慈悲への祈り
天国へ向かい、我々は我々の目を、手を、心をかかげる。
あなたの光を我々から背けるな、必要でない時間でも
その代わり、エセリウスの輝きを発し、夜の暗闇に灯し火をともそう。
季節への秩序をもたらす者よ、
疲れた旅行者への輝く道しるべとなれ。
我々に慈悲のあらんことを。
荒廃の侵略者から我々を守りたまえ、消耗する飢饉から、燃やしつくす炎から
そして約束された栄光へとあなたの信心を導きたまえ。
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彼らの魂が星になることを約束された者の祈り
これらの魂は、もろい身体の光を
天国の永遠に燃えさかる光へと捧げる
これらの魂を、長い夜を越えて導きたまえ
そして黄金の階段へ
つまづかずに登らせたまえ
これらの魂を取り、自由に与え、
神聖さを分け与え、
あなたの民から信仰に満ちた誓約を与えたまえ。
必要な時、我々を忘れることなかれ
しかし我々の信仰が続く限り、
ガーディアンたらしめん
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戦士の祈り
偉大なるガーディアン、輝く戦士
自らの軍隊を力で包め
そして真実へ槍を舞わせよ
その腕の力強さは偉大なり
その力強い肩を見れば、敵も震えあがる
我らを恐怖に屈させるなかれ
だがあなたが我らの前にアイギスを置くだけで、我々は立ち上がる
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盗賊の祈り
[残りのページは切り離されている。本の裏表紙に、誰かが次の走り書きを残している:]
ああ、まがい物の星よ、
娼家に生まれた。
お前の母はみだらな女だ。
お前の父は病に冒されている。
お前を崇める男どもは、愛への渇望を失う。
女どもはお前にくたびれて、髭を生やす。
お前は子供達を穴の中に導き、
落とし穴の中を彷徨わせた。
エルフが彼らを皆殺しにし、女どもを愛人にした。
マーは彼らをからかい、男どもを奴隷にした。
お前の掌は、彼らの血がついている、
お前の唇から、川のように流れだす。
ああ、沈黙の星よ、無慈悲な星よ、
罰が間近にあるのを見よ
その手には、お前の罪への裁きがある。
砂漠で水の母が復活した
そして死の地に花が咲いた。
人々に悪しき光を退けさせよ
真実の慈悲を抱かせよ
幾千の夜に眠ったが、私は夢を見なかった、
だが栄光の歌を聞いた時
シャダと彼女の娘たちは、ネードの全てにそれを望んだ。
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