物語内容
アドラハウンと話す
ブラックウッドの南東部にある沈黙の館の入口にいる、アドラハウンと会話しましょう。
よう。ここが沈黙の館か? 柳の木にこっちだと言われたんだが、木はあまり方向感覚がよくなくてね。ま、あいつらは生涯一ヶ所に留まって生きるわけだから、仕方ないがな
ここには木に送られたと言ったか?
そうとも言える。ここに来たのはハラーダ・クリーパーの種を探すためだ。まあ、まず手に入らないんだがな! 実は、木からワイルド・エルフが種をブラックウッドに保管してたと聞いてな。そんなことは誰も覚えちゃいなかったんだが、長く生きる木は別だ。まあ木の話は時に役立つんだが、あいつらの話を聞いてると頭がくらくらしてくるんだよな
くらくらする?
そう言ったよな。木の言葉を理解し話すには、特定の精神状態に入らなきゃならないんだ。そうすると、思考はグチャグチャになる。今私は軽くグチャグチャなもんでな、冴えた頭を借りたいんだ。…そう、あんたのような!
というわけで、ハラーダの種探しを手伝う気はないか? ただとは言わないぞ!
種探しを手伝おう
なら、自己紹介したほうがいいかな。あんたが幻視の導き手か何かなら別だがね。だとしたらもう私の素性も知っているだろう… って何の話だったか?
ああ、そうだ。私はアドラハウン。薬草師で樹木医だ。緑の友さ
大丈夫か?
新緑のように元気さ。なぜ尋ねる?
ああ、頭のことか。これはそう、木と話すせいだ。ほとんどの人に木の声は聞こえない。アルゴニアンはどうか知らないがね。だけど聞き方を知っていれば、木は語り掛けてくれるんだよ
どうやって聞く?
秘密は葉にある。ほとんどの人は自然との交流が小川に腰かけて瞑想する事だと思ってる。だが木の言葉へ心を開くには、木のように考えなきゃならない。そこで葉の出番だ
葉が木を理解させてくれるのか?
もちろん。緑はすべてをちょっとした招待状にしているんだ。使い方を学んで心を開けばいい。この世界で見落としていたものが見えるようになる
探している種のことを教えてくれ
ハラーダ・クリーパーだ! 自分で見たことはないが、他の連中だってない。デッドランドでしか育たない植物で、育てることさえ極めて難しいんだ。だが育ち始めるとすごい。ほとんどのハラーダの根は、エルフの身長くらいまでしか伸びない
デッドランド?
そうだ、オブリビオンから直送されてきた草だ! 定命の者が見たこともないような奴だよ。だが遺跡に種が保管されていたら、全てが変わる! 全ての発見を過去にする発見になるぞ! 木々が私を誤った方向に導いたことはないからな!
なぜ種が必要だ?
栽培するためさ、もちろんね。きっと面白い逸話がある植物なんだろう! ディヴァイス・ファーの本によると、驚きの薬効をいくつも備えているそうだ。スジャンマから軟膏まで知り尽くしている、あのエルフがそう言っているんだぞ!
デッドランドの植物を育てるのはいい考えなのか?
毒があるかもしれない… ああなるほど、あんたが心配してるのは、あちこちに繁殖してストラングラーみたいに庭をメチャクチャにするんじゃないかってことか。アッシュピットや溶岩だらけのところでなければ、恐ろしい勢いで育つだろうな。しかし私は鉢植えで育てる。だから平気だ
ブラックウッドまでそのためだけに来たのか?
いや、違う、ここに来たのはヒストの木を研究するためだ。アルゴニアンはあれを緑のように崇めてる。だから会ってみたい木だったんだ。ヴァレンウッドにはないからな!
野生のエルフのことを聞いたとき、ちょうど紹介してもらうところだったんだ
野生のエルフ?
何て言うんだっけ? アイレイドだったかな、それが正式な呼び名だ。帝国に滅ぼされるまであちこちにいた
彼らは反目してたんだ。デイドラ崇拝とか奴隷の習慣とかでね。でも種を残しておいてくれてたら、何かいいことが生まれるかもしれない
遺跡内部を調査する
沈黙の館に入りましょう。
遺跡に入ると、アドラハウンが発言します。
う! ああ! ううむ… 何か嫌なことが起きてるような…
葉がざわついてるな。うるさいくらいだ
アドラハウンと会話しましょう。
混乱の呪文だ。自分の内なる声の使い方を知らない木だと強く響くんだ。大半の木は知らない
この遺跡の周囲を見て回ったほうがいいな。この騒ぎの正体を突き止めないと
騒ぎ?
ああ、そうか、あんたには聞こえないんだった。ちょうど喧嘩の最中に飛び込んだような感じでね。木が一休みしてくれないと、私の頭が割れてしまうよ
何が植物を混乱させたのか知らないが、問題が起きたようだ
どんな問題だ?
シロアリやゾウムシじゃない、それは確かだ。絶叫したくなるような相手だな。こんなのは感じたことがない
気をつけてくれ
出発する前にもう一度、アドラハウンと会話しましょう。
自分の考えも聞こえない。じゃ、辺りを見て回るか。この騒ぎが何なのか調べるんだ
探索を進めると、ハラーダ・クリーパーの蔓を発見します。
ちょっと待て! この蔓を見ろ
ハラーダ・クリーパーの蔓を調べましょう。
間違いない、ハラーダの蔓だ! うまいこと根も見つかればいいんだが… この辺りにあるはずだ!
アドラハウンと会話しましょう。
ふむ、いい知らせはクリーパーの種の噂が本当だったこと。んで、悪い知らせは種が根を張ったってことだ
それがどうして悪い知らせだ?
そうだな… もっと便利な場所で育てるつもりだったんだ。だがこの辺では蔓が好き放題広がってて、元からある植物をめちゃくちゃにしてる。それで叫び声をあげてるんだろう
これから何をしたい?
ハラーダの蔓が根を下ろした場所を探し続けよう。そうすれば、どうするべきかわかる
更に探索を進めると、別のハラーダ・クリーパーの蔓を発見します。
またハラーダの蔓だ! 引いてみろ!
ハラーダ・クリーパーの蔓を調べましょう。
だめだ。根がない。この蔓はかなり広がったんだな。探そう
更に探索を進めると、別のハラーダ・クリーパーの蔓を発見します。
あったぞ。ぐっと根を持って、強く引くんだ!
ハラーダ・クリーパーの蔓を調べましょう。
やっぱり根がない。まて、随分と静かになったな…
アドラハウンと会話しましょう。
もしもし? ああ、違う、あんたじゃない。少し黙っててくれ… おお、おお! 叫び声の正体が分かったぞ!
あのクリーパーがこの辺りの木を締めつけてる。木は助けを求めてるが、誰も答えないと。だが違う、今は私たちがいる! な?
それで、これからどうする?
そうだな、このおぞましいオブリビオンの草をか弱い草と一緒にしておくわけにはいかないだろう。掘り起こしてみよう。植え替えられるかもしれない
ここにあるのは蔓ばかりだ。ハラーダ・クリーパーの心臓部はあの木の近くに根を張ったようだな
それがどこにあるか知っているのか?
いいや、だが見つけられると思う。遺跡の奥から呼んでいるようだからな。あの方向に入口が見えたと思う。行ってみよう
分かった。中に入ってみよう
もう一度アドラハウンと会話しましょう。
ハラーダ・クリーパーの根を探すには、遺跡のもっと奥まで行かなきゃな
スル・ザンの実験室を調べる
遺跡の奥を探索すると、スル・ザンの実験室を発見します。
スル・ザン? ひどい連中だ!
ここで錬金術をしてるみたいだ。ハラーダの蔓でな! 様子を見に行こう
アドラハウンと会話しましょう。
あのアルゴニアンたちはハラーダの蔓を使って何かしているみたいだ。なにやら凶悪だって噂もある。何を企んでるのか、突き止めたほうがいいな
実験室にある木枠箱を調べると、スル・ザンの調合薬を発見します。
これは… 錬金術の調合薬の一種だな。蔓から作られたものだろう
実験室にある袋を調べると、乾燥させたハラーダの蔓を発見します。
ハラーダの蔓を収穫してたみたいだ。ずいぶんとたくさんな
実験室にあるバックパックを調べると、隊商の書類を発見します。
うわ、紙か。税金の額なんぞを記録するために、かわいそうな木が切り刻まれて粉にされたと思うと、腸が煮えくりかえる。…いや。スル・ザンは台帳なんてつけてないはずだ…
3つの手掛かりを発見した後、アドラハウンと会話しましょう。
スル・ザンは略奪者だと聞いてはいたが、こういう武器に関心を持ってるなんて考えもしなかった。奴らは集めたハラーダを精製して、何か調合薬を作っているようだな
どこでそれを知った?
ギデオンでだ。ヒストに紹介してもらいにいった時、気さくなアルゴニアンが、ブラックウッドで一番危険な場所を教えてくれたんだ。特にスル・ザンの縄張りについてな。危険な連中で、頭にあるのは戦争と虐殺だけだって聞いた
この植物にそこまで危険を冒す価値があるのか?
私たちが歩くのはちょっとした茨の道だな。だが狂暴なアルゴニアンがオブリビオンの植物で薬を作っているなら、例のクリーパーを放っておけない。探して奪い取るべきだろう
それに、あの哀れな木はまだ助けを求めてるんだ
助けを求めてる?
そうだ! いや、少なくとも私はそういう印象を受けた、という意味だよ。木と話すのは簡単じゃない。ヴァレンウッドの木々ですら、まだ意思疎通できたとは言い難い。しかもブラックウッドの方言はまだ極めてなくてね
いずれにせよ、あのクリーパーを手に入れれば、全て解決する!
よし、探し続けよう
会話を終えると、アドラハウンが発言します。
誰かがほんの少し前までここにいたみたいだな… 注意しておこう
もう一度アドラハウンと会話しましょう。
私を待ってるのか? あんたが先に行ってくれると思ったんだが。私は遺跡探索のやり方なんて何も知らないからな
心配しなさんな。すぐ近くにいるし、いきなり襲ってきそうな凶暴な植物には耳を澄ませておくよ
探索を進めると、アドラハウンが発言します。
間違いない、ここで気味悪い蔓がうごめいてやがる。確かな手掛かりを見つけたぞ
更に探索を進めると、ビベン・レサンダスを発見します。
助けて! お願い!
おい、聞こえるか? 木がはっきりと話してるぞ!
こっちよ…!
あ、待て。これ、人だぞ!
アドラハウンと会話しましょう。
彼女の状態は良くない。あんた、何かしてやれるか? いくつか薬草を持ってはいるが、痛みを鈍らせる効果しかない
ビベン・レサンダスと会話しましょう。
誰か知らないけど… 助けて。あいつら、私の家族を捕まえてるの
何があった?
スル・ザンに襲われたの。一緒に居たキャラバンを待ち伏せして、みんなをここにさらってきた。逃げようとしたけど無理だったわ。抵抗した者は殺されて、私は死にそうだからって見捨てられた。生存者たちは多分、仕事に戻されたと思う
奴らは捕虜に何をさせている?
収穫や伐採よ。禍々しいイラクサを粉にさせてる。奴らはあれを何かの調合薬に混ぜてるの。あの蛮族どもを化け物に変えてしまう薬よ。今以上の怪物にね
奴らが互いに殺し合ってるのを見たわ。何も感じてないみたいだった…
その捕虜はどこにいる?
遺跡のど真ん中よ。あの、恐ろしい蔓が生えているところ。奴らは私たちの血を与えてるの。豚みたいに血を抜いてね
お願い。もうこれ以上私たちをこんな… こんな目にあわせないで…
探してみよう
会話を終えると、アドラハウンが発言します。
これはひどい! 何とかしないと
ビベン・レサンダスと会話しましょう。
私のことはいいから、他の人たちを助けて。あのアルゴニアンども、みんなを死なせるまで働かせてる
アドラハウンと会話しましょう。
聞いたか? スル・ザンはハラーダの蔓を収穫してるだけじゃない。育ててるんだ! これは想像以上に酷い
なぜだ?
あの蔓を悪しき錬金術に使うために、乱雑に茂らせて自然を壊滅させるんだぞ。それだけでも恐ろしいのに、奴らはあの哀れな人々を使ってる。労働力と、肥料にな
何とかしないと
彼女は捕虜が遺跡の中央にいると言っていた
そうだ、そう言ってたな。スル・ザンが他の人を殺す前に解放しないと。クリーパーは逃げないからな
さあ行こう
出発する前にもう一度、アドラハウンと会話しましょう。
冒険ってのは、みんなこんなもんなのか? 悲劇と死ばかりなのか? もううんざりだ
捕虜を解放する
探索を進めると、アドラハウンが発言します。
ああ、イフレよ! 溢れかえってる! 捕虜たちも…
アドラハウンと会話しましょう。
なんて大きい草だ! 絶対に、あんなものを私の庭に入れるわけにはいかない
奴らは捕虜をあちこちで働かせてるみたいだ。手分けして彼らを解放しよう
計画を聞かせてくれ
格子を登ればあの囚人たちのところまで行けると思う。木登りのほうが得意だが、まあ似たようなもんさ。上にスル・ザンの姿は見えないな。お前が地上の連中の気を逸らしてくれればいけるはずだ
それならできる
よし! あの人々を解放すれば、この異常繁殖したクリーパーをどうすればいいかも分かるだろう
助けが要る時は大声で呼ぶからな!
探索を進めると、アドラハウンが発言します。
ああ、私は格子の垣のところまで登る。あんたは地面を頼む。急ごう!
探索を進めると、拘束されているツラス・レサンダスを発見します。
ビベン、君か?
鎖の柱を破壊して、ツラス・レサンダスを解放しましょう。
ベクにかけて、ビベンは助けてくれる人を見つけたんだ! ありがとう…
こっちだ! 仲間について行って、ここから出るんだ!
更に探索を進めると、拘束されているガロス・レサンダスを発見します。
助けに来たなら急いでくれ
鎖の柱を破壊して、ガロス・レサンダスを解放しましょう。
母さんに頼まれて来たのか? 母さんに会いたい
更に探索を進めると、拘束されているゴベール・セロンを発見します。
餌にしないでくれ… あれ、奴らの仲間じゃない…
鎖の柱を破壊して、ゴベール・セロンを解放しましょう。
ああ、神よ… ここで死ぬかと思った…
3人の捕虜を解放した後、アドラハウンが発言します。
あれで全員だ! 下りるぞ、話したいことがある!
アドラハウンの元に行くと、解放した捕虜たちが集まっています。
アドラハウンと会話しましょう。
ビベン以外の隊商のメンバーはこれで全員だ。しかし、まだ救助が必要な者が残ってる
どういうことだ?
木だよ。まだクリーパーと戦ってる音が聞こえるし、負けつつあるみたいだ。木の根を締めつけている蔓をどうにかして、クリーパーを始末しないと
植え替えるつもりだと思っていたが
ああ… あれを見る前はそう思ってた。スル・ザンはあれを育てすぎてしまったんだよ。クリーパーの根を無傷で引き抜くのは無理だ。だが、そのままにするわけにもいかないだろう。ハラーダにどんな薬が効くのか分からないが、全力で阻止するしかない
これの使い方は?
ハラーダ・クリーパーの心臓は、根が突き出している大きな球根だ。そこまで行って種袋を引きちぎれ。そしてその毒を全ての根にまき散らすんだ。それでクリーパーは死ぬし、もう生えてこなくなるはずだ
私もすぐに追いつく!
一緒に来ないのか?
あのダークエルフはビベンの夫と息子だ。私たちが立ち去った時、彼女はまだ生きてた。あの怪我からすると、手当てしなければ死んでしまうだろう。救えるかどうかは分からないが、手は尽くしたい
さあ、あそこを通って木を助けてくれ
会話を終えると、アドラハウンが発言します。
みんな、後は私たちに任せろ! 安全な場所へ!
アドラハウンと会話しましょう。
あの扉のすぐ向こうにハラーダ・クリーパーがいるはずだ。ここからでも木と格闘してる音が聞こえるよ。あれが死ぬ時は、近くにいたくないね。音が酷いんだ、バーンってな
ツラス・レサンダスと会話しましょう。
頼む。妻は助けを呼ぶために命をかけたんだ。ビベンを救う望みが少しでもあるのなら、頼む
ガロス・レサンダスと会話しましょう。
この怪物どもは俺たちを絶え間なく苦しめてきた。あんたがくる前にはもう限界に達してたんだ… 何人かは道連れにしてやろうと思ってた
ゴベール・セロンと会話しましょう。
この呪われた場所から出たいが、掘るのに力を使いすぎた。息を整えなきゃならない
ハラーダ・クリーパーの種を収穫する
探索を進めると、ハラーダの蔓と心臓を発見します。
ハラーダの蔓に毒を撒いて、ハラーダの心臓から種を収穫しましょう。
種を収穫した後、洞窟の奥に行くと、アドラハウンとビベン・レサンダスがいます。
何だって? ああ、気分がよくなったのか。礼はいらない
アドラハウンと会話しましょう。
ん? ああ、失礼。新しい木の友人の話を聞いてたんだ。しかもヒストの木だぞ! ずっと話したいと思ってたんだ!
ありがとうと言ってるぞ。いや… 実際に言葉を発してるわけじゃないんだ。だがお前が救ってくれたことに感謝してる気がするんだよ!
ビベンの手当てはしたようだな。助かるのか?
ギリギリで持ちこたえてる。一番強い薬を使ってもあまり効果がない。奇跡でも起きなければ… 何だ?
なるほど… いや、それはすごい! 今回の冒険もこれでやっと報われたよ
何がすごい?
ヒストが言うには、クリーパーの種が有効だそうだ。種袋は手に入れたか? えっ? 手に入れた?
なるほど、よし。ならば… ふむ、これでクリーパーもおしまいということか。いや、返事しなくていい!
彼女を救うために種を諦めてもいいのか?
そ、それは… どうだろう。これが緑なら迷う余地はない。植物が優先だ
ここでパクトは無効だ。だが自分でクリーパーを育てれば… 種を増やしてもっと薬が作れる。だが彼女を見てると… どうすればいいんだ!
- 一人の命よりもあの種の方が価値がある。
- 彼女を助けるのが正しい行いだ。
一人の命よりもあの種の方が価値がある。を選択した場合
…そうだな。広い視点からものを考えないといけない。植物の命と彼女の命を交換するだけじゃないんだ。この根が私たちの生態系全体に対して成し得る、潜在的な利益がかかってる
それだけの価値があるものを作らないとな
会話を終えると、アドラハウンが薬を調合し始めます。
死の痛みを和らげるものくらいなら作れる。彼女が安らかに眠ったら、すぐ行くよ
彼女を助けるのが正しい行いだ。を選択した場合
ああ、そのとおりだ。木にだって分かるさ。勝手に決めるなとはどういう意味だ? だったらなぜ私を… ああ、そうか、急がないと
薬を作り、効いてくれるよう祈ろう。他の者たちと一緒に、外で会おう
会話を終えると、アドラハウンが薬を調合し始めます。
薬を用意するには少し時間が必要だが、すぐに追いつくよ
立ち去る前にもう一度、アドラハウンと会話しましょう。
※上記の差分に関係なく共通です。
では、行こう。ビベンのために何かするには、急がないといけない。終わったら外で会おう
沈黙の館から出る
沈黙の館から出ると、救出した者達が集まっています。
ビベンを助けた場合
ビベン・レサンダスとアドラハウンが沈黙の館から出てきます。
ふう… あの薬は血管の中のレッドマウンテンみたい。ああ… もう大丈夫よ
自分の頭の分も取っておけたらよかったな。ああ… ここでちょっと座ってもいいか…
ビベン! どこに行ってたんだ? 待ってるのかと思ったけど…!
もう会えないと思ってた。会えなくなるところだったわ。ウッドエルフと仲間に感謝しないと
ビベン・レサンダスと会話しましょう。
私はあなたたちに仲間を託して死んだと思ってた… 次に記憶にあるのは、あのウッドエルフが何かの調合薬を私の喉に流し込んで、木がどうとか話してたことくらい
あれが何だったのかはわからないけど、とにかく感謝してるわ…
傷はどうだ?
ほとんど治ったわ。治りきってないところもあるけど、気にならないくらいにはなってる。何を盛られたのかはさっぱりだけど、ニックス・オックスにレスリングで勝ったような気分よ
世話していた植物の種だ
あれなの!? …あの禍々しい草を飲み込んだと思うと何とも言えない気分だけど、そうしなければ死んだも同然だった。骨身に染みてよーく分かってるから、文句はないわ
とにかく、家族が大事なく自由になれてうれしいよ。二人ともありがとう
ツラス・レサンダスと会話しましょう。
ここに誰もいなかった時は、最悪の事態を覚悟したよ。逃げようとした人が5、6人いたから、みんなが自由の身になることを祈った。祈りに祈ったんだ。三大神にその祈りが届いたんだな、こんな所からでも
ガロス・レサンダスと会話しましょう。
奴らが母さんに何をしたか見てくれ! 殺されかかったんだぞ、みんな!
ただじゃ済まさない。今は無理でも、いつか俺たちにしたことを償わせてやる
ゴベール・セロンと会話しましょう。
まあ、こんなことがあっても幸せになった奴もいる。誤解しないでくれ。生きててうれしいさ。だがひどい目にあったんで、感情がマヒしてるんだ…
何が起きた?
どんな目に遭わされたか見ただろ? 鎖につながれて、あれの世話をさせられたんだ。棘に皮膚を切り裂かれても、手をボロボロにして働いたよ。逃げ道なんてなかった。眠ろうとしても、蔓が首の周りを這うのを感じるんだ。腹も減りっぱなしだ
…とにかく、休みたい
アドラハウンと会話しましょう。
つまりこれが冒険ってことか? だったら私は、庭仕事のほうがいいよ。だが、気分はいい。人を助けるのは、気分がいいな
クリーパーのことは残念だが、ついにヒストに会うことができた。まあ、悪くなかったよ
彼女の命を助けたのは正しいことだった
人の笑顔に比べたら、例えどれだけかけがえのない標本だろうが安いもんさ。まあ、少しためらったことに後ろめたさを感じなくはないが、あんたのおかげで目を覚ませた。言ったとおり、あんたの冴えた頭が必要だったな!
さ、こいつをもってけ。あんたのクールな頭を借りた代金だ
クエストを完了する。
あのヒストともっと話したかったが、十分すぎるほど長居したからな。クリーパーは死滅しても、狂ったスル・ザンが次に何をするかは予測がつかない
これからどうする?
松の実が落ち頭がすっきりするまで昼寝をしたいところだが、ここでのんきにはしてられないな
ビベンと彼女の家族について行こうと思う。ギデオンに戻るかも知れない。この件の顛末を聞きたがってる友達がいるんだ
ビベンを助けなかった場合
アドラハウンは一人で沈黙の館から出てきます。
み… みんなはどこだ? 君をここにこさせた人は? ダンマーの女性はいなかったか?
その… 救おうとしたんだが、傷が深くて… できなかった。すまない
そんな… ビベン…
ツラス・レサンダスと会話しましょう。
彼女と一緒に行くべきだった。彼女は危険を冒したくなかったんだ。助けがくるまで息子の世話をしてくれって言い残したんだよ
ビベン、ごめんよ。そうした、私はそうしたんだ… でも、すまない!
妻について教えてくれ
ここで私たちが最初の数日を生き延びられたのは、彼女のおかげだ。正気を保てるようみんなを勇気付け、脱出計画を考えてくれた。彼女は希望をくれたんだ。母なるモロウウィンドのような存在だった
彼女の力になりたかった
なぜ一部は残った?
奴らの監禁方法は見ただろう? 私たちは孤立させられたんだ。脱出を試みる機会は少なかった。だから、誰かが逃げて助けを求めるのが最大の希望だったんだ。危険なのはわかっていたが、きっと戻ってくると思っていた。戻ってくると信じたかったんだ… バカだった
ガロス・レサンダスと会話しましょう。
信じられない。奴らに捕まってからも、母さんはずっと平気そうだったのに。母さんが居なければ、これほど耐えられなかったと思う
強くならなきゃな! 母さんに危険が及ぶ前に、怪物どもを殺せるようにならなきゃ
ゴベール・セロンと会話しましょう。
生き残りは俺たちだけってことか? 隊商の半分もいないじゃないか。怪物に殺され、餌にされた。普通なら吐き気でも覚えるんだろうが、何も感じない。あれは俺の血を飲んではいないかもしれないが、それでも生命を吸い取ったことに変わりはないんだ…
何が起きた?
どんな目に遭わされたか見ただろ? 鎖につながれて、あれの世話をさせられたんだ。棘に皮膚を切り裂かれても、手をボロボロにして働いたよ。逃げ道なんてなかった。眠ろうとしても、蔓が首の周りを這うのを感じるんだ。腹も減りっぱなしだ
…とにかく、休みたい
アドラハウンと会話しましょう。
痛みを訴え、私を訪ねてくる人はこれまでもいた。薬草や薬を求めてな。…だが、人が苦しむ姿を見せられたのは初めてだ。その死を眺め、親族にお悔やみを述べるのもな…
こんなことになるなんて…
できるだけのことはした。彼女の死に責任はない
手は尽くした。少なくともあの人たちは救い出せた。それで十分だと思うか? こんな風に、人のために骨を折ったことはない。あんたは手伝う義理なんてなかったのに、最後まで助けてくれた。こんな問題に巻き込んで済まなかったよ
受け取ってくれ。追っかけてた種を手に入れるのに手を貸してくれたお礼だ
クエストを完了する。
うーむ、こいつは私の特製の薬とは相性が悪いな。頭がカエデの種みたいにグルグル回る。今すぐ眠りたいところだが、ここで横になるべきじゃないだろう…
これからどうする?
うーむ、そうだな。あのアルゴニアンどもにまたクリーパーの種を手に入れさせるわけにはいかない。急いでギデオンに向かったほうがいいな
この種をグリーンに持っていきたくもない。危険すぎる。ギデオンで店を始めるよ
逃げ延びた他の捕虜たちと会話しましょう。
※上記の差分に関係なく共通です。
ハヴィルドと会話しましょう。
あなたにカイネの祝福を。再び空を見られるとは思わなかった
カズ・ダーと会話しましょう。
スル・ザンは野蛮な連中だ。お前と仲間は命の恩人だよ
グラトゥバルと会話しましょう。
ギデオンはそれほど遠くないようね。傷の手当てをしたら向かうよ。本当にありがとね
後日談
ギデオンに行くと、アドラハウンとレサンダス家族がいます。
ビベンを助けた場合
アドラハウンと会話しましょう。
ああ、会えてよかった!
あの種はなくなったが、ビベンの健康への影響は記録できてる。今じゃ彼女はえらく元気になった。ギデオンへの帰り道では、ついてくのが大変だったくらいさ
ビベン・レサンダスと会話しましょう。
あのウッドエルフが何を調合したのかは知らないけど、溶岩の上を歩くスクリブよりも元気にしてくれた。あの薬を袋いっぱい買いたいくらいなんだけど、あれで最後だと言われてね
残念よ、あれならスクゥーマより売れるのに
ツラス・レサンダスと会話しましょう。
私の家族のために本当に、本当にありがとう!
私たちが全員生き残れたのは君のおかげだ。それになぜか、ビベンは前にも増して元気だ! あのウッドエルフが作った薬は奇跡を起こしてくれたんだ!
ガロス・レサンダスと会話しましょう。
腕が元通りになるかわからないけど、あんたのおかげで生き残れた。いつの日か戻ってきて、あのスル・ザンの野蛮人どもに借りを返すことができる
あんたが家族のためにしてくれたことは決して忘れないよ
ビベンを助けなかった場合
アドラハウンと会話しましょう。
ああ、また会えたな。残された家族を無事ギデオンまで送り届けたよ。みんな疲れてはいたが、家までたどり着いたはずだ
この種の使い道について考えてたんだ。価値あるものにしなきゃならない。この種のために失われた命のためにも
ツラス・レサンダスと会話しましょう。
こんなひどい話があるか…
ビベンがいつも笑わせくれた。笑顔にしてくれたんだ。今は憎しみがみなぎってる。俺たちは故郷に戻って彼女を埋葬するよ。残された家族みんなの気持ちを整理する助けになればと思う…
ガロス・レサンダスと会話しましょう。
スル・ザンにあんなことをされたんだ、アルゴニアンの顔をまともに見られないい。俺たちを拷問して母さんを殺したのが彼らじゃないのはわかってる、でも、思い出さずにはいられないんだ。スル・ザンが消えるまでは満足できない
コメント