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書籍

軍団士官のメモ

我々が雇ったアルゴニアンの斥候は天の恵みだ。
ジン・ラジュルはこの沼地を知り尽くしているようだ。
実際の話、この洞窟に野営することを進言したのもあの斥候だった。
風雨からの保護と身を守るのに適した防ぎやすい場所を提供してくれるのに加えて、彼の部族の伝説によれば、ここには大昔、ある強力な武器がしまい込まれたのだと教えられた。
その武器を入手できれば、帝国にとって大きな利益となるだろう。

* * *

この洞窟にいるのは第九軍団だけではない。
何者かが我々の警備兵と物資捜索隊を襲ったのだ。
アルゴニアンの斥候は、ここにいるのが軍団だけだと主張した。
つまり我が兵たちが義務を放棄して脱走したと言いたいのだ。
馬鹿げている!
第九軍団が責任を放棄することなど決してない!
ジン・ラジュルは本当のことを言っていない気がするが、なぜ私に嘘をつくのかは分からない。

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