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書籍

走り書きされたメモ

全部明かりをつけてみた。全部明かりを消してみた。他に何が残ってる?

マッドプリンスは、「数字? 数字は怠け者が使うものだ。とにかく私に目をよこせ。もしくは道化師だ。目のない道化師でもいい。それで思い出した、道化師を全員殺すんだ。奴らの骨をよこせ」と言っている。

骨! 骨、骨、骨。頭蓋骨も骨じゃないか?

「頭蓋骨の一家が"ごきげんいかが?"と尋ねる。
2は大声で"私達は1だ!"と言い、3は"私達は2だ!"と叫ぶ。
5が"3"をにらみつけている間、6は"4"を笑う。
それらを全部焼けば、マッドプリンスの扉は開かれん」

全部焼こうとしたんだ! 自分を燃やそうとしたんだ! あれは痛い。二度とやるべきじゃない。だが私には頭蓋骨があるだろう? あと1回だけやってみよう。小さな焚き火を作れば、掛け金が「カチッ」と開くはずだ! 今行きます、我が主よ! チーズの盛り合わせの席に、私の居場所を用意してください!

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