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八大神の九戒

ESO書籍神々

聖アレッシアの代祷によって、人は神の恵みや、そこから得られる力や知恵で満たされることだろう。その結果、これらの教えから八大神教団とその栄光の真の意味に至ることもできよう。八大神の知恵が大空というインクで、大海原という羊皮紙に記されているとしたら、多岐にわたる真理と美徳の機微のすべてを人の心に伝えることはきわめて難しい。それでもアカトシュは、人というものがせっかちで、悟りまでの苦しい道のりを嫌うとわかっていたため、その知恵において、力強い明確さと簡潔な定義でもってこれらの単純な十の訓戒をはっきりと書き記すことをお許しになられている。

一の戒:ステンダールいわく、優しさと寛大さをもってタムリエルの人々に接すること。弱者を守り、病人を癒し、貧民に施すこと。

二の戒:アーケイいわく、生と死を分け隔てることなく、大地、生物、精霊を敬うこと。この世の恵みを保護し、慈しむこと。また、死者の魂を冒涜しないこと。

三の戒:マーラいわく、まじめに穏やかに暮らすこと。両親を尊敬し、家庭や家族の平和と安息をいつも心がけること。

四の戒:ゼニタールいわく、懸命に働くものは報われ、賢くお金を使えば心が救われるだろう。盗まなければ、罰せられないだろう。

五の戒:キナレスいわく、母なる自然の恵みを賢く使うこと。自然の力を敬い、自然の怒りを恐れること。

六の戒:ディベラいわく、美や愛の神秘に心を開くこと。友情という宝を大切にすること。謎めいた愛のなりかたちに喜びや創造力を見いだすこと。

七の戒:ジュリアノスいわく、真実を知ること。法を守ること。疑念があれば賢者の知恵を借りること。

八の戒:アカトシュいわく、皇帝に奉仕し、従うこと。誓約を学ぶこと。八大神を崇拝し、務めを果たし、聖人や司祭の言うことを聞くこと。

九の戒:八大神いわく、何にもまして、お互いに優しくすること。

おのおのがこの九戒という鏡をのぞきこみ、そこに天の恵みが映って見えたのなら、これらの訓戒を忠実に守っていれさえすれば、人は悲しみ、悔い改め、慎み深くなるだろう。従順なものが八大神の祭壇を訪れれば祝福され、八大神の慰みや癒しを授けられ、様々な慈悲に感謝の意を表するだろう。

聞き分けのない不道徳なものは、顔を背け、全知全能の八大神より授けられる純粋な知恵をないがしろにし、罪過と無知に満ちあふれた毎日を過ごす。犯した罪の耐えがたい重荷を背負い、人にも神にも邪念を見とがめられ、八大神の祭壇や神殿を訪れても祝福や安息を与えられることはないだろう。

それでも、悪人や愚者が救われないわけではない。どこまでも慈悲深い八大神はこう言っている。「悔い改め、善行を積むのだ。さすれば、恵みの噴水のしぶきはまたお前にも降りそそぐことだろう」

罪を悔い改めよ。過料として皇帝に金銭を納めるがいい。信仰とその恵みを人々にあまねく伝えるために使われよう。

善行をするがいい。輝かしい徳を積み、汚名をそそぐがいい。正義漢としての名声を世の中や八大神に知らしめるがいい。そのときこそ、聖堂の祭壇や祠に歩を進めれば、八大神の慰みと恵みを授かることができよう。

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