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書籍

帝国建築家の書簡

元老院の名誉あるメンバー各位

喜ばしいことに、ようやく伝説的な街のセントラータを見つけた!
知っての通り、街の地下には入り組んだ下水道や崩れかかっているアイレイドの遺跡が広がっている。
以前から、建設には壮大な構想があったと考えていたが、それを証明するのに必要な証拠が不足していた。
だが、サルン議長と賢きマニマルコの力を借り、想像よりも遥かに奥深くまで調べられた。

調査によって、全ての水路と道は白金の塔の土台が収納される巨大な地下室、セントラータに繋がっていることが判明した。
これは、なかなか目を見張る物がある。
塔は6つの巨大な円形構造物に支えられた石製のモノパイルの上に鎮座している。
この発見のすごさはどれだけ誇張しても足りないほどだ。
6つの地区と塔の関連に関する数えきれないほどの説や街のインフラが作られた時代を裏付けるものとなる。
もしかすると、白金の塔の性質とニルンに及ぼす力に関する貴重な見識も得られるかもしれない。

もっと徹底的に調査を行いたいところだが、優秀な協力者のマニマルコが周辺を立入禁止とした。
恩を仇で返すつもりはない。
彼がいなければセントラータを見つけることはできなかった。
それでも、どのようにこの部屋が作られたのかが分かるかもしれない。
元老院が仲裁に入ってくれることを願っている。

感謝を込めて。

都市計画議会、帝国建築家、マイセリス・ジュルス

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