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書籍

伐採キャンプ日誌3

7週目

仲間の前では認めないが、ここは何かがおかしい。死んだリスだけじゃない。

作業員が木を切ろうとしていると、切れ目が自然と閉じてしまうという報告を受けた。森の奥深くから何かわからない奇妙な音が聞こえてくるし、夜の影は濃くなってきている。

迷信的に聞こえるだろうが、あそこの何かが我々の仕事を快く思ってないようだ。おまけにそれはどんどん近づいてきている気がする。

やめたい仲間がまた出てきてるが、それは困る。自分勝手な理由ではない。ここを出ても上流まで行けない気がする。

<このページは破られている。端に乾いた血痕がある>

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