悪の心臓

いらっしゃい、ベイターズ・メスへようこそ！

人のつま先を踏んづけないように注意してくれ。みんなちょっとばかり気が立ってるからな。それに酒場のケンカは一日に一回しか認めないぞ

入ってきてないよ。八大神に感謝するんだな。大したものだろう？ その件で、賭けをしているんだ。ゴルールは〈デイドラの疫病〉に20賭けた。ラグバールは、モーロッチの尻か何かから出ているんだろうと言っている。私はウィルドの呪文に賭けた

ああ！ 森から出てきた、あの妖精を欺く魔女どもだ

奴らから呪いをかけられたのは、これが最初ではない。結局、奴らのせいでパンツが反対になったこともあった

いや、全部本当だ。今回は、樽の中に12匹もヒキガエルがいた…

それから？ ふん… 気にするな

アーツェラ女王には、食卓を守る程度の強さすら備わっていないわ。放っておきましょ。ここだけの話、彼女の調子が悪くて、こんなに嬉しかったことはないのよ

ああ、鳥ね。嫌いよ。イーモンド王が死んで間もなく、集まり始めたの。最初は三羽か四羽で…　それから十羽… そして二十羽になった。すぐに私たちよりも多くなったわ

ええ。でも、明らかに悪い前兆だわ

奴らが来て、リーチの民から逃れた避難民がノースグレンから来たの。私だったら海かストームヘヴンで助けを求める。残酷な時代… 残酷な時代よ

カラスと奴らの鳴き声を呪え！ アーケイの髭にかけて、カモメはダメだ

この愚かなブレトンどもは、ご馳走が頭の上にいるのに飢えているんだ！ 飢餓？ ハッ！ アニシャは女王のように食べる！ カラスは骨っぽい。だけど美味い！

今朝はあと3羽ほどカラスを煙突の煙道から放り出さなきゃ。もし犬が吠えなかったら、窒息死してしまうわ

本当よくわかるよ。先週、俺は二回もお粥の中に鳥の落し物を見つけたんだ

こんなものは見たことがないわ。これで何ができるの？

魔術だろうね。じゃなきゃ、天候にかかわる何かだ。知らないよ。俺は学者じゃない

それじゃ、シャラの店に弓と矢を買いに行くわ

本気で言ってるのか？ もし本当にこの街に呪いがあるなら、あのカラスどもに広い寝台を与えてやるよ

たぶん、あなたが正しいわね。猫を一匹買って、何が起こるか見てみるわ

• リーチの民は不意を突かれているわ。何かが計画通りにいかなかったようね
• 宿の外で小さな鳥が俺に話しかけてきた。リーチの民の指導者は死んだってね。鳥に話しかけられたのは初めてだ
• 人のように話す形なき狼を見たのか？ 色々なことがあるな
• カラスはもっとたくさんいたのよ。最近は随分静かになったわね。神様に感謝しましょう。また考え事ができるようになったわ！

再び太陽を見れたこと、八大神に感謝します

この鳥は、もう同じようには見られないでしょうけど

八大神に感謝する。我ら長い黒羽の悪夢は終わったんだ。ようやくカモメについて文句を言いに戻ることができる

アニシャは精神的に落ち込んでる。美味しそうなカラスは全て飛んで行ってしまった。いまこの者は不味い粥を食べに戻らなきゃならない

私はすぐ家に戻れると聞いたわ。それは望みすぎ？

モーロッチよ、澄んだ空を見上げられるのは素晴らしいことだ

カラスが、ジャックドー入江にいるハグレイヴンに操られているって聞いたわ

そうだろうな。俺は目の前で、奴らが人間をバラバラに切り裂くところを見た

ああ、もうその話はやめて！ あのね、重要なのは彼女が死んだってこと

鳥の狩人は気に入らないかもしれないが、誰だろうとあの怪物を殺した者は真の英雄だ。エバーモアは生き残れるかもしれない