母さんは心配性だ。ようやく、一人で出かけることを許してくれた。もちろん、古いデイドラの祠を探検したかったってことは話してない。デイドラの祠はどれも変わっていて不思議だ。 僕に勇気がないわけじゃない。でもあのお腹をすかせた人を見て、少し不安になった。モラグ・バルの祠の近くでは、注意したほうがよさそうだ。 今はクシュタシュピの祠には近づかないでおこう。そもそも、ここからだと僕の両親のいる家の屋根がしっかり見える。これじゃたいした冒険にならない。 一回りしてみよう。もう少し北西に行ったところだ。そこにも祠がある。マラキャスのもので… 確かザーゴニパルとか呼ばれてるはずだ。祠の名前はみんな変だ。
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