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書籍

レドラン家の勧告

一族に告ぐ

以下の団体や組織が、レドラン家の利益を損なう活動をしている可能性があり、留意してほしい。これらの団体と取引を行う際には、状況に応じて警戒し、注意するとともに、名家のすべての掟と制限を守ること。

アッシュランダー部族

野蛮人の数は、アルドルーン周辺と近郊で増え続けている。当然ながら、野蛮人の存在が、同地へ拡大する試みを妨げている。あらゆる点で、アッシュランダーはフェッチャーフライより始末が悪い。次回、上級評議会はとるべき道について議論し、計画をまとめる。その間、アッシュランダーとの接触は可能な限り避けること。

モラグ・トング

レドラン家はトリビュナルの意志を認め、ダンマー領内での活動をモラグ・トングに許可している。一方で名家の法から見れば、彼らは殺人者であり、犯罪者である。このような二つの見方をするのは、他の名家が我々に対してモラグ・トングを利用し、レドランの利益を損ない、自らの地位を高めようとしているからである。慣行として、レドラン家がモラグ・トングの役務を利用することはなく、モラグ・トングによる一族の無差別殺人も許容しない。

フラール家

厳密に言えば、フラール家は友人であり、味方だと考えているが、レドランの交易路や冒険的事業を妨げる行動への不安は、ここ数週間でますます高まっている。フラールのバルモラ内、バルモラ周辺における活動は、非常に憂慮すべきだ。というのも、彼らは自ら街を支配したがっているようにみえる。フラールのあからさまな、または疑わしい行動は、名家の評議員へ即座に報告すること。

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