クエスト名「グレートハント」
物語内容
ハヌと話す
ダンジョンに入場すると、ハーシーンと狩人達が話し始めます。
恩恵はタルシルの心臓を我が元へ届けた者に与えられる。だが覚えておけ。マーチ・オブ・サクリファイスで生き残れるのは強者だけだ
この歩く脇腹肉のステーキめ。分かったよ
おい、この領域でハンツマンを馬鹿にしないほうがいいぞ
そうか? 俺ならその大切なデイドラ公よりも、自分のことを心配するがな
ハヌと会話しましょう。
まったく、やれやれね。また競争相手のチームが来るなんて!
タルシルの心臓はいつ手に入ることやら。ハーシーンの呪われたハンティング・グラウンドに来て、手ぶらで帰るなんて御免よ
タルシルの心臓?
グレートハントの獲物に決まってるじゃない!
インドリクを仕留めて、その心臓をハーシーンに捧げた者は、誰であれあのデイドラ公から恩恵を受けることができるの。私は父をこの悲惨な場所から救い出すために、その恩恵がどうしても欲しいのよ
父親がここに閉じ込められているのか?
ええ… そうよ。私の父は死ぬ前にウェアウルフに変身してしまった。だから父の霊魂はハンティング・グラウンドの中で、永遠に生き続けなければいけない
父の霊魂を解放する唯一の方法は、あのインドリクを狩ってハーシーンの恩寵を得ることよ
このインドリクを倒す手伝いができる
あなたが組んでくれるなら、私にも勝機があるかもしれない
あのポータルはハンティング・グラウンドに繋がってる。そこでタルシルを探して… 途中で死なないことを祈りましょう
ハンティング・グラウンドについて教えてほしい
あなたは今、狩猟のデイドラ公ハーシーンの領域にいる
オブリビオンにおけるハーシーンの次元は果てのない森の形を取っていて、そこでは常にグレートハントが行われてる。彼を崇拝する者たちの、死後の世界でもあるわ
ウェアウルフも死後ここに来るのか?
ええ。ライカンスロープに呪われた者は例外なく、死後強制的にここへ来る。ハーシーンの信者であろうとなかろうとね
ハンティング・グラウンドの中でもこの区域は、マーチ・オブ・サクリファイスと呼ばれているわ
ここには何が待っている?
危険よ。とても大きな危険。ここの獣は凶暴なことで有名だし、それを狩る者たちはそれ以上に凶暴よ。獲物と捕食者。両方に注意しなければいけないわ
この領域では、狩るか狩られるかよ。狩る側でいることを勧めるわ
自分のことについてもっと話してくれ
私はザイナブ族のハヌ。アッシュランダーとして、私はトリビュナルの神性を受け入れることを拒み、夜明けと黄昏の淑女アズラに忠誠を誓ったの
私がハーシーンの領域まで旅してきた唯一の理由は、父を救うためよ
お前の父親はどうなった?
数年前、私の家族はウェアウルフの群れに襲われた。父は私たちを守ろうとして噛まれたの。変身した父は、部族の仲間に襲いかかった
… 殺すしかなかったの
なぜ今、父親を救おうとする?
夢を見たの。そこは暗い森で、父の声が聞こえた。けど、どれだけ探しても父を見つけることができなかった
その時、私は光に満ちた美しい声を聞いたの。アズラの声を
何を言われた?
彼女はマーチ・オブ・サクリファイスまで行く方法を知っている、あるテルヴァンニの魔術師について語った。私が父の霊魂を取り戻す唯一の方法を。だから私はここにいるの
彼女は、あなたの支援も予見していたのかもしれないわね
他の狩人達と会話しましょう。
分厚きダグルンドと会話しましょう。
ハーシーン公の恩恵を得に来たのか? 幸運を祈るぞ! 我々のような競争相手がいては、運が必要になるだろう
グループの特徴は何だ?
我々の血に流れている、ウェアベアの血さ
ハーシーン公をすぐウェアウルフと結びつける連中がいるのは知っている。ウェアウルフだってまあ悪くはない。しかしウェアベアの力に敵うものはない!
それで、ハーシーンに何を願うつもりだ?
まだ分からん。グレートハントに勝利すれば、我々は永遠の栄光を得る。その後の報酬など、おまけのようなものだ
ハリク・ベアファングと会話しましょう。
ほっといてくれよ。俺はこの柱に何か刻んでやろうと思ってるだけだ。心を湧き立たせるような何か… 壮大なものを!
おお、浮かんだぞ! 「ハリク参上」と。うん、完璧だ
ドレイエン・ギルヴァニと会話しましょう。
まあ、おいしそうな匂いだこと。運がよかったわね。私は狩りを始めるまでは大人しくしてると誓ったの。あっちに行ってはどう?
ローヒエルと会話しましょう。
パパはね、私たちに気を引き締めろって言うの。あなたもそうしたほうがいいわよ。誰にも死んでほしくない
フォラルと会話しましょう。
ほう、お前は手強い競争相手になりそうだな。だが安心しろ。あのインドリクの心臓は我々のものだ。もちろん、ハーシーン公の恩恵もな
ハーシーンの恩恵がなぜ必要だ?
ハーシーンの恩寵を求めないエルフがいるか?
グリーンパクトに従う者として、私の部族は生存のため狩りに頼ってる。ハンツマンから恩恵をもらえれば、我々の繁栄は約束されたようなものだ
ハーシーンに何を望む?
これから何世代もの間、実りある狩りを保証してくれる武器だ。ハーシーン公ほどの偉大な存在にとっては、容易い望みだろう
この競技を軽んじるな。私の部族にとって、これは生きるか死ぬかの問題だ
あのインドリクを狩れると思うか?
ハンティング・グラウンドは危険に満ちているかもしれないが、私の部族はヴァレンウッドの出身だ。危険な森と過酷な採石場は、日々の暮らしの一部だ
お前が我々を甘く見る愚か者でないことを祈ろう
バローグと会話しましょう。
おやおや。また1人、狩人がゲームに加わったようだな。もっとも、ハーシーンから直々に恵みを得られるとあっては、大挙して押し寄せてくるのも無理はない
分からんのは、なぜお前が話しに来ているのかだ
どういうことだ?
グレートハントは、日耀の散歩とは違うと言いたいだけだ
俺なら、競争相手に愛敬を振りまいて時間を無駄にはしない。汚い手を使ったからって、忌々しい鹿が気にするわけもあるまい
ハーシーンがあまり好きではないようだ
バローグは誰にも膝をつかん。神にも、デイドラ公にもな
俺の目的は1つだけ。力だ。そのためにハーシーンのゲームに付き合えというなら、そうしてやる。だが、取り入るつもりはない
ブラッドセントパスを探索する
入口にあるポータルを使って、ブラッドセントパスに行きましょう。
ブラッドセントパスに着くとハヌが話し始めます。
ハーシーンはそれぞれを森の異なる場所に配置したんでしょうね。何にせよ、タルシルがあまり遠くないといいけど
ハヌと会話しましょう。
私の支援を期待していたのならごめんなさい。私は戦士より学者に近いの。あなたがこの先の森を掃討している間、私は後ろに下がっているわ
狩っているインドリクについて何か情報はないか?
インドリクはサマーセットに生息しているわ。羽根が生えていて、角が何本かついた鹿を思い浮かべて。それに転移の力と、自然とのつながりを加えれば出来上がりよ
グレートハントにはつきものの、貴重な野兎ってわけ
野兎? 鹿だと思ったが
本当の兎じゃないわ。グレートハントで狩られるものは、野兎と呼ばれるの。この場合はインドリクのことよ
グレートハントについてよく知っているようだ
少しは信用して。オブリビオンの次元に飛び込むなら、事前の調査ぐらいはして当然でしょ。それに、部族ではデイドラの研究が私の専門だったのよ
では、ここがどこかもう少し詳しく教えてくれ
他の狩人たちがブラッドセント・パスと呼んでいたわ。刺激的な名前には違いないわね
他の狩人たちといえば、競争相手への警戒は怠らないようにしましょう。ハーシーンの信者たちが、正々堂々と挑んでくるとは思えない
彼らは我々を攻撃すると思うか?
狩りのデイドラ公の崇拝者たちが、どんな手を使ってでも競争に勝とうとするってことを疑ってるの? ええ、攻撃してくるでしょうね
まあ、こっちに来る前に、互いに殺し合ってることを期待しましょうか
探索を進めると、フォラルを発見します。
あのオーク野郎… 我々に奴らを差し向けたんだ。ローヒエルを… 助けてくれ…
フォラルは喋り終えると、息を引き取ります。
ああ… 可哀想に。始まってすぐに死ぬなんて。気をつけないと、私たちも同じ目に遭うわ
ハヌと会話しましょう。
このエルフを殺したのが何なのか、誰なのか知らないけど気をつけないと。次に襲われるのが私たちでも不思議ではないわ
ウィルドの姉妹を倒す
探索を進めると、ウィルドの姉妹が待ち構えています。
ウィルドの姉妹はウッドエルフの狩人ガエディルを始末しています。
ウィルドの姉妹と戦いましょう。
戦闘前の発言
- 最後の1人まで狩り尽くしてあげる!
- あのウッドエルフたちより、手ごたえがありますように!
- なかなか刺激的になってきたじゃない!
- 最後の1人まで狩り尽くしてあげる!
- ハーシーン公が新鮮な獲物を与えてくれた
- ハンツマンの名にかけて。貴様を狩る
- 本気で戦え。ハーシーン公を退屈させることは許さん
- 私たちの力が怖くて動けない? 無理もないわね
- 逃げられるうちに逃げなさい。追うのは大好きなの
- あなたたちはグレートハントに来ているの? ハーシーン公は基準を引き下げたのね
戦闘中の発言
- さあ撃つよ!
- 当たるんだよ!
- 逃がすか!
各ボスを撃破した時の発言
- 負けね… でも、狩りに終わりはない
- 死んでも、私はまだ戦う
- フクロウの魂が滅びることはない
- この私が…狩られるなど…
- 私の魂は、姉さんたちと共に…
- 心配はいらないわ。魂は残る
- 敗北は終わりじゃない
- 鹿の魂が滅びることはない
グループが全滅した時の発言
- 熊の力に挑むには、まだまだ未熟だったようね!
- 次こそハーシーン公が、自慢できる敵を与えてくださる
- 沈黙を貴様に。フクロウの翼のごとく
- 自慢できる狩りになると思ったのに。がっかりね
ウィルドの姉妹を倒した後、サラスの霊魂が現れます。
気をつけて!
ハヌ… なぜ… ここに来た?
父さん… 父さん、なの?
立ち去れ。今すぐ! この呪われたハンティング・グラウンドに閉じ込められる前に
嫌よ! 父さんを置いて行けないわ! 絶対に
頼む…! もう… もう抑えられない!
サラスはウェアウルフに変身して去って行きます。
ハヌと会話しましょう。
他の狩人たちがあのインドリクを見つける前に、先へ進まなきゃね
父親はここにいてはいけないと考えているようだ
父はもちろんそう思うでしょう。私がここで死んだら… 閉じ込められることになる。父と同じようにね
なぜ閉じ込められる? ウェアウルフではないのに
そしてハーシーンの信者でもない。それは保証するわ
ハンティング・グラウンドの中で死んだ者全員の運命なのよ。普段は問題にならないと思うわ。ハーシーンを崇拝しない者がここに来るなんて、そもそも普通じゃない
わかった。で、今攻撃してきた女たちは何者だ?
よく分からない。あの戦闘能力を見るに、競争相手のお仲間ではなさそうね。死んだ後、ハンティング・グラウンドで過ごしてる霊魂の可能性が高いわ
だが、殺すことができた
すでに死んでる者を殺せるの? 彼らはきっと形を取り戻すはずよ。そのうちにね
おそらく何らかの形で死なないと、狩りの危険が十分じゃないんでしょう。オブリビオンのこの次元に死と再生のサイクルがあるのは、驚くことじゃない
極点のアガエドを倒す
探索を進めて崖から飛び降りると、極点のアガエドが待ち構えています。
崖の上からバローグが話しかけてきます。
転んじまったのか?
まったくもう! 待ってて、出口を探すわ
極点のアガエドと戦いましょう。
戦闘中の発言
- あのスプリガンの苗木が何かしようとしてる!
- あのスプリガンが属性の力を集めてるわ! 急いで、身を守って!
- あのスプリガンの苗木は… 季節を表しているの?
- スプリガンの苗木が力を集めている!
- スプリガンの苗木が目覚めたようね!
- スプリガンの属性の力から身を守って!
- スプリガンの属性魔法から身を守って!
- スプリガンが4つの季節全てから力を得ている! 身を守って!
グループが全滅した時の発言
- そんな、ダメよ! 諦めちゃダメ!
- あなたの力はこんなものじゃない。諦めないで!
- ここまで来たのに! ここで終わってはダメよ
- 大丈夫? お願い、立ち上がって!
極点のアガエドを倒した後、サラスの霊魂が現れます。
私はここよ! 見つけた… ああ! 父さん、戻ったのね
説得はできなくても、お前の手助けはできる。これが獲物の追跡を助けてくれるだろう
それは何?
うわあ!
この光は森の中でお前を導くだろう。光を追えば、探している獣を見つけることができる
ハヌと会話しましょう。
父がかけがえのない贈り物を私たちにくれたわ
この光がタルシルを探してくれる。離れないようにして、ウィスプウッドを通り抜けてね
その光は何だ?
よくあるウィスプのように見えるわ。狩人が仲良くなった野生の生物を使って、獲物を追跡する物語は聞いたことがある
ああ、そういえば、その話は父がしてくれたんだった
では、父親がこのウィスプを見つけてくれたのか?
あるいは作り出したか。ハンティング・グラウンドは狩人の楽園ということになってる。父は意志の力でウィスプを存在させられたのかもしれない
でも、父らしいわ。大きな武器や狡猾な罠じゃなくて、道を照らしてくれる、便利な小さいウィスプなんて
ウィスプウッドには何がある?
名前からして、霧が多そうだわ。迷わないようにしてね
それから、どんな状況でも決して油断しないように。他のチームにとっては、私たちを襲う絶好のチャンスだもの
ウッドエルフのチームが倒されたことだけはわかっている
ええ、でもあのオークはまだピンピンしてるわ。それにウッドエルフのリーダーを信じるなら、あいつは彼らの死の原因になった
ノルドのことは言うまでもないわね
今頃は死んでいるかもしれない
これまでの私たちの運を考えると、それは疑わしいわね
攻撃されたら、躊躇してはダメ。グレートハントがどれだけ暴力的なものかは見てきたでしょ? 情けを見せれば、この呪われた領域から二度と出られないかもしれない
タルシルの虜囚を倒す
探索を進めると、分厚きダグルンドとベアファングの狩人達を発見します。
トロルの血にかけて、ここにいるはずだ! 注意しろ
奴はどこに行った?
カイネにかけて!
分厚きダグルンドとベアファングの狩人達は、タルシルに囚われていきます。
タルシルは囚えた者達を支配します。
タルシルに支配された分厚きダグルンド達と戦いましょう。
戦闘開始時の発言
- ここからが本当の狩りの始まりだ!
- お前も俺たちと、永遠の狩りに加われ!
- 分からないのか? お前が野兎なんだ!
- 奴の力が身体に流れるのを感じる! 奴がお前の死を求めているぞ!
戦闘中の発言
- ウェアベアの力を見ろ!
- ウェアベアの力を味わえ!
- 始末してやるぞ!
- 我が嵐の怒りを受けろ!
- 炎に焼かれてしまえ!
- 灰になれ! 焼き尽くしてやる!
- 焼けつく熱よ! 肉を焦がせ!
- 凍りついて死ね!
- 凍てつく風よ、仕留めろ!
- 冬の怒りを味わえ!
- 倒れはしない! 貴様を倒すまでは!
- なぜ奴を追い続ける?
- 奴を狩ろうとした私たちは愚かだった。そしてお前もな!
- 奴はお前の死を求めている。私は従う!
グループが全滅した時の発言
- この森がお前の墓場だ
- グレートハントは終わったようだ
- お前の狩りは終わった
- ハンティング・グラウンドで我々の仲間になるといい。永遠に
分厚きダグルンドを倒した後、バローグが話しかけてきます。
ほら、あのウィスプを追うわよ!
お前たちが追いかけてる獣は便利そうだな。このバローグにもちょっと使わせてくれ
何ですって? あなたと組む? 背中に短剣を突き刺してもらうために?
はっ! 知らんのか? マーチ・オブ・サクリファイスじゃ、狩るか狩られるかなんだよ! もうお前の匂いは覚えたぞ、小娘
ハヌと会話しましょう。
じゃあ、あのオークはバローグと言うの? あいつが最後の競争相手のようね。態度からすると、最も危険な相手でもあるみたい
タルシルはあのノルドたちに何をした?
まあ、まず殺したんでしょうね。それは間違いない。それから、死体を人形のように使ったみたい。恐ろしいわ
あれは普通のインドリクじゃない。全く別物よ
あの獣を倒すための考えは?
それが悩みよね。何と言っても、あの獣は透明になれる
もちろん、私たちにはこの便利な光があるわ。タルシルが目の前で隠れようとした時は、これがあいつを探すのを助けてくれる気がするわ
バローグにも気をつけなくては。奴が何者か分かるか?
最悪のクズってこと以外? 見当もつかないわ
でも匂いについて言ってたことからすると、ただのオークではないと思う。もしかして、ウェアウルフ? それなら筋は通る。ハーシーンのグレートハントで競っているんだし
だが、奴はハーシーンの信者ではなさそうだ
妙ね。ハーシーンは自ら狩りの参加者を招いてるのよ。私が潜り込めたのだって、アズラの知恵のおかげなのに
とにかく、一番大事なのはあいつよりも先に、タルシルの心臓を手に入れることよ
タルシルを倒す
探索を進めると、ハヌが話し始めます。
何かが私たちを見てる。感じるわ
ハンティングウィスプを使って、タルシルと戦いましょう。
タルシルが隠れている間は、隠密状態になりましょう。
- しゃがんで! 早く! あの獣を引き付けるまで、隠れておかないと
- インドリクが見つかるまでは、霧の中で屈んでて!
- ウィスプがインドリクを探してる間は、隠れて進まないとね!
- 見つからないようにして。隠れてジッとしてて!
- 姿勢を低く! ウィスプがインドリクを探してる間は、霧が身を隠してくれる!
- 姿勢を低くしていれば、インドリクの視界に入らないわ!
隠密状態でハンティングウィスプに近づいて触れましょう。
- 軽く触れてやれば、ウィスプは探索を続けるわ
- ウィスプに軽く触れて
- ウィスプを促さないといけないようね
- ウィスプがインドリクを探し出すまで隠れて!
- ウィスプに探索を続けさせるには、軽く触れてあげて
ハンティングウィスプに3回触れると、タルシルが姿を現します。
- いた! こいつを逃さないで!
- いたわ! 早く、攻撃して!
- ついに、あの獣を見つけたわ!
- お見事! インドリクを見つけたわ!
タルシルを倒した後、ハヌはタルシルの心臓を回収します。
やったわ! タルシルの心臓は私たちのものよ
これさえあれば、父は解放される
行きましょう! まだハーシーンに心臓を届ける仕事が残ってるわ
探索を進めると、バローグがハヌを殺して心臓を横取りします。
バカめ。そう簡単に勝てると思ったか?
言ったはずだぞ、小娘。狩るか… 狩られるかだ
ハヌ…! ハヌ! そんな!
頼む、タルシルの心臓を取り戻してくれ! 娘を救う方法はそれしかない
サラスと会話しましょう。
可哀想なハヌ。私はこの運命を警告しようとしたのだ
娘の魂は閉じ込められ、この野蛮な領域に縛られる呪いを受けてしまった。あの邪悪なオークのせいで
逃れる方法はないのか?
ある。タルシルの心臓を手に入れれば、ハーシーンはお前たちに恩恵を授けるだろう。そうすることでのみ、娘は我らの先人の霊魂に加わることが許される
頼む、バローグを倒し、心臓を取り戻してくれ。できる限り協力する
バローグを倒す
探索を進めると、バローグとハーシーンの会話が聞こえてきます。
どういうことだ? 心臓を持ってきただろう!
確かに。だが、我が野兎を狩ったのはお前ではない。お前の願いを叶える理由があるか?
狩りが望みか? いいだろう! このバローグが、あの獣を殺した奴を狩ってやる!
面白い。よかろう。彼らの心臓を持ってこい。さすれば恩恵はお前のものだ
探索を進めると、バローグが待ち構えています。
わざわざ俺を訪ねてくるなんていいヤツだ。おかげで狩りに出る手間が省けたぜ!
バローグは狼に変身します。
バローグと戦いましょう。
戦闘前の発言
- さあ、来い。このつまらんゲームを終わりにするぞ!
- もうすぐ、俺は望んでた力を手にする。そうすれば、俺に歯向かえる者はもういない!
- ハーシーンの力を借りずとも、お前を倒すぐらい朝飯前だ!
- ハンティング・グラウンドをエンジョイしてるか? お前はここで永遠に過ごすんだからな
- 俺はただお前の心臓を抜き取るだけ。簡単なことだ!
- 恐いか? ふん! だろうな
戦闘開始時の発言
- この狩りを終わらせる!
- せいぜいハーシーンを楽しませてやれ!
- その心臓を抜き取る時だ!
戦闘中の発言
- くだらん小細工を使う奴だ!
- こんな小細工で俺が止めらるか!
- もはや稲妻さえ俺に従う!
- カリカリの黒焦げだ!
- ズタズタにしてやる!
- バラバラにしてやる!
- 俺をハメられると思ったか?
- 嵐の怒りは俺の意のまま!
- 我が爪を喰らえ!
- 炎を喰らえ!
- 毒に飲まれろ!
- 窒息させてやる!
- もう少し待て! 罠を仕掛ける!
- 私が罠を仕掛ける!
- 急げ! 罠に誘い込め!
- 罠はまだだ! 持ちこたえてくれ!
- 罠ができたぞ! 敵を誘い込むんだ!
グループが全滅した時の発言
- 今こそ、俺にふさわしい力の報酬を受け取ろう
- ようやく、狩りは終わりだ
- やったぞ! ハーシーンの恵みは俺のものだ!
- では、お前のみすぼらしい心臓をいただこうか
バローグを倒した後、ハーシーンが話し始めます。
なかなか心躍る狩りだった。恩恵はお前の者だ、アズラの子よ。何を求める?
私と父の自由を。死んだ時に我らの先人たちへ加われるよう、私たちを解放して
それは二つの要望だ。どちらかを選べ。一つの心臓に対する恩恵は一つの心臓に与えられる
ハーシーンの恩恵を自分のために使え。お前にふさわしい運命のために
父さん、私… 私にできるかしら
サラスと会話しましょう。
バローグを倒したことで、お前は娘に自由になるチャンスを与えてくれた。ハヌはこれで我らの先人に加わり、部族に知恵を授けることができる
頼む。この機会を私のために諦めるようなことを、娘にさせないでくれ
ハヌと会話しましょう。
遠慮しないで言って。私は愚かでしょう?
父は警告しようとしたのに、私は聞かなかった。そして今、私はこの呪われた領域に閉じ込められて… いえ、むしろ、父にこんな運命を味わわせた罪の意識に閉じ込められてる
ハーシーンが2人とも解放する道はないのか?
素敵な鹿の話は聞いたでしょう。私か父か。どちらかよ
とにかく、これはあなたのせいじゃない。あなたに恩恵はあげられなかったけど、これを受け取って。助けてくれたお礼よ
クエストを完了する。
すべきことは… 分かってるわ。父は私を守って噛まれた。父は永遠の平和を犠牲にしたの。私を生かすために
今、私はやっと父に報いる機会を得た。父を救って、この罪の意識から自由になる機会を
しかし、それでは悲惨な運命が待つ
ええ、恐ろしいのは否定しないわ。ここにあるのは野蛮さだけ。先人に加わることも、民を導くことも永遠にできなくなる。それよりも悪い運命は考えられない
でも私がここまで来たのは、父を救うため。今さら父を置いて帰ることはできないわ
父親がそれを望むと思うか?
望まないでしょうね。でも私の望みはどうなるの? 何年も、私はこれだけを望んでいた。父を救うこと。父の犠牲に報いることを
私はそのためにあらゆる危険を冒してきた。今さら帰るわけにいかないわ
- 父親を救え。自分が正しいと思うことをするべきだ
- 自分を救え。父親は苦しみを望まないだろう
父親を救え。自分が正しいと思うことをするべきだを選択した場合
もちろんよ。私は父を救うため、アズラに導かれてここに来た。今さら挫けるわけにはいかない。どんな犠牲を払ってもね。たとえその犠牲を… 永遠に払うことになったとしても
正しい選択だ
サラスの魂はハンティング・グラウンドから解放されます。
ハーシーン、私の選択を聞いて! 私は… 父をこのおぞましい領域から解放することを選ぶ
やめろ、ハヌ! やめるんだ!
部族には父さんが必要なの。父さんが先人たちと共に、平穏を得られますよう
サラスの魂が解放された後、ハヌはその場で泣き崩れます。
自分を救え。父親は苦しみを望まないだろうを選択した場合
あなたの言うとおりね。私が最善だと思うからって、父の望みに反するべきじゃない。父に罪悪感を負わせる資格なんてない
何だか… 安心したわ。自分勝手だと思う?
正しい選択だ
ハヌの魂はハンティング・グラウンドから解放されます。
ハーシーン、私の選択を聞いて! 私は… 自分を救うことを選ぶ。父さん… ごめんなさい。父さんを救えなかった
安らかにな、ハヌ。お前は私の誇りだ。自慢の娘だ
サラスと会話しましょう。
私が娘をどれだけ誇りに思っているか、言葉では表せない。ここまで来て、私のために命を危険にさらすとは… あの子以上に強い魂を私は知らない
あの子の知恵が我らの部族を何世代も導かんことを
クエスト報酬
- 経験値(極大)
- ゴールド(極大)
- スキルポイント+1
- 未鑑定のマーチ・オブ・サクリファイスの装備
実績:偉大なるインドリク狩り
ダンジョンにいる3体の隠しボスを倒すと、実績「偉大なるインドリク狩り」を達成して、記念品「ウェアウルフ・ベヒモスの印」を獲得します。
各隠しボスを倒す度に、ダンジョン内で有効なバフをそれぞれ獲得します。
凶暴の恩恵
- 武器ダメージと呪文ダメージを275増加させる。
- ウェアウルフの場合、武器ダメージと呪文ダメージを375増加させる。
うろつきの恩恵
- かがみ状態の移動速度ペナルティを無視する。
- かがみ状態になるまでの時間を50%短縮する。
- ステルス状態の移動はスタミナを消費しなくなる。
- ウェアウルフはインドリクの転移魔法が無効になり、ハンティングウィスプとアクションが行える。
忍耐の恩恵
- 最大体力が2500、被ダメージが5%減少する。
- ウェアウルフの姿では、最大体力が4000、被ダメージが10%減少する。
全ての隠しボスを倒すと、バローグを倒した後に、追加報酬が入っている宝箱「ハーシーンの戦利品」を獲得できます。
隠しボスに挑む為には、まずはウィスプが隠れている物体を探します。
ウィスプが隠れている物体は遠目では認識できませんが、近付くと青く光って音が鳴り響きます。
1つ目の物体は、ウィルドの姉妹を倒した先にある村に隠されています。
村の周りにある「謎のキノコ」や、家の中にある「謎のバスケット」など、配置はランダムです。
物体を調べるとウィスプが飛び出てきます。
ウィスプに着いて行くと、隠しボスがいるエリアまで案内してくれます。
隠しボスがいるエリアに着いたら、タルシル戦と同様に隠密状態を維持してハンティングウィスプに触れていきます。
ハンティングウィスプに3回触れると、隠しボス「キンドリク」が出現します。
キンドリクは出現してから30秒以内に倒さないと逃亡します。
逃亡した場合やり直せないので注意しましょう。
キンドリクを倒すと、ダンジョン内で有効なバフを獲得します。
2つ目のウィスプが隠れている物体は、極点のアガエドを倒した先にある森に隠されています。
3つ目のウィスプが隠れている物体は、タルシルを倒した先にある森に隠されています。
関連書籍
ハンツマンのデイドラ公
ザイナブ部族のハヌ著
ハンツマンのデイドラ公。獣人の父。腹を空かせた猫。ハーシーンには多くの名があるが、そのすべては彼が司る狩りに関連している。このデイドラ公は追跡、捕獲、殺害にとりつかれている。獲物がエルフか人間か、獣かは関係がない。
ハーシーンはタムリエルで人気がある信仰の対象だが、その評判を疑うことは不適切でない。彼を慈悲の神と呼ぶ者はいないだろう。実際、ハーシーンは積極的な崇拝や崇敬を望んでいないように思える。彼は単に価値があると考える狩人を探して報いる。
それが崇拝対象としての魅力なのかもしれない。彼の残酷さには奇妙な純粋性がある。他の多くのデイドラ公と異なり、彼の恩恵は概ね公平に思える。彼の信者は力を示すだけでよい。そうすれば死後、彼のハンティング・グラウンドで永遠の狩りが約束される。
ハンティング・グラウンド
ハーシーンの信者にはあることが約束される。それは死後、ハンティング・グラウンドと呼ばれる、このデイドラ公のオブリビオンにおける領域で暮らすことだ。永遠の狩りが行われる無限の森。残酷で暴力的な森。死と転生の無限の循環が行われる森。
その土地には狩猟小屋が点在する。この領域に出没する者たちの住処である。森には強力な獣が潜み、ハーシーンの信者たちは素晴らしい狩りに没頭できる。人生をハンツマンに捧げた者たちの、真の楽園である。
グレートハント
稀にしか起こらないが、ハーシーンは生者を自らの領域に入れることもある。この事象はグレートハントとして知られている。ハンツマンの娯楽、血なまぐさい競技だ。この技能と悪知恵の競技には唯一の目的がある。野兎を捕まえてハーシーンに届けることだ。そうして初めて彼の恩寵を受けられる。
このようにハーシーンの恩恵を受けようとして、大勢が死ぬ。参加者同士で敵対するか、この領域にある自然の脅威に倒れるのは珍しくない。もちろん、野兎も無抵抗ではない。
ライカンスロープ
ハーシーンの称号である獣人の父は、実態に相応しい称号である。エルフや人間が獣に変身できる能力は彼がその創造主であると信じられている。変身能力の中でも、狼への変身は非常によく知られている。
生来あるいは感染により狼への変身能力に冒された者は、血の渇望へと駆り立てる強烈な感情に苦しむ。死後は余生をハンティング・グラウンドで過ごすよう送られる。たとえハーシーンへの忠誠がなくとも。
ハンティング・グラウンドから逃れた者を指す既知の書物は存在しないが、1つの可能性がある。グレートハントの参加者が恩恵として魂の解放を望んだ場合、ハーシーンは魂を解放する義務がある。私が無慈悲な領域から父の解放を望むなら、まさにそれを実行しなければならない。
部族の恩恵
ウッドエルフ狩人のローヒエル著
父が私を加えたことが信じられない! 父がグレートハントに同行させる戦士を選んでいる時は、ほとんど期待していなかった。イフレにかけて、私に弓や槍の能力はあまりなかった。
でも父に言われた。「ローヒエル、何を狩るのであれ、倒す前に追わなくてはならない。お前は部族で最高の追跡者だ。もちろんお前に同行してもらう」
私が? 最高の追跡者? その、優れているのは分かっていたけれど、最高だなんて! たとえそうでも、グレートハントで父に協力するためには、私のあらゆる能力が必要だとわかっている。
私たちが成功することをただ望む。日に日に部族が飢えている。狩りに失敗して戻る時、立ち止まって目を合わせるのは厳しい。時々、ひょっとしてハーシーン様の寵愛を失ってしまったのではないかと心配になる。
まあ、主人の寵愛を取り戻すとしたら、グレートハントで勝つことしかない。私は父が勝てるよう協力するだけ。部族の未来のため、そうしなくてはならない。
狩りの栄光
ウィレス・ストリギデイ著
狩りの栄光。私は最初からそれを知っていたし、感じていた。私の矢が獣の心臓を貫いた時、その血が胸からゆっくりと流れた。私の短剣が敵の頭蓋骨を刺した時、敵の目をのぞきこんだ時、命がゆっくりと色あせていった。獲物の断末魔の叫び、金切り声、嘆願という美しい交響曲。
私は最初からハーシーンの子供の1人だった。苦労して仕留めた勝利の感覚、狩りのスリルに勝る喜びはない。そしてハンツマンはこれを見ると、血まみれの歯で微笑む。
私の内蔵に剣が突き刺さり、死にかけていても恐怖はなかった。魂の行く先は知っていた。
ハンティング・グラウンド。永遠の狩り、永遠の栄光の森。毎日、私は姉妹に加わり獲物を追う。毎夜、私たちはハーシーンの壮麗な星の下に横たわり、過去の勝利の物語を思い出す。ワインは芳醇で、肉は新鮮で、私たちが病気にかかることはない。主人は楽園を与えてくれた。
間もなく、ハンツマンがグレートハントのためによそ者を集める。私たち狩人の全員にとって、彼の領域内での心躍る時間だ。私たちは新人たちを試し、ハーシーンの恩恵に相応しいかどうかを確かめる。倒れようが構わない。彼らは私たちがハンティング・グラウンドと呼ぶ故郷、この楽園に留まるだけだ。
珍しい野兎
マヴェルド・ベアファング著
私はハーシーンが選んだ野兎についてあまり知らないが、確かに分かっていることもある。それは賢く、素早く、追跡がまず不可能だということだ。このグレートハントは、誰も達成できないほど難しいのかもしれない。
さて、私は認めなくてはならない。私にはインドリク狩りの経験があまりない。事実、そのような経験はまったくない。サマーセットはインドリクが見つかる唯一の場所であり、ハイエルフは国境を解放したかもしれないが、私の毛深い皮が向かうのは当分先だ。どういうわけか、アルトマーが狼への変身能力に恵まれた者たちを歓迎するとは思えない。
だが、この獣は本当におかしい。足跡を辿ってもその先は行き止まりであり、絶壁だ。獣の臭いを掴んでも、数分後には途切れる。その上、時々、見られているような気がする。敏感になっているだけだと思いたいが、直感を無視するにはあまりにも長く狩りをしている。
インドリクの痕跡には足跡以上のものがある。焦げた植物、氷に変えられた水。この獣には何らかの属性の力があるに違いない。この獣を仕留めたら、牙と爪の他にも対処する必要がある。もちろん、これはハンツマンの挑戦として相応しいものだろう。
もう近い。獣が疲れてきたのかもしれない。ただ、今は考えざるを得ない。狩られているのはどちらか?
バローグへの手紙
バローグへ
お前はヴィコサを失望させないだろうね? この任務は重要なのだから。
まだ死んでいないのに、ハンティング・グラウンドへ侵入する方法を見つけるのは簡単じゃない。しかし、この者たちは今後に備えなければならない。タムリエルを手中に収めたら、腹を空かせた猫の領域へ攻め込むのだ。しかし、まずは侵入方法を探さないといけない。
侵入方法を見つけたら、すぐに月狩人の砦へ戻ること。ハーシーンを絶対に警戒させてはならない。お前が戻ったら、攻撃の準備を行う。
失敗は許さないよ、バローグ。
-超越者ヴィコサ
バローグへの懸念
ヴィコサ様
私たちの一団がハンティング・グラウンドへの侵入に成功したことを喜んで報告します。詳細は帰還時にお話しします。いつ戻れるか分かりませんが。バローグがどうしてもと言うため、もう一週間以上ハーシーンの領域に留まっています。
あのオークは、ハーシーンの弱点を見つけるため偵察を続けるべきだと主張していますが、私は動機を疑っています。私があなたの命令を彼に思い出させようとするたび、ただ癇癪を起すのです。彼の言い訳は段々説得力に乏しくなってきており、他の何かを探しているのではないかと危惧しています。ひょっとすると、あなたに危害を加える何かかもしれません。
私は観察と報告を続けます。
敬具
ロネラ
バローグの計画
ヴィコサ様
すでに疑問の余地はありません、バローグはあなたを蹴落とすつもりです! 彼は私たちをグレートハントへ入らせ、ハーシーンの恩恵を勝ち取り、あなたを倒す力を得ようとしています。まだあからさまには言っていませんが、その代わりに恩恵がどのように群れのために使われるかについて、つまらない言い訳を述べています。私は彼の言葉が嘘以外の何ものでもないことを知っています。
私一人では彼を止められず、あなたの密偵であることを明らかにして危険に晒される意味もありません。よって私は、バローグの監視を続けて攻撃の時を待ちます。戦闘になれば、私に彼を倒すことはできません。理解していますが、私は全力で彼を止めると誓っておきます。
敬具
ロネラ
インドリクズ・グレイド
インドリクズ・グレイドに踏み入り
最も捉え難き獲物を狩りし者に:
栄光が与えられる
キャラクター特集 ハヌ
ミストレス・ドラサ ー テルヴァンニ家の賢者
私は頻繁にアッシュランダーをもてなしているわけではないが、それが今日私がやるべき仕事だということが分かった。
テル・モラ に到着したハルという名前の若い女性が、私と話すことを望んでいた。
興味本位で、私は彼女の望みを叶えることにした。ハヌの質問は素早く簡潔だった。
ハーシーンのハンティング・グラウンドに入る方法は?と。私は、もちろん最初に、英雄的な死をもってデイドラ公を心から崇拝することを提案した。
彼女は頭を振り、明らかに不満顔だった。
彼女の願いは、デイドラの領域に生きて入り、同様に生きて出ることだった。
その願いは興味深いものだが、私には理解し難いものだった。
オブリビオンのすべての領域で、自分自身をハーシーンに捧げないアッシュランダーにハンティング・グラウンドが何を与えようか?最終的に、ハヌは感傷的になった。
うわべだけの落ち着きは、父の霊魂を救うことについて話し始めると粉々に崩れ去った。
残念だ。
彼女は冷静な若い女性のように見えた。
それでもやはり、彼女のデイドラ学に関する膨大な知識は、私の好奇心をそそった。私はハヌが戻ったら、彼女が持つ知識を共有することを条件に助けることに同意した。
直接入手したデイドラの領域についての見解は、私が見逃せないものだった。
その目的のために、グレートハントのペラギウス・ハーバーの決定を見直すべきだったことは、どれほど運がよかったことだろう?私が必要なものは、新鮮なウルフの死体だけだった。
ウルフの臓を解剖することでその内部を理解することが出来、次のグレートハントの場所が明らかとなった。
このようなハントが数週間後に開催されるということはハヌにとってなんと幸運なことだっただろう。
数人の神の存在が彼女の行く末を和らげていたようだった。それでもやはり、私は固唾をのんで待ったりなどしない。
キャラクター特集 ー ハヌ
ハーシーンのマーチ・オブ・サクリファイスから戻って来る者はほとんどいないのだから。
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