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書籍

乙女の鼻に捧げる歌

私たちはあまり鼻について考えない
考えなさすぎるくらいだ
鼻は命を吸い込む場所で
しかも顔の真ん中にある

顔が美を形にしたものなら
鼻はその頂点だ
歓喜の庭園の中にある
鼻こそ我が愛する人の顔

ああ、あなたの鼻が知る、澄んだ空気を吸う喜び
優しい傾斜、桃色がさした先端のつぼみ
生命と美の花よ
我が愛する人よ、それはあなたの顔に

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