます。
ヘーム・ジャスにはよそ者を勧誘するなと言ったのに。あいつったら、聞きやしない
ヌヴイと会話しましょう。
帝国の連中の罪は明白なのに、なぜヘーム・ジャスが許そうとしてるのか理解できない。奴は一ヶ月前に現れて、英雄的な行動をすると言い張ってた… そんなことはしなくてもいいと言ったにも関わらずね
オディール・イートと会話しましょう。
このインペリアルを罰して、奴の靴をもらっちまおうぜ
ダメか? 仕立てのいい靴じゃないか
アーダンと会話しましょう。
帝国の連中が出てきた途端に仲間が行方不明になったって? ヒストに誓うが、これは偶然じゃない! 助けにきたっていうなら、この乾いた肌の者をすぐに殺せ!
旅団のヴィリア副隊長と会話しましょう。
キャラクターの種族がアルゴニアンな場合
またか… なああんた、何回も説明したろ…
…おや。あんた、部族の者じゃないな? ああ、神に感謝を! 聞いてくれ、うちの兵士は部族の失踪とは無関係だと何度も説明したんだ。だが、彼らは聞く耳を持ってくれなくてな
キャラクターの種族がアルゴニアン以外な場合
ディベラの聖なる尻にかけて! あんた、部族の一員じゃないな。頼む、この状況をどうにかしてくれ
トカゲたちに、うちの兵士は失踪とは無関係だと説明したんだが、聞く耳を持とうとしないんだよ!
会話を続けましょう。
※以降の会話内容は、上記の差分に関係なく共通です。
もう話せるな。ここで何が起きている?
俺はレヤウィン象牙旅団の士官だ。俺たちはここで交易路を広げようとしてはいるが、誘拐なんかしてない! 今は俺たちの旅団兵にも行方不明者が出てるんだ
俺たちは失踪した兵士の手掛かりを捜索してたんだ。そこをここの連中に奇襲され、牢屋にポイ、というわけさ
手掛かりとは?
この所、河の縁に大量の獣たちが集まっててな。その調査をしてた。まるで川を占領したかのような数なんだぞ!
自然発生したとは考えられない。あくまで個人的な考えだが、この行方不明事件の原因は、あの獣どもだ
なぜだ?
奴らは凶暴だし、あれだけの数が一ヶ所に集まれば、間違いなく危険だ
だが、うちの指揮官は俺の考えに同意できないみたいでね。アルゴニアンたちが縄張りに近づいた我々に報復してると考えてるんだ。裏が取れたら、指揮官は反撃するつもりだ
会話を終えると、オリークがやって来ます。
おいよそ者、このインペリアルは嘘を言ってる。連中が来るまで仲間は消えたりしなかったんだ!
旅団のヴィリア副隊長と会話しましょう。
自分で様子を見てくれ。呪われた沼で何かが起きてる。俺たちの仕業じゃない。互いを疑うばかりで、異変に気づけてないんだ
オリークと会話しましょう。
ヘーム・ジャスに手伝いを頼まれたらしいが、あいつはちょっと… 入れ込みすぎることがあるんだ。何が起きてるか、俺たちはわかってる。捕虜どもは知らんぷりを決め込んでるが、何かを隠してやがる
あの乾いた肌は、北の沼に無断で入ったんだよ
行方不明の仲間を探していたと言っている
帝国軍はいつも言い訳ばっかりだ。最初は取引をしたいと言って現れた癖に、俺たちが突っぱねると境界線付近に野営地を構えやがった。俺たちは帰れって言ってんのに、日に日に人数は増えていってる
その後、突然うちの連中が姿を消し始めたんだぞ? 偶然なわけあるかよ
帝国軍が人々を連れ去る理由は?
俺も教えてほしいね。うちと帝国軍は友好関係にあるはず。黒きヒレのケシュががんばってくれてるからな。だからといって、帝国軍みんなと仲良しこよしとは行かねえよな。新しく土地を手に入れたいならなおさらだ
でもよ、だったらなんで普通に攻撃してこないんだ?
ヘーム・ジャスはそれを解明したいらしい
ヘーム・ジャスは入れ込みすぎなんだよ。あいつは自分のことを英雄だと思ってるみたいだが、大抵引っ搔き回して問題を起こして終わるんだ。今回も一緒だよ。どうしても俺たちを手伝いたいってんなら、あいつが怪我する前に北の沼の外に連れ出してやりな
出発する前にもう一度、オリークと会話しましょう。
北の沼にいるヘーム・ジャスと会ってくれ。あいつが調査を続ける気なら、その間はくらいは安全でいてほしい
新しい獲物を狙う帝国軍の奴らがどれだけ潜んでいるかわからないだろ?
旅団のヴィリア副隊長と会話しましょう。
俺を解放するよう説得してくれ。うちの部下は何もしてない。本当だ
行方不明者の手掛かりを探す
近くの沼地に行くと、ヘーム・ジャスがやって来ます。
おう、きたな! ここから調査を始めよう。まずは実況見分だ
ヘーム・ジャスと会話しましょう。
急ごう。行方不明者の形跡、そして何が起こったかを知るための手がかりを探さねば
まあ心配はするな。問題が起ころうとも、我が反射神経ですべてまるっと解決してやる
探索を進めると、インペリアルの足跡を発見します。
足跡がある。水辺へと続いているな
我が勇敢に副隊長を捕らえたのはここだ。順調だな、このまま見分して回ろう
更に探索を進めると、アルゴニアンのトーテムを発見します。
古代のトーテムは沼一帯に広がっているのだが、普段なら動きはない。これは奇怪な
先にもっとトーテムがあるはずだが… それも動いているのか?
更に探索を進めると、アルゴニアンとインペリアルの死体を発見します。
アルゴニアンとインペリアル。両者とも己を守るために戦い続けていたようだな。見ろ、傷はギザギザ模様だ
こちらに進めば、生存者がいるかもしれん
更に探索を進めると、染み出した明るい染料を発見します。
この染料は儀式で用いるものだ。これがトーテムを起動させたのか? 足跡を追うぞ
4つの手掛かりを発見した後、ヘーム・ジャスと会話しましょう。
どういう意味だ? なんの関係がある? 胸騒ぎがするな。虫で腹を下した時のように落ち着かん…
足跡を追うぞ。もうすぐすべてを解明できるだろう
探索を進めると、アルゴニアンのトーテムを発見します。
先程伝えたトーテムの中で最大のものだ。これはまずい…
ヘーム・ジャスと会話しましょう。
なるほど… わかったぞ。このトーテム… 染料を使ってルーンが描かれ、中に眠る魔法が解き放たれたのだ
だが、あのルーンは我々の部族に伝わるもの。帝国の仕業ではない。すべては部族の者が起こしたということになる
このルーンの効力は何だ?
犯人はこのルーンを使い、トーテムを強力無比な誘因の罠へと変えたのだ
これにより、沼からおびただしい数の生物たちが現れたというわけだ。皆、この魔術に引き寄せられたのだろう
どうしてそんなことをする者がいる?
分からぬ。我のように部族を守る強大な力を持つ者がいてもなお、これは危険極まりない。沼から出でし生物たちは狩る相手を選びはしない。目についた傍から食らいつく
止めねばなるまいな
どうする?
ふむ、どうしたものか… 我が強靭にして無比なる体力と馬鹿力は、魔術の仕組みを解き明かすには向かぬ。…だが、馬鹿力で何とかなるかもしれん。ここはひとつ、トーテムを打ち壊してみよう
貴様が先に行け。その時のために、我は力を練っておく
もう一度ヘーム・ジャスと会話しましょう。
さあ、全力でトーテムを打て!
吉と出るか凶と出るか、やる価値はあろう。我は… こちらにいるぞ
アルゴニアンのトーテムを破壊しようとすると、トーテムの魔術によって弾かれます。
ああ!
ヘーム・ジャスと会話しましょう。
騒ぎ立てはしたが、恐れたわけではないぞ、断じて。断じて! 無論、恐怖は恥ではない。不安になったとて心配無用。我と共にあれば安全だ!
まあいい、素晴らしい働きをしたな。ちょっと叩いてみただけでは足らんということがわかった
これからどうする?
これは我が力を越えている。トーテムの魔術とそれを破壊する術は、部族の長老、ナヒーシュ・ヌルウルが知っているだろう
長老の元へ向かい、話を聞くとしよう
ナヒーシュ・ヌルウルはどこにいる?
村にいるだろう。我が先に行って状況を説明するが、貴様も彼女と話したほうがよかろう。ナヒーシュ・ヌルウルは、なんというか… そう、いつも我が助言を聞き入れるわけではないのだ
では、村で会おう!
会話を終えると、ヘーム・ジャスが発言します。
我は戻りナヒーシュ・ヌルウルと話す。そこで会おう
ナヒーシュ・ヌルウルと話す
村に戻ると、オリークとヘーム・ジャスが会話しています。
死体? あいつらのも俺たちのもか?
うむ、一緒に戦っていた。傷口はギザギザ模様で、獣の仕業に見えた
ヘーム・ジャス、それ、本当か… ナヒーシュ・ヌルウル、それが本当か確かめてくる!
ヘーム・ジャスと会話しましょう。
ナヒーシュ・ヌルウルと話し、トーテムについて伝えてくれ。彼女には辛い話だが、知らねばならない。この事件を起こしたのは部族の者だとな。きっと、どうしたらいいかも分かるだろう
旅団のヴィリア副隊長と会話しましょう。
俺の話を真面目に聞いてくれてれば! 俺はもう行く、部下も危険な状態なんだ
ナヒーシュ・ヌルウルと会話しましょう。
手伝おうという気持ちはありがたい。けれど、わかってほしい… ヘーム・ジャスは勇敢だ、しかし自分の勇気を試すため、問題をでっち上げることがある
帝国との問題は、彼が言うより単純な話なのかもしれない
アルゴニアンと帝国軍の双方が行方不明になったのは、実際のところこの部族の誰かが原因だ
何? それは聞き捨てならない。私たちの仲間がこれほどの事態を引き起こしたなんて… 信じられない。ヘーム・ジャスが死体について言ったことは本当?
知っていることをすべて教えて頂戴
何者かが魔法のルーンを使ってトーテムを誘導の罠に変えた。それが沼から獣を引き寄せた
たとえ数は少なくとも、沼にいる怪物はとてつもなく凶暴。あれだけの人々が餌食になったとしても不思議はない。囚人の言葉は嘘じゃなかったようだ
あのトーテムは古く、とても強力。あれと関わるのはとても危険だ
一番大きいのを破壊しようとしたが、できなかった
ザル・イラソトルの頂点にあるトーテムのことだね。上手くいかなくても不思議はないよ。あれほど強力な罠を壊すには、ザンミーアの中に入らなければ。ザル・イラソトルは時に見捨てられた場所。奥は化け物だらけだろう
では、何をすればいい?
ザンミーアの中に入るしか方法はない… 安全に事を運ぶには人手が足りない。私たちは戦士を失いすぎてしまったんだよ
あなたは仲介者としてここにいるんだろう? この件に協力してくれるよう、インペリアルを説得できないかね?
試してみる
よかった、上官に取り次いでくれることを願うとしよう。いずれにせよ、彼は解放しないとね
これを受け取って。ザル・イラソトルの正面入り口を解除する結界だ。できるだけ多くの戦士を集めて、入り口で合流しよう
副官と話してから、ザル・イラソトルに入る
会話を終えると、旅団のヴィリア副隊長が発言します。
神よ。なんてひどい…
ナヒーシュ・ヌルウルと会話しましょう。
自分の部族がこんな愚かなことをするなんて、言葉もない。こんなことをしでかした奴には責任を取ってもらわないと
お願いがある。この件を終わらせる手伝いをしてもらえるよう、帝国を説得できないかね? 副隊長の考えを聞いてみてほしい
ヘーム・ジャスと会話しましょう。
帝国の者たちが本気で我々に助力するとは思えん。我々の部族に責任があるのだからなおさらだ… だが、他に選択肢はない
旅団のヴィリア副隊長と会話しましょう。
話は聞いた。信じたくないね…
俺たちを非難し犯人だと決めつけておいて、身内の仕業でしたって? まあ、今は置いておこう。互いに同胞を失ったんだ。まずはこの問題をなんとかしかないとな
帝国軍はアルゴニアンがザンミーアに入るのを手助けしてくれると思うか?
おいおい、象牙旅団は寛容で愛に溢れた軍なんだぞ? …それは言い過ぎか。まあ、不満を抱く奴はいるだろうが、そいつらもこの事態を止めるために協力する必要があるってことは理解するよ
行ってもいいか? うちの指揮官には俺が話を通す。説得してみせるさ
アルゴニアンは解放する。隊長と話してくれ
会話を終えると、旅団のヴィリア副隊長は檻から解放されます。
副隊長殿、部族を代表して謝罪を。ここを出てください
では、遺跡で待っているぞ!
ナヒーシュ・ヌルウルと会話しましょう。
お互いの違いは脇に置いて、この試練を乗り越えないとね。共に戦うことが、償いへの一歩になると期待したいよ
ザル・イラソトルへ行き、結界を使って扉を開けてほしい。そこで会おう
旅団のヴィリア副隊長と会話しましょう。
俺は指揮官と話すよ。この問題が無事に片付いたら、関係改善に目を向けられるだろう
ヘーム・ジャスと会話しましょう。
誤りを正し、誰の陰謀かを突き止めねば。ザンミーアに行くぞ。時間を無駄にするな!
ザル・イラソトルを調査する
ザル・イラソトルの付近に行くと、ヘーム・ジャスが待っています。
ザル・イラソトルへの入口は下部にあるはずだ。急ごう、友よ
ヘーム・ジャスと会話しましょう。
ナヒーシュ・ヌルウルは副隊長を解放し、戦士を集める。我々はザンミーアへと戻ろう。ザル・イラストルに入らねば
ザル・イラソトルの手前まで行くと、ヘーム・ジャスが発言します。
あそこ、扉だ!
ヘーム・ジャスと会話しましょう。
頭を働かせ、断固たる決意で臨めばきっとやれる。間違いない。この悪事の根源を詳らかにし、誰の仕業か突き止めよう
貴様のすぐ後ろをついていくぞ!
ザル・イラソトルの障壁を解除して、遺跡の中に入りましょう。
遺跡の中に入ると、ヘーム・ジャスが発言します。
中はずいぶんと暗いな。さ、先に行ってくれ
探索を進めると、オリークがいます。
このクソ遺物! 止まってくれよ!
ヘーム・ジャス! あの… すまん
オリーク…? 貴様がやったのか?
ヘーム・ジャスと会話しましょう。
ずっと帝国を責めていたというのに、オリークの仕業だっただと?
彼と話してくれるか。今の我には無理だ。整理する時間がほしい
オリークと会話しましょう。
どんなにやってもルアーを解除できないんだ! 触ると消えるけど、すぐに戻っちまう。あの石を斧で殴っても刃が傷むだけだ
行方不明者のことは帝国のせいにした。俺がバカだった
なぜそんなことを?
仲間たちを守ろうとしたんだ。乾いた肌の連中は俺たちの沼を何度も奪おうとしてきた。あのインペリアルたちも同じに見えたんだよ
奴らがビビって逃げてくれるのを期待して、トーテムを起動したんだ
ヘーム・ジャスはあれが誘導の罠になったと言っていた
そうだよ。俺たちは昔、あれを食料と資源を集めるために使ってたんだ。トーテムが起動すると、生物はコツ・ガヴァが血に引かれるみたいにあのオーラに引き寄せられるんだ
あの餌と、行方不明の人々の間に関係があるとは思わなかったのか?
あの古代魔術がどれほど危険か知らなかったんだよ! 俺がやったことがすべての原因だなんて思わなかった… お前とヘーム・ジャスが見つけた死体について聞くまでは
気づいた時には手遅れだったんだ…
それで、ここに来て何とかしようとしたのか?
ああ、でも無理だ! 何をしてもダメなんだ。魔力は一瞬で回復しちまう
本当にすまなかった。フタン・ツェルが蹂躙される前に、ギデオンにみんなを避難させないと
救援が向かっている
会話を終えると、ナヒーシュ・ヌルウルと旅団のヴィリア副隊長と象牙旅団の斥候がやって来ます。
助けに来た。さ、始めようかね
ナヒーシュ・ヌルウル! 帝国軍も? すまない、俺のせいで…
責任問題は後回しだ。助けに来た
ヘーム・ジャスと会話しましょう。
まだ望みはあるかもしれん! ナヒーシュ・ヌルウルと話せ。助けを得られたようだ
オリークと会話しましょう。
帝国軍… 助けてくれるのか?
旅団のヴィリア副隊長と会話しましょう。
ナヒーシュ・ヌルウルは俺たち全員を連れていく気だ。彼女と話せば、詳しく教えてくれるだろう
ナヒーシュ・ヌルウルと会話しましょう。
オリークは愚かなことをしたね。ルアーがおとなしくしていたのには、理由があった… 中に潜む魔法が危険だからだ… 覆水盆に返らずとはよく言ったもので、過去の失敗を今から変えることはできない
けれど、犠牲者が増えないようにすることはできる
どうする?
儀式さ。罠を破壊するには、地上と地下両方のトーテムにタイミングを合わせて触れなければならない。連携が必要だ
これは先人たちからの試練… あるいは教訓かもしれない。それを学び取るのが私たちの役目だよ
地上と地下でどうやって協力する?
インペリアルたちは地表に兵を配置してくれることになった。彼らはすでに配置につき、指令を待っている
地下で罠を起動したら、地表の仲間が明かりを振ってインペリアルたちに合図をするんだ。手順はわかったかい?
ああ。そちらは何をする?
私は共同作業を助けるために地上に戻る。何か問題が起きた時、手伝えるようにしておきたい
あなたとヘーム・ジャスはここで罠を破壊して、終わったら私たちと合流してほしい。では、幸運を。そしてありがとう
ヘーム・ジャスと一緒に、ここで罠を処理しよう
会話を終えると、ヘーム・ジャス以外の者は立ち去って行きます。
…ありがとう
解決するさ、オリーク。心配するな
ヘーム・ジャスと会話しましょう。
さあ、友よ! 我々の力を合わせ、ルアーを打ち倒そう!
恐れるな! 貴様がルアーを止めるまでの間、我がこの猛き腕を振るい、ザンミーアを根城とする恐るべき獣どもから守ろう!
探索を進めて、古代のルアーを無効化しましょう。
うまくいっている!
上層の帝国軍も成果を上げているようだな!
あれで最後だ。さあ、我は迅速かつ果断に立ち去り、村へと走ろう。では、向こうで会おう!
3つの古代のルアーを無効化した後、ヘーム・ジャスと会話しましょう。
急いで戻り、他の者たちの様子を確認せねば。ルアーが動かないのは、いい兆しに違いなかろう
では急いでナヒーシュ・ヌルウルの所に戻り、我らの活躍と成功について話すとしよう!
フタン・ツェルに戻る
村に戻ると、ナヒーシュ・ヌルウル達が会話しています。
副隊長殿、感謝と部族の友好の意をささげます
ありがとう。これが両者の豊かな友好の始まりとなるよう、全力を尽くすつもりだ
大成功だ! 我々は勝者、その力は強く、その身体に傷はない!
ヘーム・ジャスと会話しましょう。
想定よりもうまくいったな! 困難に愛されし我にしてはとても珍しい…
時にはヒストの恵みを賜ることもあるということだな
旅団のヴィリア副隊長と会話しましょう。
ああ、無事に戻ったな
先にナヒーシュ・ヌルウルと話してこい。あんたにお礼を言いたがってる。その後で話そうや
オリークと会話しましょう。
ヘーム・ジャスもお前も、生きていてよかった。俺は犠牲を出し過ぎた
ナヒーシュ・ヌルウルと話してくれ。俺に言えることなんて何もない
ナヒーシュ・ヌルウルと会話しましょう。
地上のトーテムは静かになった。あなたとヘーム・ジャスも地下で成功したようだね
これで獣もどこかへ行くだろう。私たちを悩ませることがあっても、今回の事件が起きる前と同じ程度。これでもう安全だよ
帝国軍との問題は解決したのか?
ほとんどはあなたのおかげだが、私たちは共通の関心を持ち、交流の意思を交わせることができた。流血を引き起こしたこちら側の失態は私が個人的に謝罪したけれど、彼らは思い遣り深く、私の誠意を受け入れてくれた
オリークはどうなる?
オリークは仲間を守ろうとした。それは理解できる。でも彼の行動はどちらの側からも命を奪うことになった。当然、罰は受けさせなければ
辛いけれど、必要なこと。オリークも理解してくれている。彼は勇敢に処罰に向き合うだろう
なるほど
あなたに永遠の感謝を。冒険の中でまたここへ導かれることがあれば、どうか私たちを仲間と思ってほしい
ヘーム・ジャスがあなたを探していた。旅を続ける前に、彼に会ってあげてくれるかい?
ヘーム・ジャスと会話しましょう。
部族ではこの出来事は何年も語り継がれるだろうな! 部族一の猛き者、ヘーム・ジャスが忠実な仲間を連れ、一切の恐怖を見せることなく、古代遺跡の闇で恐ろしい敵を打ち倒したとな!
貴様の助力に深く感謝するぞ、友よ
これからどうする?
帝国軍との戦いが終わったのだから、部族の未来は明るいだろう
我は沿岸全域で、英雄としての活動を続けるつもりだ。我々のように偉大なる英雄たる者、一ヶ所に留まりはしないのだ!
頑張ってくれ、ヘーム・ジャス
これを受け取ってくれ。貴様は勇敢に戦っただけでなく、我が部族と帝国軍とを休戦へと導いてくれた。貴様は今日、多くの命を救ったのだ
我々の大いなる英雄譚から貴様の名が漏れることのないよう、必ずや取り計らおう!
クエストを完了する。
やり遂げたな! 恐れずに真実を追究し、ワマスが如き力強さで敵を退け、勝利を手にしたのだ!
ひどい怪我もなかったし、今日は本当に良き日だ
オリークに怒っているのか?
いいや。怒る者も、悲しんでいる者もいるとは思う
我にはわかるからな。衝動的に行動してしまう気持ちも、時に自信過剰になる気持ちも。理解ができる故に、許してもいいと思っているのだ。あいつ自身が自分を許せるかどうかはわからんがな
帝国軍は? 彼らはオリークを許すだろうか?
それは分からんよ。だが彼らは、悲しみと怒りを抑え、遺跡では我々を助けてくれた。彼らには理解と許容の心があるようだ。我が思うより、深く強い心がな
許してくれると願おう。彼らとはいい関係を築きたい
オリークと会話しましょう。
増水した豊かな川みたいに、感謝で溢れているよ。お前がいなかったら、もっと犠牲が出てた
俺は罰を受けないといけない。それで俺がやらかした苦痛の償いになるかはわかんねえけど
どんな罰だ?
ナヒーシュ・ヌルウルが大目に見てくれたんだ。完全追放だと思ってたが、珍しい獲物を狩ってこいと命じられたよ
アルビノのデスホッパーの皮を調達するまで帰れない。もう長いこと、誰も見てない獣だ
見つけられると思うか?
不可能じゃない。でも、難しいだろうな。獲物を見つけるまでは追放の身だから、他に選択肢はない。見つかるまでにいくつもの季節が過ぎ去るだろうが、受けて当然の罰だ
自分の罰は受け入れる。そして、絶対に最後までやり遂げてみせるよ
旅団のヴィリア副隊長と会話しましょう。
手を貸してくれてありがとな。俺たちは最初から、ここの連中を怖がらせるつもりはなかった。だが、懸念を示す声に耳を傾けなかったんだ。自分たちのことしか考えてなかったのは俺たちも同じさ
そう、今回の事件は俺たちの責任でもあるんだ
これからどうする?
うちの指揮官殿から、象牙旅団とここのアルゴニアンとの正式な橋渡し役になるよう頼まれてね。同盟関係を保ち、できればこれを友好関係に変えていければな、思ってるよ
簡単なことじゃないだろうが、幸先はよさそうだ
他の兵士たちはどう思ってる?
意見はいろいろあるさ。だが、うちの連中はみな人間ができてる。今は身内の死を悼んでいるが、産まれたばかりの同盟関係を支えようと思ってくれるだろう。悲しみは時間とともに癒えるものだし、声高に抗議する奴だって、平和こそが正しい道だってことはわかるはずさ
ナヒーシュ・ヌルウルと会話しましょう。
フタン・ツェルはあなたの助けに永遠の感謝を捧げる。あなたは私たちに貴重な教訓をくれた。本当に必要としていた教訓をね
過去を恐れ、それに惑わされるのは終わりにして、新しい未来を望むべき時がきたんだ
土地に帝国軍がいることは気になるか? 交渉するつもりか?
彼らに危害を加える意思がないとわかった今、大きな問題ではないよ。でも仰る通り、平和を維持するためには交渉が必要だろうね
これまで私たちは、互いを恐れるあまり関係を害しあってきた。落しどころを探す準備はできているさ
帝国に対する意見は変わったか?
間違いなく変わったよ。季節とともに葉の色が変わるようにね。彼らは思っていたよりも親切。全員がそうではないだろうけれど、決めつけないでおくよ
特にヴィリア副隊長は印象的な人物だった。また会うのが楽しみだよ
関連資料
物語補足
フタン・ツェルにいるフライースと会話しましょう。
帝国の奴らはこの土地から拒絶されてるというのに、それを分かろうともせず自分のものにしようとし続けてる。その無神経さには寒気がするわ
帝国はこれまで何度試したんだ?
潮の満ち引きのように考えるといいわ。寄ってきたり引いていったりはするけど、海が干からびることは絶対ない
もちろんこの例えも正確じゃない。海と違って帝国は引きたがらないからね。そのせいで自然のバランスが崩れることになる
どうすればいい?
帝国の街は知ってるでしょう? 戦争のことも。もし知らないというなら、帝都内外の血に染まった地を訪れるべきよ。帝国はそれをここに持ち込もうとしてる。石造りの檻の街に人を閉じ込め、戦わせるのよ
私たちが自然を破壊している?
連中が自然を支配しようとしてるのは確か。破壊したがってる奴もいるけど、全員をまとめて同じ扱いをするのは愚かね
この言葉が、考えるきっかけになればいいんだけど
後日談
ブラックウッドの英雄
当クエストを完了すると、「ブラックウッドの英雄」にヘーム・ジャスと旅団のヴィリア副隊長が登場します。
コメント