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キャラクター特集 支配人

キャラクター特集とは、ESOの新コンテンツが配信される際に、新たに登場するキャラクターを紹介する為の、ESOの公式サイトで公開されているページです。

支配人は「ゲーム内イベント」に登場するキャラクターです。

愛しき姉妹へ

母上と元気に過ごしているかい?僕は今ヴァーデンフェルに滞在しているよ!
僕が不在の間、可愛いスクラフが面倒を起こしていないといいのだけど。
それと、1日2回の散歩とクッキーは与えないことを忘れずに!

便りを出せなかったことを許してほしい。
新しい雇い主とは、よく遠征に出ているんだ。
荷造りや荷解きは本当に苦手だけど、この数ヶ月で素晴らしい景色を目の当たりにしたよ!
ヴィべク・シティのカントンやクラグローンの遺跡、ソリチュードの極寒の高地。すべてが信じられないような体験だった!

この放浪の旅の指導者は自らを「支配人」と名乗っていて、僕たちもそう呼ぶように勧められている。
本当の名前を訊こうと思ったんだけど、うまくいかない気がしてね。
彼女は一筋縄ではいかない性格の持ち主で、何が議論に値して何がそうでないかを判断するのはとても困難なんだ。
その一方、彼女には僕たちの向上心を奮い立たせてくれる魅力が備わっている。
たとえ自分たちの行動の意味を誰も理解していなくてもね。

僕が思うに、支配人の一番(そして恐らく唯一)の情熱は物語、特に英雄にまつわる話で、それを手に入れるためなら莫大な額の財宝を支払うことも厭わない。
僕たちはそのためにタムリエル中の冒険者たちに挑戦を用意していて、彼らが武勇と勝利の物語を携えて帰還した場合にはエメリック王でさえ羨むような報酬を贈るんだ。
とても奇妙なビジネスモデルだと思うし、財政破綻するのが目に見えているけど、どういうわけか支配人の謎に包まれた不思議な貯蔵庫が底をつくことはないんだ。

一緒に働いている仲間は、彼女について色々な噂をしているよ。
彼女が人を狂わせるほどの金を持った、ただの金持ちの変人だって信じている者もいれば、蜘蛛の脚やトカゲの目、そして泡立った大鍋で宝物を作り出す魔女のような存在だとも言う者もいる。
さらに変わっている連中は、彼女がオブリビオンの半公の一種で、定命の者の姿をして僕たち下等な人間と一緒に旅しているのだと主張している。
今までデイドラに会ったことはないけど、あり得ないとも言い切れないよな?
まあ、その可能性はかなり低いとしても、彼女はどこか変だ。

時々彼女は、遥か昔の出来事を最近の歴史のように語ったり、未来についてすでにどこかで読んだことがあるように話したりするんだ。
彼女は日常の平凡なニュースには全然興味がないようだけど、同じ趣向を持った他の連中とは訳が違う。
高嶺の花以外は全く眼中にないといったところで、飛ぶことをやめない渡り鳥のようさ。
癖のある人だけど、正直なところ惚れこんでいるよ。もちろん仕事上で、な!
大陸を横断するこの大冒険の後で、二度と普通の取引に戻ることはできないだろうな。

長い間、留守にしていることを許してほしい。
その代わりに旅先で得た宝物を送ると約束するよ。
見てみたいものがまだたくさんあるんだ。
支配人と一緒だと、毎日が新しい冒険なんだ!

敬愛する兄弟

フィリウスより

キャラクター特集:支配人

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