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書籍

クラフトモチーフ63:ドレモラ

ライランス・フールキラー著

物理的な外観の種類が無制限にある時、姿を一様に限定するのは高貴な意思と規律による行動となる。他のデイドラ全てを軽蔑すべき存在とみなす我々誇り高きドレモラにとって、自己主張とは下品な自己満足にすぎない。キンの皆はこうした規範に従い、許可を受けずに姿を変えてクランを貶めないこと。やろうものなら、痛みの輪が待ってるわよ。例外は認めない。


我々は金属で鍛造され、敵を恐怖と逡巡に陥れる、恐ろしい角がついた決意と恐怖の容貌をまとう。我々の顧みられない武器が敵を打ちのめし、支配のデイドラ公に死を捧げる間、固まった敵は息切れをしながら言うでしょう。「この立ちはだかる悪夢は何だ?」とね。

肩防具
ズィヴィライは我々の突起が付いた燃えるポールドロンが華美な装飾であり、極端なものだと考えている。それは正しい。我々はそれにより幾何学による非協力の考え、「スケイル=ガリン」を想起させる特徴的な角のシルエットを得る。尖りきった好戦的な対立がなければ、ドレモラに存在意義はないのよ。

胸当て
多層構造の闇金属の胸当ては、混沌のクリエイシアの流れを象る渦巻の浮彫が施され、デイドラの意志によって戦闘用の耐久性を得る前の状態を表している。こうして我々は、あらゆる現実をその飽くなき欲求の前に降伏させる、支配のデイドラ公を讃える。

手袋
我々は湾曲させた板と金属の下に、戦士の篭手である定命の者の皮製の戦手袋を装着している。すべてに混沌のクリエイシアの印が浮彫され、哀れな敵の的外れな攻撃から前腕と武器を握る手を守る。ドレッド・ロードよ、我々はこれと共に拳を突き上げ、あなたに敬礼するわ!

ベルト
我々のベルトには数本の革ひもやより糸が層をなし、重ねることで装飾、フォールド、留め具、鞘、道具袋をしっかりと支える。我々の好みを反映して、帯は三度なめした人間の皮製よ。でも人間の革が手に入らないなら、他の定命の者の皮でも代わりになる。

脚当て
我々は倒した敵のなめした皮でキュイラスを作り、敵を守らなかった皮で我々の皮を守って、悲嘆のグリーヴを作る。巧みにつくられた膝当てが我々の膝を守る。これは降伏のために膝を突くのではなく、接近戦で突然発生する、冷酷な一撃の効果を高めるためよ。

ブーツ
ドレモラのサバトンは頑丈であり、底は厚くなっている。無数の世界の地表を大股で歩くためよ。地形の荒さに関係なく。つま先と足の甲は闇の金属の線細工に守られるけど、ブーツのすねの部分と甲革は最高級のアルゴニアン皮になっている。定命の者の発想をすべて見下してはならないというのは、ニルンで学んだ教訓ね。


ドレモラの盾は重い金属製よ。我々は強く、突起が多く、危険だからね。デイドラの意志に命じられる前の状態、混沌のクリエイシアの流れを表した浮彫の印がある。

短剣
コールドハーバーのドレモラの短剣は、受け流しと突き刺しのために刀身が三角形になっている。定命の者に特段の回復魔法の能力がない限り、ふさぎにくい傷口を残すでしょう。


もし受けた訓練を守り、敵が緩慢に死ぬように突き刺す場合、あなたの敵は剣の上の突起と横の複雑な渦巻き模様を恐ろしげに、信じられない様子で見ながら、じわじわと最期を迎えるでしょう。我々のドレッド・ロードが敵の死にゆく脳に讃えられるよう、鍛造の設計にはしっかりと従うべきよ。


誇らしく支配のデイドラ公に仕える者の他の武器と同じように、我々の斧はモラグ・バルの身体的特徴を想起させ、彼の恐ろしい特徴と過剰にうねる角を模倣する。デイドラ公が戦棍の次に好むのは斧だとも言われる。首切りの道具だからね。でも、誰かに聞く度胸があると思う?

戦棍
もちろん、戦棍は我々のドレッド・ロード、モラグ・バルを象る。つまりコールドハーバーのドレモラの戦棍は、不敬な模倣で一線を越えることなく、その象徴に敬意を示さねばならない。逸脱することなく規範に従うようにね、キンワーム!


支配のデイドラ公の誇らしい従者として、我々の魔法使いの杖の先端は、ドレッド・ロードのうねる角を想起させる。その下には畏敬を呼び起こす特徴をはっきりと描く。この杖の柄は、湾曲させた爪のようになる。


コールドハーバーのドレモラ弓は複合武器であり、我々の敬われる死者の角や爪など、入手先が様々な角から組み立てられる。矢筒は支配のデイドラ公を想起させる模様で飾る。

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