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書籍

アイシャへのラブレター

美しいアイシャへ

柔らかい愛しき人。エズダッシュのことを叩き、尻尾を踏み、執行官の棍棒で顔を殴ったことは許そう。貯蔵小屋にいた放火犯の言葉を伝えたのはこちらの落ち度だ。だが何て言えば良かったんだ? エズダッシュは恋愛のことになると、愚かで衝動的になる。それに私の話にもいくらか真実が含まれている。君は姿を現すなり、エズダッシュの腰に火をつけたね。耐えられないほどの熱さだったよ、陽気なハニー。蒸し焼きにでもするつもりだったのか?

自分の衝動を否定する必要はない。なぜ取り繕う? 君は快活な乙女、エズダッシュは頑健な悪党だ。これはジョーンとジョーデと同じくらい昔の話だろう? 物語の始まりは静かだが、最後は情熱的な毛繕いと熱心な愛のレスリングの長い夜で幕を閉じる。

反抗しても構わない。エズダッシュにあだ名をつけて、捕まえるために必要な令状を書いても構わない。だが心と臀部は待ち焦がれている。この目で見たんだ! 濡れた唇、平らな鼻、背中に逆立って生えた少量の毛皮。蹴られても、エズダッシュは腿の変形、大きくカールした尻尾は分かる。君の望みは間違えようがない。

日没に樹木園で会おう、私の激しい子猫。触れ役が熱い夜になると言っていた。蒸した夜になる。活気のある「マトンを隠せ」ゲームにぴったりな陽気だろう? スパイス入りワインのボトル… ただそれだけを手にジュニパーの木の下で待っている。

たくさんの濡れたキスと共に
エズダッシュ

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