ESO > 書籍 > シストレスの書物と巻物
103日目。姉妹たちはこれまでで最大の戦利品を手に入れた。上級王のゴールドを運ぶ軍艦が、嵐に隠れればアビシアン海を安全に航海できると考えたらしい。愚かな間違いだ。でもこれで、奴らはシストレス姉妹の操舵術を相手にする必要もなくなった! 私たちは金持ちだ!
110日目。私たちはついに夢を実現することにした。ファマザとフィニミも賛成してくれたので、アメノス島に絶対安全な宝物庫の建設を始めることにした。いずれ海賊と略奪の生活から引退するまでの間、私たちの富を隠しておくのにあれ以上の場所はない。
134日目。建設は計画どおりに進んでいる。その途中で、また収穫があった。今度は商船を襲い、その他色々の財宝と共に、名高い夜明けの宝石を手に入れたのだ。宝物庫が完成したらそこに保管しよう。ロスガーの夜明けのモンクたちの財宝を見つけるため、宝石を使う日が来るまでは。伝説によれば非常に美しく、とてつもなく価値のある財宝だという!
164日目。ファマザは完全にあのアルティンウェの盗賊の虜になってしまった。あいつを信用すべきかわからないが、あの子は彼がいれば幸せなのだ。文句は言えない。
173日目。宝物庫は完成し、今日私たちは鍵を受け取った。私たちはそれぞれ鍵を1本持つ。それぞれの鍵は隠された入口を封印している3つの錠に対応している。ただ、ファマザがあの役立たずのアルティンウェを捨ててくれるといいのだが。奴のことは全く信用できない。
179日目。フィニミはファマザがアルティンウェと話しているのを立ち聞きした。2人は私たちを捨てて、宝物庫の中身を自分たちのものにしようと計画しているらしい。そう簡単に行くとでも思うの? 私は自分の鍵を金庫に隠して、私の住居の後ろにしまっておく。そうしておけば、あの裏切り者たちを始末するまでは安全だろう。
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