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キャラクター特集 ライランス

キャラクター特集とは、ESOの新コンテンツが配信される際に、新たに登場するキャラクターを紹介する為の、ESOの公式サイトで公開されているページです。

ライランスは「野望の炎 - 大鍋」に登場するキャラクターです。

叡智を求める兄弟姉妹たちよ

聞け!私は恐怖の淑女の言葉を聞き、愛しき強大な主人より啓示を持ってきた!

手管に長け、卓越した狡猾さを持つドレモラのライランスに仕える下賤な預言者の私の言葉には、真実と啓示が込められていることを理解しておくがいい。
私のように、お前も恐怖の淑女のオーラの恩恵を受け、計り知れないほどの叡智を得ることができるだろう。
信じるだけで良いのだ!

恐怖の淑女について話をするが、覚えておけ。
私の身分では、声を落とし遠回しな表現を使わねば、主人について話すことはできない。
あの方は真夜中の暗闇。
オブリビオンで燃え盛るアルケインの炎だ。
モラグ・バルに仕え、自分の道を歩まれてきた。
コールドハーバーの割れた岩の上を歩き、虚無の最果てを探索されてきた。彼女は同族の中でも特異な存在だ。
好奇心が旺盛で、我々のような取るに足らない定命の者に対しても、興味をお持ちくださっている。
彼女に匹敵するデイドラなど他には存在しない。
そんな彼女が自分の見解や言葉を世界中に広めるために、私を選んでくださったことを光栄に思う。

もちろん、地元の人々の不安を煽らないようその言葉を表に出してはいけない。
多くの者がデイドラに関するあらゆるものは邪悪で危険だと思っているからだ。
しかし、それは事実とはかけ離れている!

恐怖の淑女は少々危険だ。
それは否定できない。
私は彼女が定命の者の首を折るのを見たことがあるが、それは彼が彼女の前を通る時にくしゃみをするという失態を犯してしまったからだ。
彼女は定命の者に備わった、通常の身体機能のような些細な欠点を憎んでおられる。
私が見た限りでは顔が引きつっていた。
これが果たして悪だと呼べるだろうか?
自分よりも偉大な存在の道徳的行動にレッテルを張ることが、我々にできるだろうか?
あの方が屈んで子猫の頭を撫でているのを見たことがあれば、気が向いたからといって通りでダークエルフを襲っているのも見たことがある。
それは悪なのか?
自分で決めるが良い。

恐怖の淑女は同族の他の者とは異なり(実際に同族は存在しないが)、初対面で必ずしも定命の者を殺すとは限らない。
すでに話したように彼女は我々に興味をお持ちで、話をしたいとも思っておられる。
少なくとも彼女が会話に飽きるまではな。
彼女とのやりとりは短く、簡潔にしておくのが最善だ。
また、彼女は退屈すると不親切になることもあるが、定命の者があの方の偉大な仕事を手伝うことを許可している時もある。
これまで私は彼女の預言者、そして使者として仕えてきただけだが、ここニルンや遠く離れたオブリビオンの領域で、他の定命の者が実際に彼女と共に冒険していたことを知っている。

あの方は定命の者の行動にも関心を寄せているのだ。
彼女は自身を無愛想で気まぐれに見せているが「取るに足らない定命の者」との交流を通して、オブリビオンの中でも特異な存在になったのではなかろうか。
そしてそれこそが、私が彼女を崇拝し、彼女の言葉を届ける理由なのだ。
彼女の機嫌には骨を切り裂かれるように翻弄されるが、彼女を観察することで深い傷を負うことになろうとも啓発的だと感じるのだ。

彼女を追放者と言う者もいれば、クラン最後の生き残りだと言う者もいる。
彼女は自身が属していたクランを追放、あるいは破壊した者への復讐を試みていると。
私はデイドラの社会におけるクランや文化に精通しているわけではないが、もし誰かがその悲劇の責任を取らなければならないとしたら、いよいよ恐怖の淑女に捕らわれるその愚か者に同情するとしよう。

恐怖の淑女の存在に恩恵を受けているならば私の助言に耳を傾けるのだ。
決して彼女に質問してはならない。
彼女は、定命の者はすべての行動が少なくとも面倒で、最悪の場合は侮辱的になる理由を知る必要がある、という風に感じている。
恐怖の淑女を侮辱しようものなら、その先に待ち受ける応報も覚悟しなければならない。

恐怖の淑女の預言者
ロガタス・シンナ

キャラクター特集 ー ライランス

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