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書籍

獣の角笛

ロスガーの呪術師である野歩きのズブルガトは、自らの少なからぬ力のすべてを野獣の角笛に込めていた。
オルシニウムを「トラグの愚行」と呼び、生涯の大半に渡って避けたが、攻城戦開始後まもなくして街に現れた。

野歩きとゴルカール王は互いをあまり好きではなかったが、王は獣の角笛を快く受け入れた。
ズブルガトは「月の周期ごとに1回までしか使ってはならない」と警告し、去って行った。
王は角笛で、熊やエチャテレなど多くのロスガーの野生動物を召喚して集め、街の壁を守らせた。

攻城戦の初めの頃、角笛は戦争の行方に大きな影響を与えた。
だが残念なことに、王が月の周期に3回使うことに決め、3回目を吹いた時、角笛にひびが入った。
角笛は今も旧オルシニウムのどこかに眠っていると言われる。

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