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書籍

死霊術師の日記

もう1人の同房者が死んだ。
いつものことだ。
ここで生き残るための体力と性格を兼ね備えた定命の者はそういない。
でももし私の体が疲れ果てた時には、若きヴァイロンを王座に就け(主達が彼の肉体を使い終わったら)、私のために仕えてもらおう。

主達にできることが私にもできればいいと思う。
彼らは死者達を活気ある外観に戻し、その皮膚を刈り取り、戦争で使う生きた肉体の武器を作る。

将軍も、摂政女帝も、その他帝国の階級にいる者達が、戦いを続けようとしているのはバカげている。
もうデイドラの支配下にあることを認めるべきだ。
私は認めている。
デイドラは何も無駄にしないし、彼らの下では全ての人に役割が与えられる。
もしその役割が、戦車の前面に仕えることだったとしても。
飾りとしてだが。

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