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書籍

戦場からの手紙:モーンホールド

おお、偉大なるラジ・デーリスよ、ダークエルフの大いなる栄光の都市、モーンホールドの驚異をあなたに伝えさせてください!

私はモロウウィンドのデシャーン地域を担当するパクト兵団へ派遣されたのですが、最初の休暇の機会に、ダンマーの物語に伝えられるこの都市を探検しました。
我々の村で育ったサクスリールの多くと同様、私はダークエルフの街で自分の民がいかに過酷に扱われているかについて、恐ろしい物語を聞いていました。
私たちはもう友であり同盟者であるわけですが、私は奴隷や拷問器具で溢れているのをほとんど期待していたほどです。
しかし、真実とはかけ離れていました。

大部分において、私が出会ったダークエルフたちは友好的と言ってもいいほど寛容でしたし、また市場では他の種族の人々を大量に見かけました。
旅の間はノルドやウッドエルフ、インペリアルにブレトン、カジートやハイエルフにさえ会いました。
それに市場で売られている品物の多様さといったら…理解が追い付かないほどでした!

トリビュナル聖堂は見ものでした!
巨大で威圧的ですが、偉大なるヒストの木の影に立っているような神聖さも感じられました。
自ら三大神を崇拝するようになったアルゴニアンにも会いました。
彼との会話は興味深いものでしたが、血と肉で出来た存在を崇拝する気持ちは私にありません。
ましてやダークエルフなんて!

それから、有名なダークエルフのコーナークラブを訪れる機会もありました。
そこはフラミング・ニックスと呼ばれていて、大広間の中央にファイアピットがあるのが自慢のようです。
酔った客たちが順番に飛び込み、熱い石炭に混じって踊るのです。
白状すると私もやりました。
実に愉快でした!
もっとも、炎に踏み込む前にフリンの瓶を数本開けておけば、もっとよかったと思いますが。

近いうちにまた手紙を書きます!
どうか、卵の一族に私からよろしくお伝えください!

あなたの最愛の生徒
ララ・ラー

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