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書籍

カル・イートの日記

* * *
とても寒い。それにとてもひもじい。
何日も経ち、あの青っぽい生き物に襲われた傷は熱をもって燃え上がるようだ。
体全体は震えているというのに。
頭をはっきりさせねばならない。何としてもだ。
熱のせいでまともに頭が働かないが、このパズルが宝へ導いてくれるはずだ。
見つけ出してやるぞ。
古いメモの切れ端が残されていた。どうでもいいオークの話だ。
たいまつが夜を照らし、槌が剣を生み出し、剣が狼を殺すとかいう話だ。
頭痛が収まってくれないものか。

* * *
狼、たいまつ、フクロウ、槌? 槌、たいまつ、フクロウ。狼、狼、たいまつ。槌。クギ。狼の耳のパイ。
ごちゃごちゃになってしまう。腹ペコだ。

* * *
何を書いたんだっけ? しばらく気を失っていた。
いくらか熱が下がった。とても寒い。
暖を取れるのは魔術師のロウソクだけだ。
ロウソクだ! これを使って覚えておこう!

* * *
よし。疲れ果てた。
ここは広すぎる。ちょっとだけ休もう。
とても、とても寒い。
ブラック・マーシュの家。家。家に帰る―

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