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書籍

クラフトモチーフ26:ダガーフォール・カバナント

ダガーフォール・カバナントの武器と鎧

バリクター・ステラニー将軍著

確かにダガーフォール・カバナントの武器と鎧は第二帝国の古典的なデザインに基づいたものであり、我々はそれに関して悪びれるところはない。実際、誇りに感じている! カバナントはレマンの帝国と、比類なき高みにあるタムリエル文明の継続的な理想の象徴である。オークを含めた誰もが、史上最も偉大な連合の一員なのだから。失われた栄光を取り戻すため、我々はこのデザインと象徴で敵に思い出させようとしている。


胸の防具は帝国のデザインに基づいているかもしれないが、兜に関してカバナントはハイロックの騎士団の鎧から発想を得ている。面頬と、首を保護するための鎖かたびらが備わっていて、顔の全面を覆う兜を採用した。

肩防具
カバナントの肩当ては、ブレトンの騎士団が身につける鎧に特有の、実用的なポールドロンに起源がある。自分たちが荒々しく強大な存在であることを忘れないよう、うなり声を上げる獅子の顔で飾り立てる場合もある。

胸当て
ダガーフォール・カバナント部隊の胸当てはデザインも形もあからさまに帝国のものだが、胸に目立つ立ち上がる獅子の装飾は、紛れもなくカバナントのものだ。これを同盟の象徴としてお選びになった時、エメリック王はまさに賢明な選択をされたのだ!

手袋
レマン帝国では、手と前腕を守る目的で腕当てのみを着用していた。カバナント軍では、現代的な接近戦においてさらなる保護が必要だと我々は感じている。手の動きの自由は比較的保ちながらも、前腕を守るため、強靭な篭手を上部に加えることにした。

ベルト
カバナントのベルトは強く丈夫で、正方形の鎖で作られているが、正面には丸いバックルが付いている。バックルの抽象的なデザインはニルンの全世界を象徴しており、その中心にはタムリエルがある。我らがエメリック王によって実証されたレマンの理想の下、再結合したタムリエルを表している。

脚当て
カバナントのグリーヴは地味だが、部隊のぜい弱な下腿を最大限に守るため、分厚くて頑丈である。デザインは、ブレトンの騎士の鎧と、オークの鍛冶作業着の両方に基づいている。

ブーツ
鋼のサバトンだ。質実で実用的である。カバナントの戦士が履くのは、シロディールやその先までも続く長い行進にふさわしいブーツだ。我々の騎士たちは丈夫な動物に乗るかもしれないが、戦闘時には大半が降りて、歩兵や射手とともに徒歩で戦う。


カバナントの兵士は凧の形をした盾に守られて進撃する。そこに彫られているのは、我らが君主、エメリック国王陛下が自ら同盟の印としてお選びになった、立ち上がる獅子の輝かしい象徴だ! 進め、ダガー!

短剣
幅広ではあるが突き刺せるように尖ったカバナントの短剣は、第二帝国の帝国軍が突き刺す際に用いる短い剣に基づいている。皇帝レマンを信奉する兵士たちが良さを十分に認めるものであれば、我々にとっても良いものに違いない!


ダガーフォール・カバナントの部隊は、第二帝国が使用していたものを思い起こさせる剣を装備している。幅広で真っ直ぐな両刃の剣は、切りつけ突き刺せるように設計されており、柄の上の頑丈な鍔は接近戦の最中の大胆な受け流しを可能にする。


我々の斧にはダガーフォール・カバナントの立ち上がる獅子が装飾されている。一振りする度、敵は獅子に噛まれる思いがするだろう! 硬く、頑丈で、鋭く、重い。それはオークから学んだことだ。そう、我々は帝国に少しばかり何かを教え込むこともできる。

戦棍
ダガーフォール・カバナントの戦棍は、全面にスパイクが付いた、重く丸いヘッドで統一されている。これは昔ながらの非常に実用的なオークのデザインだ。どのように棍棒を持っても同じなら、戦闘の最中にヘッドが正しい方向を向いているかどうか、気にする必要もなくなる。


魔法に関して、カバナントの同盟で最も生まれつき才能があるのはブレトンである。ハイロックの魔法使いたちは、我らが上級王エメリックの立ち上がる獅子を先端に頂く杖を、誇らしげに振りかざす。錬鉄の獅子は通常、ファセットカットされた何らかのフォーカス・クリスタルの上に、後ろ脚で立っている。


カバナントの弓は獅子のかぎ爪と、恐るべき広範な攻撃範囲を与えてくれる! ダガーフォール・カバナントでは体力を基準に射手を選抜し、最も分厚い鎧を貫ける強さで弓を引ける筋肉の持ち主が選ばれる。

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