前日談
ナラユンと話す
リンメン南方にあるスレンダルの揺りかご(アネクイナ水道)の近くにいる、ナラユンと会話しましょう。
スレンダルの揺りかごへ向かうの? 水袋は持ってるでしょうね。売ってあげてもいいわよ。水不足を考えれば、価格は良心的なはず
僧房に何か問題があるのか?
水よ。水がないのが問題。何らかの理由で、水道からスレンダルの揺りかごへの流れが止まってるの
とりあえず私が水を運んでるけど、いつまでも続けることはできないわ
水道にどんな問題がある?
知らない。石は古いし、門もレバーも古い。どこかおかしくなっても不思議はないでしょう
アデプトの話を立ち聞きしたわ。ヴァズビっていう若者が、問題の解決に乗り出すつもりのようね。詳しく知りたければ、彼女に聞くといいわ
分かった。ヴァズビを探して、スレンダルの揺りかごの水の問題についてさらに調べよう
もう一度、ナラユンと会話しましょう。
ヴァズビが年寄りのアデプトと言い合ってるはずよ。出る前に見たわ
物語内容
ヴァズビと話す
リンメン南方にあるスレンダルの揺りかご(アネクイナ水道)に行くと、ヴァズビとシルフ・ジョーが話し始めます。
水を何とかしないといけないの、シルフ・ジョー! お願いだから…
一人で荒野に立ち向かえるはずがない。シルフ・ジョーは留まるよう命じる
ヴァズビと会話しましょう。
ヴァズビは理解できない。僧房の貯水所はほとんど空なのに、シルフ・ジョーはこの者に何もするなって!
ナラユンからクエストを受注している場合
僧房の水道に問題が発生したと聞いた
ナラユンからクエストを受注していない場合
どうしたんだ?
〈スレンダルの揺りかご〉ていう僧房が、水不足で大変なの。アネクイナの水道から来てるんだけど、何かが止めてしまって。アデプトもみんなも困ってる
ここでは病人を看ているの。水がなければ、大勢の人が死んでしまうわ!
何が流れを止めているのか、考えはあるか?
ううん。でもシルフ・ジョーの言うことを聞いてたら永遠にわからない。危険だって言うけど、ヴァズビはもうシルフ・ジョーが最初に会った時の仔猫じゃないわ。この者が何とかしないと!
あなたは戦士でしょう? 水道を調べるのに、ヴァズビを護ってくれない?
分かった。調査を手伝って、スレンダルの揺りかごに水の流れを戻そう
手伝ってくれてありがとう。一番近い水道の門を調査しましょう。ここからすぐ南にあるわ。スレンダルの加護があれば、水が止まってる原因が見つかるはずよ
ヴァズビもすぐに合流するわ。この者は、出発する前にシルフ・ジョーと話さなきゃ
水道の水が枯れたことはあったのか?
いいえ。歴史を遡っても、渇水の記録は見つからなかった。でも今は奇妙な時代でしょ? ドラゴンは飛ぶし、死人は歩くし。水道が壊れるくらいおかしくないわ
水源が枯れる可能性は?
ヴァズビはそう思わない。水はスレンダルの揺りかごに行く前にリンメンを通るの。あの街は問題だらけなのに、渇水は起こってない。つまり街と僧房の間のどこかで、流れが滞ってるのよ
スレンダルの揺りかごについて教えてくれないか?
僧房のこと? 十六王国の時代にできたことしか知らないわ。ヴァズビは歴史が苦手なの
だけどこの者は、僧房がいつも治癒の場所だったってことは知ってる。どんな病人でも受け入れる避難所なの
ドラゴンの攻撃にどう対処している?
ヴァズビたちはできることをやるけど、それじゃ足りないかも。火傷してたり、肺が真っ黒な人が大勢来るの。炎と煙のせいよ。手足を骨折してる人もいる
薬や軟膏には水が必要なの。どれだけ時間が無いかわかるでしょう?
自分のことを話してくれ
ヴァズビについて? ええ! この者の人生はそう面白くもないけど、どうしてもって言うなら
ヴァズビはスレンダルの新入りの従者よ。見習い中の治癒師でもある。シルフ・ジョーや他のアデプトたちに、この揺りかごで育ててもらったの
ここのアデプトは全員治癒師なのか?
技術は習ってる人がほとんどだけど、全員がこの者みたいに情熱を持ってる訳じゃない。シルフ・ジョーはヴァズビの天職だって言ってる。この者もそう思うわ!
シルフ・ジョーが僧房の戸口で見つけたと言ったか?
ええ。ヴァズビの両親は… 風邪が流行ってた頃だったから。わかるでしょう。スレンダルの揺りかごには孤児が大勢やって来てた。ヴァズビより恵まれない子がほとんどだった
シルフ・ジョーはこの者を娘のようにかわいがってくれた。ご覧の通り、今でも変わらず面倒を見てくれてるわ
他に、ナハテン風邪を生き延びた家族はいなかったのか?
ええ。それほど昔の話じゃないわ。あのうめき声、空咳、血のことは覚えてるでしょう?
スレンダルの揺りかごのアデプトたちはできる限りの治療を施したけど、あの風邪の前にはどんな薬も包帯も太刀打ちできなかった
シルフ・ジョーと会話しましょう。
若きヴァズビに水道を調査しに行かせたことで、シルフ・ジョーは過ちを… 多くの過ちを犯した。霊魂はお前の強さを歌っている。それで少しは安心できるというものだ
頼む、彼女を見守ってほしい。ヴァズビはシルフ・ジョーにとって大切な存在だ
なぜ水を回復しようとしているヴァズビを心配する?
スレンダルの揺りかごは名前通りの存在だ。病人はここで安らぎや慰め、安全を得る。この壁の外の世界にあるものは、誘惑と死ぐらいのものだ
シルフ・ジョーは、ヴァズビや他のアデプトにわざわざそんな危険な目に遭ってほしくない
しかし、水はすぐに尽きないか?
ハコシャエとリンメンからの隊商が、時折り貯水槽用の水を持って来てくれる。当面はそれでもつだろう
水が完全になくなるまでに問題が解決しない場合は… その時はスレンダルのご意志を測らなければなるまい
この場所についてもっと教えてくれないか?
スレンダルの揺りかごか? 治癒師の家であり、病人や弱って死にゆく人々の安息所だ。月の光とスレンダルのお導きのもと、他に頼るもののない人々の世話をしている
ここを率いているのか?
統率が必要となった場合、アデプト達は確かにシルフ・ジョーを頼りとしている。だがスレンダルは我々全員を平等に扱い、人々に治癒や慰めを届けている
第一の門に行く
探索を始めると、ヴァズビが同行し始めます。
ああ、見つけたのね! 坂の上の門を調べないと
ヴァズビと会話しましょう。
水の流れを操作する門が近くにあるはずよ
気をつけてね。ここは獣たちがよく集まって、漏れたり溢れたりした水を飲みに来るの。獣だって喉が渇くし、喉の渇いた獣は機嫌が悪いから
水道に詳しいようだ
ヴァズビにはいい先生がいるから!
この者は建築に疎いけど、水道の構造は体の構造に似てるでしょ? 例えば血が静脈と動脈を流れて、流れを抑える弁がある。治癒師の勉強が他のことにも役立つのよ
第一の水道の水門を調べると、ヴァズビが話し始めます。
思ったとおり、水がないわ。第二の門で原因がわかるといいんだけど
ヴァズビと会話しましょう。
すぐに問題が見つかるといいけど。でないと、バーン・ダルの橋を調べないといけないかもしれない
バーン・ダルの橋?
僧房の東、バーン・ダルの寝床という峡谷を通ってる、水道の一部よ
シルフ・ジョーはそこに行くことを禁止してる。この者がジャ・カジートの頃からね
なぜ禁じられている?
ヴァズビは知らない。時々、年長のアデプトから噂話は聞くけどね。ナハテン風邪がどうとかいう話よ
この者は何年も前、シルフ・ジョーに直接尋ねたの。ただ首を振って、スレンダルの光から遠く離れた場所にあるって言ってたわ
なぜバーン・ダルの寝床と呼ばれる?
古い月の物語よ。クランマザーによると、峡谷の石の柱はバーン・ダルの子供たちだったの。アルコシュは盗賊の神のいたずらへの罰として、彼らを石に変えた
トリックスターは柱をこの峡谷に隠し、温もりと安全を与えたの
分かった。第二の門へ行く
ヴァズビはすぐ後ろからついて行くけど、気をつけてね。シルフ・ジョーは過保護だけど、嘘をつくようなことはしない。荒野の危険は、あなたも知ってるとおり本物よ
本当はシルフ・ジョーを心配させたくないけど、これはヴァズビがすべきことなの
第二の門はどこにある?
東の水道を辿って。そうすれば次の門に着くはずよ。そこでヴァズビと会いましょう
一緒に来ないのか? 護衛のはずだが
道を切り開いてくれればいいわ。この者はちょっとこの門を調べたいの。また修理が必要になるかもしれないし
ヴァズビは大丈夫よ。心配しないで、ね?
第ニの門に行く
探索を始めると、ヴァズビが同行し始めます。
見つけたわ! ヴァズビは飲み込みが早いでしょう? この門を調べるわよ
ヴァズビと会話しましょう。
あなたが無事でよかった。目的の門はすぐ近くのはずよ。でも不思議ね。僧房はここから見えるけど、なんて小さいの。カジから見ると、とても脆そう
すぐに水を復旧させなきゃ
ここに来て大丈夫だったか?
シルフ・ジョーみたいなことを言うのね。ヴァズビがいつまでも子供で、パン屋からスイートロールを盗むことしか考えてないと思ってる。この者は、シルフ・ジョーが思ってるより砂漠に詳しいのよ
もちろん、まだ街道からそれほど外れてないしね
第二の水道の水門を調べると、ヴァズビが話し始めます。
水がない? ジスヴォー! 待って。これは何?
面白い…
ヴァズビと会話しましょう。
これは見覚えがあるわ。もっと近くで見ましょう?
裂けた修道衣を調べましょう。
ヴァズビと会話しましょう。
布の切れ端ね。ヴァズビはよく知ってる。スレンダルのアデプトのものよ。もう今じゃ身に着けないものだけど
アデプトがここにいたの?
この修道衣を着るのはどんな者だ?
ヴァズビは誰も着てなかったと思う。破け方からすると… 何者かが傷口を縛るために使ったようね。シミがあるでしょ? 血の匂いもする
警告かしら? それか、手掛かりかもね
これを落とした相手が水不足の犯人だと思うか?
可能性はあるわ
ヴァズビは調査官じゃないけど、これが門の側にあるのは、何かを示してるように思える。その人物を探しましょう。少なくとも、重傷を負ってないと確かめるべきでしょう?
どうやって見つければいい?
水道を支えてる柱の周りから調べ始めるのはどう? 深手を負った者が、柱の影で休んでいるかもしれない
無駄にできる時間はないわ。行きましょう
スレンダルの揺りかごの誰も、このような修道衣を着ないのは確かか?
確かよ。ナハテン風邪の流行が峠を越した後、シルフ・ジョーと仲間は患者が触った布をすべて焼いてしまったの。キルトにリネン、修道衣でさえも。何も残らなかった。修道院の中の絵を別にすればね
つまり、焼けていなかったものがある訳か
どうやらそのようね
来て。これが誰のものであれ、助けが必要かもしれない
負傷したよそ者を探す
探索を進めると、「血まみれの修道衣」を発見します。
また修道衣の切れ端? 血も濃くなってる。かなりひどそう。探し続けましょう
ヴァズビと会話しましょう。
風に血の匂いが混じってる。探しましょう
探索を進めると、「すり切れたカメオ」を発見します。
血痕が途絶えたわね。あれは何? カメオ? あの顔は… これはただの落とし物じゃないわ。他にも手がかりがあるはずよ
探索を進めると、「しわになった童謡」を発見します。
歌だわ。ヴァズビが子猫のときに歌ってたような。スレンダルの慈悲にかけて、急いで。歩き手さん!
探索を進めると、「産着」を発見します。
産着? あの模様には見覚えがあるわ。他にも探しましょ、さあ!
探索を進めると、「傷がついたコイン」を発見します。
最後には、やっぱり死のコインが見つかる訳ね。これは星の裏の砂場へ渡るための物よ。話をしましょう
ヴァズビと会話しましょう。
血まみれの包帯、カメオ、産着の布… 道具や形見の品はすべて、ある禁じられた場所を示してる。バーン・ダルの寝床よ
ヴァズビは本当のことを全部話してた訳じゃない。今回の仕事には、とても個人的な目的があるの
どうやら、この品に心当たりはあるようだ。話していないことは何だ?
水が枯れたのは… この者のせいなの。だからヴァズビは調査役に名乗り出た
毎年この者の誕生日になると、誰かが修道院の外に贈り物を置いて行くの。私たちが見つけた詩、コイン、カメオみたいにね
では、その贈り主からここに招待されたのか? なぜ渇水に関係していると思う?
水道が干上がった数日後、冷たくて新鮮な水の入った水入れを、贈り主がこの者の家の扉の外に置いて行ってくれたの。ヴァズビへの伝言だったのよ
この包帯と形見が見つかった今、すべてはバーン・ダルの寝床に繋がってる。そこに… 答えがあるはずよ
なるほど。この場所は禁じられていると言ったな。なぜだ?
古の亡霊たちに祟られてるからよ。夜になると怒れる霊魂が泣き叫ぶの。シルフ・ジョーはいつも近付かないように言ってた。背きたくはないけど、他に選択肢はないわ!
水道の最後の門も、私たちが追ってる人物も、どちらも中で待ってるわ。準備はいい?
ああ。進もう
もう一度、ヴァズビと会話しましょう。
バーン・ダルの寝床に向かわせてくれてありがとう。1人ではできなかったわ。答えがあれだけ近くにあっても
バーン・ダルの寝床に入った後、ヴァズビと会話しましょう。
側を離れないで。バーン・ダルの寝床はとても迷いやすいって、ヴァズビは聞いてるわ
これは大きな渓谷だ。どうやって探す?
そうね… ヴァズビが見たところもう何も見当たらないけど、血の臭いがまだ風に漂ってる。それに置いていった人が誰であれ、見つけてもらいたがってるみたい
信じるしかないわ
探索を進めると、逃げ去る者を発見します。
待って! 誰かいたわ!
ヴァズビと会話しましょう。
なぜためらうの? 誰であろうと、失うわけにはいかないわ!
探索を進めると、ヴァズビが話し始めます。
どうして逃げるの? 乱暴なんてしないのに!
探索を進めると、ヴァズビが話し始めます。
いたわ! さっきと同じ人かしら?
探索を進めると、ヴァズビが話し始めます。
二手に分かれましょう。追い詰めるわよ!
探索を進めると、ハルザーを発見します。
誰だ? ここは…
ヴァズビ! 愛しい娘よ、やっと帰って来てくれたか
愛しい… 何? 違う… 水を取り戻したいだけよ
水? いやいや、探してるのは答えだろう。灰からの答えを!
バーン・ダルの門の野営地に連れて行け。残りは殺して炎で清めよ。まもなく、スレンダルの揺りかごは浄化の炎に焼かれる!
ヴァズビは連れ去られていきます。
襲撃してくる病みし者たちのルナティックを倒しましょう。
ヴァズビを探す
病みし者たちを倒して探索を進めると、シルフ・ジョーが話しかけてきます。
急げ! こっちだ!
シルフ・ジョーと会話しましょう。
シルフ・ジョーは全てを見た。急いでヴァズビを助けなければ! 頼む!
シルフ・ジョー? ここで何をしている?
シルフ・ジョーはヴァズビの父親ではないが、同じように彼女を愛している。自分の子を見知らぬ者とカジへ行かせる親がいるだろうか? 距離をおいて追跡したが、ヴァズビを止めるには間に合わなかった
病みし猫たちは、彼女を峡谷の奥へ連れていった
指導者はヴァズビの名前を知っていて、人々にスレンダルの揺りかごを焼けと促していた。理由は?
疫病だよ… 時間が癒す傷もあれば、膿むばかりの傷もある。最高の治癒師でさえ全てを治せないことがあるのさ。シルフ・ジョーも年老いたな。愚痴が多くなってきた
バーン・ダルの門へ向かおう。炎を止め、ヴァズビを救わなくては
よし。ヴァズビを助けに行こう
寝床の奥深くには洞窟がある。記憶が確かならば、それはバーン・ダルの門まで通じているはずだ。そこで水道を封鎖しているものと、ヴァズビが見つかるだろう
来てくれ。急がなくてはならない
ヴァズビを救う計画はあるか?
シルフ・ジョーがあの病に蝕まれた猫達を説得してみよう。病を治すため、治癒師はその原因を知らねばならない。過去の憎しみも同じようなものだ
話している時間がもったいない。すべてスレンダルのご意志通りに進むと信じるんだ
会話を終えると、シルフ・ジョーが同行し始めます。
探索を進めると、シルフ・ジョーが話し始めます。
病の跡が残っている者たちは、病みし者と呼ばれている。ナハテン風邪に体を蝕まれてから、エルスウェアの人々に追放されたのだ
シルフ・ジョーと会話しましょう。
寝床の奥深くには洞窟がある。記憶が確かならば、それはバーン・ダルの門まで通じているはずだ。そこで水道を封鎖しているものと、ヴァズビが見つかるだろう
来てくれ。急がなくてはならない
ヴァズビを誘拐した人々について教えてくれないか?
シルフ・ジョーは犯人を知っていると思うが、勘違いだと思いたい
スレンダルの揺りかごへの旅人達が、病みし者たちの話を聞かせてくれる。ナハテン風邪にかかったカジートの話だ。病に苦しみながらも、生きながらえた者達だ
探索を進めると、シルフ・ジョーが話し始めます。
スレンダルの揺りかごにもやって来た。治療のためだ。だが匿っていることが王の高官に知れたら、僧房ごと燃やされていただろう
シルフ・ジョーと会話しましょう。
寝床の奥深くには洞窟がある。記憶が確かならば、それはバーン・ダルの門まで通じているはずだ。そこで水道を封鎖しているものと、ヴァズビが見つかるだろう
来てくれ。急がなくてはならない
病みし者たちは、癒しを求めてスレンダルの揺りかごに来たのか?
ああ。病が流行し始めた頃、ごく少数のカジートが僧房にやって来た。できる限りの治療は施したが、生き残ったのはわずかだった
それでも、ここに来れば病が治るという噂が広まった。それで大勢の病んだ猫達が来るようになったのだ
それから?
大勢の病人を収容できるよう、僧房を壊したんだ。それでも窮屈だったが、全力を尽くしていた。そして、ヘマカル王の高官だったスタビがやって来た
戦猫を率いたスタビは、感染を止めるために揺りかごを壊すと断言したんだ
当時、そういうことは多かったのか?
キャラクターの種族がカジートな場合
お前はカジートだろう。ナハテン風邪が我々に何をしたか覚えていないのか? 病や死だけでなく、恐怖や憎しみをも呼び起こした。それは魂の病のように、今でもまだ残っている
話が逸れたな。ヴァズビを探さなければ
キャラクターの種族がカジート以外な場合
ナハテン風邪が民に起こした被害を理解している者はほとんどいない。病や死だけでなく、恐怖や憎しみをも呼び起こした。それは魂の病気のように、今でもまだ残っている
こう話している間にも時は過ぎて行くぞ。ヴァズビを探さなければ!
探索を進めると、シルフ・ジョーが話し始めます。
彼らが我々を憎む理由は、シルフ・ジョーにある。かつて彼らをバーン・ダルの寝床に追い込み、死なせようとしたのだ
シルフ・ジョーと会話しましょう。
病みし者たちはシルフ・ジョーの過去から来た亡霊だ。この揺りかごの過去のな。隔離して時間をおけば、彼らも自然に治るだろうと思っていた。だがそれは愚かな望みだった。病は彼らの魂にまで達し、化膿させたのだ
何の話をしている? 病みし者を殺そうとしたのか?
ナハテン風邪が流行した日々は、混沌が支配していた。多くの者がスレンダルの揺りかごへ治癒を求めに来た
だが、ナハテン風邪の恐怖は続いた。あまりにも多くの病人が集まったせいで、人々は僧房を病気の温床と見るようになったのだ
それで、何が起きた?
王の高官スタビは僧房にやってきて、松明と剣で我々を脅した。病人たちが揺りかごに留まるなら、僧房を焼き払うと言ってな
そしてシルフ・ジョーは、瀕死の病人たちをこのバーン・ダルの寝床へ追いやり、放置した。死ぬに任せたのだ
他のアデプトは止めなかったのか?
我々に選択の余地はなかった
シルフ・ジョーのように長い間病人の看護をしてきた者は、どうしても鈍感になる。冷淡と言ってもいい。病人たちを残せば、多くの健康なカジートが死んだ。ヴァズビのようなカジートが
ヴァズビはこの件にどう関わっている?
ヴァズビの両親は彼女を産着に包んで我々のところに来た。シルフ・ジョーが見た限り、2人とも死にかけていた。だが子供のヴァズビは春のように健康だった
シルフ・ジョーに何ができただろう? 両親に見込みはないが、せめてヴァズビはと思い、彼女を預かって育てたのだ
探索を進めると、シルフ・ジョーが話し始めます。
待て。シルフ・ジョーから話がある
シルフ・ジョーと会話しましょう。
先へ進む前に、話がある
それは何だ?
バーン・ダルの門はあの扉の向こうにある。病みし者たちの指導者、つまりヴァズビの本当の父親もそこにいる。彼の愛と悲しみは、この者への憎しみに変わった
シルフ・ジョーは幻想を抱いていない。この先にあるのは死。過去の行いへの報いだ
- それを本当に信じているのか?
- 過去の行い? どういう意味だ?
それを本当に信じているのか?を選択した場合
ヴァズビを救えるのなら、シルフ・ジョーは死を恐れはしない
だがその前に、聞いておかなければならないことがある。お前はもう、スレンダルの揺りかごの物語は知っているだろう。この者がいなくなったら、ヴァズビは質問をするはずだ。その時お前は、彼女になんと答える?
過去の行い? どういう意味だ?を選択した場合
病が流行した日々は、混沌そのものだった。多くの者が治癒を求めこの場所を訪れた
だが病の恐怖は続いた。僧房に集まった多くの病人を見て、人々は僧房が病の温床だと考えるようになったのだ
それで、何が起きた?
王の高官スタビは僧房にやってきて、松明と剣で我々を脅した。病人たちが揺りかごに留まるなら、僧房を焼き払うと言ってな
そしてシルフ・ジョーは、瀕死の病人たちをこのバーン・ダルの寝床へ追いやり、放置した。死ぬに任せたのだ
他のアデプトは止めなかったのか?
我々に選択の余地はなかった
シルフ・ジョーのように長い間病人の看護をしてきた者は、どうしても鈍感になる。冷淡と言ってもいい。病人たちを残せば、多くの健康なカジートが死んだ。ヴァズビのようなカジートが
ヴァズビはこの件にどう関わっている?
ヴァズビの両親は彼女を産着に包んで我々のところに来た。シルフ・ジョーが見た限り、2人とも死にかけていた。だが子供のヴァズビは春のように健康だった
シルフ・ジョーに何ができただろう? 両親に見込みはないが、せめてヴァズビはと思い、彼女を預かって育てたのだ
そしてもう一度彼女を救うため、命を危険に晒すのか?
ヴァズビを救えるのなら、シルフ・ジョーは死を恐れはしない
だがその前に、聞いておかなければならないことがある。お前はもう、スレンダルの揺りかごの物語は知っているだろう。この者がいなくなったら、ヴァズビは質問をするはずだ。その時お前は、彼女になんと答える?
- 不可能な決断を下させようとしているな。裁かれる立場にないだろう
- 病人を癒すと誓っておきながら、放置して死なせた。それは殺人だ
- まだ決めていない
不可能な決断を下させようとしているな。裁かれる立場にないだろう。を選択した場合
シルフ・ジョーは感謝する。誰が生き、誰が死ぬかを決めるのは心を押し潰す選択だ。だが治癒師として、指導者として決断するしかなかった。もう一度やることになっても、シルフ・ジョーは同じ選択をするだろう
さあ、来てくれ。ヴァズビが待っている
病人を癒すと誓っておきながら、放置して死なせた。それは殺人だ。を選択した場合
そうだ。この者にも分かっている。シルフ・ジョーはこのために18年祈り続けてきた。今でも毎晩眠りにつくと、病気の咳とうめき声の幻が聞こえる。だが彼らを留まらせていたら、さらに多くの者が死んでいただろう。他に選択肢はなかった
来てくれ。ヴァズビが待っている
まだ決めていない。を選択した場合
気持ちは分かる。あの立場で何をすべきだったか判じるのは難しい。だがシルフ・ジョーは、あの行いが間違っていたとは思わない。忌まわしく、残酷で… だが間違いではなかった。我が子も理解してくれることを祈りたい
さあ、来てくれ。ヴァズビが待っている
さあ行こう
探索を進めると、シルフ・ジョーはハルザーに倒されます。
ヴァズビ! 怪我はないか?
やめろ! 娘を堕落させるんじゃない、アデプトめ!
ぐわあ!
ダメ!
ハルザーは走り去っていきます。
ヴァズビと会話しましょう。
そんな、シルフ・ジョー! ヴァズビのせいだわ。スレンダル、お許しを…
彼は生きてる?
息はある… でももう…。ヴァズビが揺りかごに連れて帰るわ。手の震えが止まらない
病みし者たちの指導者ハルザーは、恐ろしい魔法を操る。アデプトに私を奪われたと言ってた。すべてを奪われたって。自分がこの者の…
父親だと言ったんだな
そうよ。この者に忘れられないように、贈り物を置いていったって。でも私がシルフ・ジョーと… 教団と親密になっていくのを見て、ついに耐えられなくなった
そしてヴァズビをこのバーン・ダルの寝床におびき寄せたの。次は僧房を焼くつもりよ!
彼を止めよう
お願い。ハルザーを救えるのなら助けてあげて。おかしくなってしまったことは知ってる。でも2人の父親を一度に失うなんて… スレンダルよ。この者は途方に暮れています
月よ、なぜシルフ・ジョーはここに来たの? 病みし者たちに殺されるって知ってたはずなのに!
彼は救うためにやった
そうなったのはヴァズビがシルフ・ジョーに従わなかったからよ! ヴァズビのせいでここに来たの。ヴァズビのせいで死んだのよ!
シルフ・ジョーは覚悟していると言っていた。これは昔の事件の贖罪だったのだろう
この者は知ってる。ハルザーは自分と妻、つまりヴァズビの母さんが、小さなヴァズビを腕に抱えて揺りかごまで行ったことを教えてくれた。バーン・ダルの寝床への長い旅路と、寒く月のない夜の話をしてくれた
辛いことが増えるばかりよ
ヴァズビの責任ではない。何もかも背負い込むな
どうしてヴァズビのせいじゃないの? 母さんがヴァズビをお腹の中に抱えてなかったら、スレンダルの揺りかごに来ることもなかった! ヴァズビが水を元に戻そうとしなければ、シルフ・ジョーは生きてたのよ!
お願い、ハルザーを探して。ヴァズビは仕事をしないと
もう一度、ヴァズビと会話しましょう。
お願い、シルフ・ジョー。お願いよパパ。行かないで
探索を進めると、ハルザーが待ち構えています。
ハルザーを倒しましょう。
戦闘開始時の発言
我が復讐からは逃げられんぞ。かかって来い!
戦闘終了時の発言
ヴァズビ… すまな… かった…
ハルザーを倒した後、バーン・ダルの水門を開きましょう。
スレンダルの揺りかごに戻る
スレンダルの揺りかごに戻ると、ヴァズビと永眠したシルフ・ジョーがいます。
ヴァズビと会話しましょう。
戻ったのね。よかった。ヴァズビは今日だけで、あまりに多くのものを失った
シルフ・ジョーは戻らなかった… もういない。きっと今、魂が星の裏の砂場をさまよってるわ
気の毒に
他のアデプトもヴァズビと同じように彼を悼んでる。でもみんなは死の真相も、あなたが復旧させた水の代償も知らない
でもあなたは知ってる。ヴァズビも知ってる。知りすぎたのかもしれない
どういうことだ?
ヴァズビはこの場所が好きだった。シルフ・ジョーや治癒師たちに憧れていた。負けない力と知恵を得られるようにスレンダルに祈った
でもスレンダルの揺りかごは嘘。ヴァズビの夢も嘘。これからどうすればいいの?
スレンダルの揺りかごは嘘とはどういう意味だ?
エルスウェアの人々は、揺りかごのアデプトが風邪を食い止めるために奇跡的な働きをしたと思ってる。でも真実は、病人たちを荒野に放置して死なせただけだった
それを無視することなんてできる? こんな場所に人生を捧げることができる?
- 残るべきだ。治癒師になる夢には意義がある。これまでの歴史がそれを変える訳ではない
- その通り。出て行くべきだ。ここの失墜と運命を共にする必要はない
残るべきだ。治癒師になる夢には意義がある。これまでの歴史がそれを変える訳ではない。を選択した場合
そうね。この者は残るわ。でもここで起きたことについて嘘はつかない。シルフ・ジョーは不可能に近い選択をしたけど、みんなには真実を聞く権利がある
ありがとう。出会ったばかりだけど、ヴァズビに残された中で、家族と呼べる人はあなたくらいよ
クエストを完了する。
クエストを完了した後、治癒師たちが集まってきます。
みんな。ヴァズビはシルフ・ジョーの死について話さないといけない
シルフ・ジョーが死ぬとき、この者は病みし者たちの真実を知った。治癒師が果たした役割を
それもここまで。スレンダルの名にかけて、バーン・ダルの寝床に行かないと。病みし者たちを助けるの。長年の傷を癒すのよ。彼らと… 私たちのために
ヴァズビと会話しましょう。
ヴァズビにはやることが沢山あるの。少なくとも、バーン・ダルの寝床で死なせた病人たちの名前を調べなきゃ。親族がいるなら、ここで起きたことを知る権利があるわ
でも、あなたのための時間ならいつでもあるわよ
他に計画はあるか?
病みし者たちの問題を調べる以外に? リネンを洗わないといけないし、チンキ剤を作らないといけないし…
やだ、何言ってるんだろう… 今は悼む時間が必要よ。シルフ・ジョーがいなくなって、体から心臓をもぎ取られたみたい
気の毒に
ううん。ありがとう
落ち着いたら… 調べて償いをすると思うわ。病みし者たちがたくさんバーン・ダルの寝床に残ってる。物資と避難所が怒りを和らげられるかどうか、ヴァズビにはわからない。でも、やらないと
幸運を祈る
ヴァズビは感謝する。あなたがしてくれたことすべてに
その通り。出て行くべきだ。ここの失墜と運命を共にする必要はない。を選択した場合
ええ、そのとおりね。シルフ・ジョーは素晴らしいカジートだったけど、困っている人たちを助けなかったと知りながらこの壁の内側で生きていくなんてできない
ありがとう、歩き手さん。出会ったばかりだけど、ヴァズビに残された中で、家族と呼べる人はあなたくらいよ
クエストを完了する。
ヴァズビは旅の準備をして、お別れを言ってるところ。でも、あなたのための時間ならいつでもあるわ
どこへ行くつもりだ?
ヴァズビにはわからない。この者は生涯をスレンダルの揺りかごで過ごして来たの。この壁の中の人以外は誰も知らない
でもわかったこともある。ハルザーとピリナ… この2人が本当にこの者の両親なら、どこかに家族がいるのかもしれない
見つけられると思うか?
ヴァズビには何とも言えないわ。2人の名前はわかっても、大した手がかりにはならない。でもリンメンで探してみる。そこで誰かが助けてくれるかもしれないし
でも、まずは荷造りをしないと。アデプトに言うために
幸運を祈る
ありがとう。月のご加護がありますように
クエスト報酬
- 経験値(大)
- ゴールド(大)
- アネクイナ治癒師のロッド
物語補足
アデプト達と話す
スレンダルの揺りかごにいる、アズダナティと会話しましょう。
クエストを完了する前
- この渇水にはもう耐えられないかもしれない。ジャ・カジートなら指ぬきに溜まるくらいの水があれば問題ないが、この歳の猫には命取りになる!
対処しなくてはいけない。スレンダルは自ら助くる者を助く - ローブを着けた時、慈善と清貧の誓いを立てたが、水は贅沢品ではない! 舌は乾き、ローブは汚れている。水が必要だ。なんとしても!
クエストを完了した後
- 水を戻してくれてありがとう
シルフ・ジョーを失ったのは辛いことだ。みなそう思っている。彼の正義には欠点があったが、誰にも欠点はある。完璧を自負する者は罪深いうぬぼれ屋だ。それを忘れるな - 水を元通りにしてくれたな。さて、他にもたくさん祈らなくてはならないようだ
少なくとも綺麗な服で祈ることができる
スレンダルの揺りかごにいる、フェードニと会話しましょう。
クエストを完了する前
- 若いアデプトたちが干ばつの噂をしている。フェードニには聞かせないつもりでしょうけどね。心配しなくてもいい。すべてはスレンダルの意のままに
私たちは試されている。信仰があれば耐えられる - スレンダルの寵愛によって、ナハテン風邪は収まったわ。干ばつもそうなる。そのうちね
クエストを完了した後
- フェードニはバーン・ダルの寝床のことで、悪い噂を聞くわ。見捨てられた人々…
たくさん祈りを捧げないと - ヴァズビが無事に戻ってよかった。シルフ・ジョーのことは残念… 水の対価は大きいわね
後日談
リンメンにいるヴァズビ
クエストの最後で「その通り。出て行くべきだ。ここの失墜と運命を共にする必要はない」を選択した場合、リンメンの旅の祠の南方の路地にヴァズビがいます。
歩き手さん!
ヴァズビと会話しましょう。
あら! ヴァズビは会えて… 会えて嬉しいわ。久しぶりね!
ヴァズビ? ここで何をしている?
ヴァズビはスレンダルの揺りかごを出たのよ。言った通りにね。覚えてる?
この者は僧房の外の生活が厳しいとわかってたわ。知り合いは1人もいないから。それに今は問題だらけで、ヴァズビを助けてくれる人もほとんどいない
だから野宿しているのか?
ひどい言い方するのね! ヴァズビは… ここで人のためになる仕事をしてるの。病人をできる限り助けてる。困ってる人に、与えられるものを与えてるのよ
スレンダルのしもべに、豪華な食事や羽毛のマットは必要ないわ!
辛そうだな。スレンダルの揺りかごに戻ることは考えなかったか?
優しいのね、歩き手さん。でも、ヴァズビは僧房に決して戻らない。あんなことを知ってしまったんだから
あなたの言う通り、あそこを出てよかったわ! 街の生活は孤独な戦いだけど、立派な仕事には苦労が… 付き物でしょう?
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